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THE DARKKNIGHT RISES  *ダークナイト・ライジング*

2002年 / 米
監督:クリストファー・ノーラン
CAST:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン
     トム・ハーディ、アン・ハサウェイ、マリオン・コティヤール、
     ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン

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<STORY>
ゴッサム・シティを襲撃したジョーカーを倒した後、トゥーフェイスことハービー・デント検事殺害の罪をかぶり、街を離れたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。その8年後、再びゴッサム・シティに戻ってきた彼は、街の破壊をもくろむ新たな強敵ベイン(トム・ハーディ)を前に、バットマンとして対峙する……。

<感想> 評価 ★3.5
クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト三部作」の完結編。
アメコミの映画化でしょ?程度に思っていたバットマンシリーズ。
クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト3部作」(「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」)になって一気に高尚なイメージになった気がしています。
ココでブルース・ウェインとバットマンについて私が理解している範囲でまとまると、
ブルースは少年時代にコウモリの大群に襲われたトラウマがある。その後、両親と観劇中にコウモリの姿にパニックになり、途中退場した時、強盗に両親を殺害されてしまう。ブルースは悪を憎み、両親の死に対する責任も感じている。一方、カレの住むゴッサムシティは悪で支配されており、警察までも汚職に手を染めている状況。過去のトラウマを踏まえ、自らバットマンとなり、町の悪を払拭しはじめるのだが、その行動にさえジレンマを抱えている人間味のあるブルース。
それがクリストファー・ノーラン監督が描くバットマンだと思います。
で、本作は、ゴッサムシティが、ジョーカーとハービー・デントを倒したことで平和になっているところからスタート。ゴッサムシティは平和だけれど、英雄ハービー・デントを殺したのはバットマンだと言う汚名を着せられてしまっていたのです。ブルースは、身体中ケガだらけ。愛する彼女とも死別し、廃人になっています。執事のアルフレッドは、バットマンとしてではなく、ブルース・ウェインとしての幸せを掴んで欲しいと訴えますが、ブルースは引きこもったまま。カレが動きだしたのは、ベイン(悪)が現れたことがきっかけ。病院へ行き、身体を鍛えバットマンスーツを着て、夜の街に繰り出すブルースは、正義の味方と言うより、破滅願望と暴力衝動に突き動かされた男になったよう。
悪がいるからこそカレが輝くようなこの状況・・・・ジレンマですね。
よって本作、「正義のヒーロー」と言うより、悪のベインがいるからこそ出てきたバットマンと言う感じがしました。つまり、ゴッサムシティの市民のためと言うよりも、ブルースがブルースとして生きる姿がバットマンなのかな・・・と。
映画の中にも、ひとりひとりの中にバットマンはいると言うようなセリフがありましたし、正義のヒーローを待つではなく、ひとりひとりが町を良くするため、ひとのために正義を持つことが必要と言いたかったのかな・・と。

このように書くとエラく高尚な映画のようだけど、3時間ほどの長編も飽きさせず、エンタテイメント性のある作品でしたし、「ダークナイト」でヒース・レジャーが演じた強烈なジョーカーを見ただけに、今回の悪役はどうだろう?と思ったけれど、悪役:ベインも不気味な雰囲気を醸し良かったです。

最近、見る映画、見る映画にいい役ところで出演しているマリオン・コティヤール。キレイだよねぇ~。
ま、本作では意外な展開してくれて良かったけど(笑)
ジョセフ・ゴードン=レヴィットも最近売れてる俳優ですね。どっちかと言うとアジアンティストがあるいい俳優です。カレが演じた刑事だけど、一般市民的感覚がこの映画に良いバランスを加えていたと思います。
でも!いくつか(おかしくない?)と思った点が映画の中にありました。私の理解が浅いせいかも知れませんが・・・
ずっと正義感のある警察官として登場しているゴードン。カレは最後までブルース・ウェイン=バットマンと知らないのに、ナゼか警官のブレイク(最終刑事昇格)は知っていると言う不思議・・・・。
何となく、ブレイクが知ってたことで、ラスト、ゴードンがバットマンの正体がわかるシーンの感動が半減した気がしました。残念だな~。
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