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THE WRESTLER *レスラー*
2008年/米・仏
監督:ダーレン・アロノフスキー
CAST:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ
    エヴァン・レイチェル・ウッド
20100222_1461412[1]
<STORY>
栄華を極めた全盛期を過ぎ去り、家族も、金も、名声をも失った元人気プロレスラー“ザ・ラム”ことランディ。今はどさ回りの興行とスーパーのアルバイトでしのぐ生活。ある日、試合後に心臓発作で意識を失ったランディは、心臓手術のあとに目を覚ます。そして医師から引退を勧告される。彼は今の自分には行く場所もなければ頼る人もいないことに気付く。新しい仕事に就き、疎遠だった娘との関係を修復し、なじみのストリッパーに心の拠り所を求めるランディ。しかしその全てにつまづいた時、彼は悟る、例え命を危険にさらすことになっても、自分はプロレスラー“ザ・ラム”としか生きることが出来ない男なのだと

<感想> 評価 ★3
18歳の時に観た「ナイン・ハーフ」はいろんな意味で衝撃的でした。主役のエリザベスが惹かれるハンサムな男。その男のセクシーさや優しさ、残酷さに惹かれました。そのハンサムな男を演じていたのがミッキー・ローク。25年前の映画になります。
その後、ちょっと道を反れて、どんどん外見も変わっちゃって・・・。
本作は、あのミッキーが再び主演。カレもかなり力を入れて制作した映画だと聴いたので観てみました。
本作に出てくるミッキーは「ナイン・ハーフ」の時の面影ゼロでした。
わかっちゃいるけど、少々ツライ・・。
Storyはありがちな負け犬の生き様映画です。過去の栄光しかなく、50代の現在、何もない男ランディ。老眼に補聴器使用の老いぼれレスラーだけど、リングに上がる時は本物のレスラーに徹します。そこは渋いです。そしてランディがミッキーの人生とオーバーラップして見えるのです。そう言う意味ではハマり役だったかも知れません。
ありがちな映画に見えてしまうのは、ランディの周りの環境が友好的で優しかったから。現実はもっとシビアで厳しいと思う分、<所詮映画、虚像の世界>と思ってしまうからだと思います。
ま、それもミッキー・ロークの“復活”と微妙にリンクした一種の“ヒーロー物”として本作品を観れば納得はいきます。そう言う位置づけで観るとするならOKな作品だと思います。
 
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