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BIUTIFUL *ビューティフル*

2011年 / スペイン・メキシコ合作
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
CAST:ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、
    エドゥアルド・フェルナンデス

biutiful.jpg
<STORY>
大都会バルセロナ。ウスバルは、不法移民への仕事斡旋や警察への仲介などで生計を立てながら子供2人を育てていた。ある日、体調を崩し訪れた病院で突然ガンと宣告される。家族にも告げられず日一日と迫る「死」への恐怖、残してゆく子どもたちへの思いを抱えウスバルは苦悩する。

<感想> 評価 ★4
ずっと観たかった作品。
大好きなスペイン映画、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品。好きなハビエル・バルデム主演となれば絶対にハズせません。

とにかくシビアな作品で、賛否分かれる作品ではないかと思いますが、私は心に何かを残してくれる作品で好きだと思いました。

スペインは私にとって「いつか訪れたい地」です。本作品は、その憧れのバルセロナの違う面を背景としています。貧困にあえぎ高い失業率と中国やアフリカからの不法移民が社会問題となっているバルセロナ。主人公のウスバルもギリギリで生活。そのカレが、余命2ヶ月を宣告されるところから話がはじまります。自分の余命と向き合って、残されたすべての時間を愛する子供たちのために捧げようとする姿は胸に迫るものがありました。
原題になっている「BIUTIFUL」は娘のアナから綴りを聴かれ「耳で聞いたとおりだよ」と教えた綴りです。これがウスバルの学力であり、彼らの生活の理由のようで、現在の日本の現状と重なるところがあって考えさせられました。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品が好きで何作か観てきましたが、いつもカレは複数の場所、複数の登場人物が織りなす群像劇スタイルでしたが、この作品は、ひとりの場所でひとりの男性を中心として撮った作品になっています。
本作も、今まで観てきたイニャリトゥ監督作品の全部に流れる悲壮感の中にある一筋の温かなものを感じる作品でした。






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