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HEAD IN THE COLORS * トリコロールに燃えて*
2004年/米
監督 :ジョン・ダイガン
CAST:シャーリーズ・セロン、ペネロペ・クルス、
    スチュアート・タウンゼント、トーマス・クレッチマン 

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<STORY>
1933年、英国の貧しい大学生ガイ(スチュアート・タウンゼント)は、ささいなことから美貌と天真爛漫な振る舞いで名高い上流階級の娘ギルダ(シャーリーズ・セロン)と出会う。全く生きる世界が違うふたりだが互いに強く惹かれ合い、愛し合うようになるが、ギルダはガイの愛の告白を受け入れることなく華やかでスリルのある人生を求め、単身パリへと旅立っていく…。3年後、大学を卒業したガイの元にパリにいるギルダからの手紙が届く。パリに渡ったガイは、女優やカメラマン、アーティストと次々と自己表現の場を求め、華やかに暮らすギルダと再会する。しかし、芸術活動の援助を目当てにパトロンとベッドを共にすることを止めない奔放なギルダ。彼女は、14歳の時に占い師から「あなたの34歳以降の人生が見えない」と告げられたことが脳裏から離れず、とにかく生き急いでいた。そして、その願いは、恋人のガイ、スペインの内戦を逃れてきた友人のミア(ペネロペ・クルス)の3人で暮らすことだった。迫りくる戦争の現実に背を向け、1930年代パリ特有の享楽的な生活を謳歌する3人。しかし、台頭するナチスの勢力は次第に彼らの生活に影を落とし始め、ガイとミアはいつまでも快楽主義的な生活を追い求めるギルダを残して内戦の激化するスペインに渡ってゆくのだった…。
<感想> 評価 ★3.5
歴史を踏まえた大作。ギルダとガイが出会った1933年はドイツでヒトラーが首相に就任した年である。この映画はヒトラー時代のヨーロッパと戦争を描いている。
前半、上流階級育ちで美貌を振り回すシャーリーズ・セロン演じるギルダのインパクトが強く、時代背景を見逃しがちになってしまうが、後半は≪戦争≫を軸にガイは理想のために自ら望んで戦いの場に赴き、ミアは愛国心と家族のために祖国に戻り看護師として戦地で尽くす。享楽主義のギルダは大切にしたかった3人との暮らしを≪戦争≫によって壊され自暴自棄になるが結局戦争を忌避し続ける彼女もまた、否応なしに戦争に巻き込まれていく。ガイをどれだけ愛しているかギルダの行動だけではわからなかったがラストシーンに気持ちの全てが凝縮されていて≪戦争≫は悪でしかないとつくづく思った。また、ペネロペ作品は結構見ているが今回の役どころが良かったのか彼女がとても良かった。セットに美術、ロケーションに凝って、第二次大戦前後のヨーロッパの街並みや風俗を再現した力作でもある。
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