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Drive  *ドライヴ*
2011年 / 米  第64回カンヌ映画祭 監督賞受賞作品
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
CAST:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン
    アルバート・ブルックス、ブライアン・クラストン

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<STORY>
天才的なドライビングテクニックを持つ寡黙な“ドライバー”は、昼は映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手というふたつの顔を持っていた。家族も友人もいない孤独なドライバーは、ある晩、同じアパートに暮らすアイリーンと偶然エレベーターで乗り合わせ、一目で恋に落ちる。不器用ながらも次第に距離を縮めていくふたりだったが、ある日、アイリーンの夫スタンダードが服役を終え戻ってくる。その後、本心から更生を誓う夫を見たアイリーンは、ドライバーに心を残しながらも家族を守る選択をするのだった。しかし、服役中の用心棒代として多額の借金を負ったスタンダードは、妻子の命を盾に強盗を強要されていた。そんな中、絶体絶命のスタンダードに助けを求められたドライバーは、無償で彼のアシストを引き受けるのだった。

<感想> 評価 ★4
「静」の中に突如現れる激しい衝動。凶暴さ。
ひとことで表現するならコレ。
ライアン・ゴズリング。さしてイケメンでもないけれど、役柄によって彼独特の世界観を見せてくれるので、今や私の中で信頼のおける俳優のひとりになっています。
この作品、ネットでは高評価作品でした。私も高評価です。
何よりも、”ドライバー:キッド”の設定が、土着感がなく、流れ者のようだけど、やさぐれ感がなく、スタントマンなのに、「生」を感じるような活気もない。その雰囲気に非常に惹かれ、映画の中にスッーと入っていけました。
「生」を感じない彼が、愛するひとを見つける。しかし、その愛情はちょっといびつ。それ故に、突然冷静な顔をしてキレたように衝動的な凶暴さを見せたところが、ゾクッとさせられます。ドライバーの冷たい表情が奇妙な恐怖感を感じさせ、彼により一層の興味をそそる。つまり、この作品の成功は、このドライバーの設定とライアン・ゴズリングの演技と言えるんじゃないかと思います。
後半はかなりのバイオレンスちっくな展開ですが、終始「静」です。
極上のバイオレンスを感じました。

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