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AMERICAN HISTORY X *アメリカン ヒストリーX *
1999年/米
監督 :トニー・ケイ
CAST:エドワード・ノートン 、エドワード・ファーロング
    ビバリー・ダンジェロ、ジェニファー・リーン
      エイブリー・ブルックス

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<STORY>
ダニーは、カルフォルニアのベニス・ビーチ高校に通っている。尊敬する人物は 兄のデレク。そんなある日、ダニーは、高校の校長スウーィニーの呼び出しを食らう。国語のレポートの題材に、ヒトラーの「わが闘争」を選んだからだ。校長はこう言った。「兄弟」をテーマに作文を書けと・・・・。ダニーが選んだタイトルは『アメリカン・ヒストリーX』。兄デレクは、3年前に自宅の自家用車を襲撃されたことをきっかけに、黒人2名を殺害した罪で刑務所に投獄されたいた。時を同じくして出所してきた兄は、すっかり変わっていた。ナゼ兄が変わったのか?「兄さん 僕達の物語は 憎しみの歴史にピリオドが打てるだろうか?」
<感想> 評価 ★ 3.5
衝撃的な映像。これがアメリカ社会の現実なのか・・?考え込んでしまう社会派の映画。娯楽作品ではけしてない。「人種差別」はアメリカ社会では当たり前であり、なおかつ問題なんだろうけれども、わが日本でも、全く関係ない話ではないだろう。人間の心の底にひそむ偏見がどんな悲劇をもたらすのか、痛いほど映像として見せつけられる。過激な白人至上主義者の団体で活動し、スキンヘッドにするエドワード・ノートンは本気でイカれてる。
そのイカれた演技力もすごいが、この映画は、デレクが何故、白人至上主義に傾いたのかを説明したあと、それほどまでに傾倒していた自分の主義を刑期を経た後、変える事ができたのかが1つの筋になっている。デレクを変えたのが、高潔な精神の牧師や教師でなく、泥棒の罪で刑務所に来た黒人という設定が、この映画を単なる教育映画にしない魅力を持たせていると思う。映画の中盤、デレクが自分の主義(白人至上主義)に疑問をもち混乱し始める場面でスウィーニー校長が言う言葉。「怒りは君を幸せにしたか?」ただ・・この映画の結末は、ショッキングすぎる。こうして歴史は繰り返されるのだろうとさえ思う。
この最後の映像をみて、さて・・・デレクはどう考え行動したのか・・・?あまりにも重い課題を残して映画はENDする。 
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