映画レビューサイト 独断と偏見で映画の紹介と感想を書いています
 

 

 
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MIDNIGHT IN PARIS *ミッドナイト・イン・パリ*

2011年 / 米・スペイン
監督:ウッディ・アレン
CAST:オーウェン・ウィルソン、マリオン・コティヤール、
     キャッシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ
     カーラ・ブルーニ、レイチェル・マクアダムス
     マイケル・シーン、コリー・ストール

2012年アカデミー賞脚本賞受賞作

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<STORY>
ハリウッドで成功した脚本家の地位を捨て、作家として処女小説の執筆に挑んでいるギルは、婚約者のイネズと共にパリ旅行へとやって来る。
ギルはパリに憧れ、住みたいとすら思っているが、イネズはアメリカ以外での生活など考えられないと取り合ってくれない。
偶然出会ったイネズの友人ポールたちと観光名所を巡るものの、ギルには教養人ぶったポールの態度が鼻持ちならず、一人でホテルに帰る事に。
ところが酔ったギルが道に迷い、真夜中の鐘がなると、どこからともなくクラッシックな車が現れて、彼をパーティへと誘う。
訳もわからぬままに、ギルが連れていかれた先は、芸術の花開く1920年代のパリだった。ギルはそこでヘミングウェイやガートルード・スタインと出会い、ピカソの愛人だった美しいアドリアナに心を奪われてしまうのだが・・・

<感想> 評価 ★3美しいパリの景色から映画が始まります。
朝のパリ、昼のパリ、夜のパリ、雨のパリ・・・・一気に気持ちはパリ♪
行ったことがない人は旅行したくなり、滞在したことがある人は、その時のパリを思い出しながら・・・・
こうして映画で見るパリは魅力的ですねぇ。

小説家として行き詰まり、愛しているはずのフィアンセとは埋められない溝を感じているちょっと情けない主人公ギルが、愛してやまない1920年代のパリにタイムスリップし、憧れの芸術家たちと出会い、お酒を飲みかわす・・・と言う作品。タイムスリップものだけど、SFでなくファンタジー系です。
映画に出てくる芸術家は、フィッツジェラルドとヘミングウェイ、ピカソ、ダリ程度しかわからなかった私ですが、1920年代のフランス芸術家に詳しい人ならもっと楽しめる作品かも知れません。
目の前でピアノを弾きながら歌うコール・ポーターを楽しみ、フィッツジェラルドとその妻:ゼルダ、ヘミングウェイと酒を酌み交わし、ジョセフィン・ベーカーの舞台に魅了されガートルード・スタインに小説の評価をしてもらいピカソの愛人:アドリアナの惹かれる・・・タイムスリップした1920年代を満喫するギル。
芸術家がたまに言う「あの頃の時代が良かった」って事をギルは体験するワケです。
そして、良かったとされるあの頃(1920年代)も「あの頃の方が素晴らしい時代だった」と19世紀のベルエポックの時代に憧れている・・・いつの世も自分のいる場所には魅力を感じずに、ないものでなだりする・・・と言う展開です。

前ぶれなくタイムスリップしたのに、前ぶれなくタイムスリップしなくなるのはそれはわかったから?
少々ゴリ押しな展開もあるけれど、芸術を愛するパリを舞台にロマンティックな作品になっていました。


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SOURCE CODE  + ミッション:8ミニッツ + 
2011年 / 米
監督:ダンカン・ジョーンズ
CAST:ジェイク・ギレンホール、ミッシェル・モナハン
    ベラ・ファーミガ

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<STORY>
シカゴで乗客全てが死亡する列車爆破事件が発生。犯人捜索のため政府が遂行する極秘ミッションに米軍大尉のスティーブンスが選ばれる。その任務とは、事故犠牲者:ショーンの事故発生8分前の意識に入り込み、8分のタイムリミットの内に犯人を見つけ出し、第2のテロを防止するという任務「ソース・コード」だった。
スティーブンスは爆弾犯を見つけ出すまで何度も事故発生8分前に戻され、爆破が起こっては狭いコックピット内で覚醒する。それを繰り返すうちに作戦への疑惑を抱きはじめる。その裏にはさらに驚くべき真実が隠されていた。

<感想> 評価 ★3.5
キャッチコピーは「警告:このラスト、映画通ほどダマされる。」

思ってたよりかなり面白かったです。94分とコンパクトにまとまってて映画の世界に一気に入って凝縮して楽しみました。予備知識なしで、むずかしいことを考えず単純に楽しむべき作品だと思います。
そして見終わったあとに、(ん?わからん)(どう言うこと?)って映画を観た人と感想を言い合って2度楽しむとより映画を楽しめると思います。
私の見終わった感想は、「ラスト10分のための前振り80分!」です。
現在の私のアタマん中は、ラストの状況に(?????)。誰か私と語り合って!って感じです。
映画の宣伝を観たとき、タイムトラベルものか?と思いましたが、むしろ「架空世界」「パラレルワールド」モノのです。似てる過去作品としては、「インセプション」「Dr.パルナサスの鏡」に近いです。

以後 ネタバレあり


「ソース・コード」と言うプログラムは、現実と酷似した「架空世界」にスティーブンスの意識を飛ばし、それ以後の現実に起こる第2のテロ事件を阻止するのが目的のプログラムです。つまり、スティーブンスの意識が飛んでいるのは「架空世界」であり、「現実」は変えられません。
けれど、スティーブンスは何度も「架空世界」に飛ぶことで、任務を理解しつつ同時に、列車の乗客を爆発から救えないことに矛盾を感じはじめます。
ここから一気にラスト10分へ・・・・。
スティーブンスはグッドウィン大尉に、「架空世界」だとしても、列車の乗客を救いたい。現実は変えられないかも知れないが、ジャスト8分後に生命維持装置を切ってくれと頼みます。グッドウィン大尉もカレの気持ちを理解し、軍と上司の指示に反して生命維持装置を切ることを決意し、カレを架空世界へ飛ばします。
「架空世界」に飛んだスティーブンスは、8分間で爆破を阻止し、犯人を捕まえ、理解しあえずに後悔している父へショーンを名乗って電話をかけスティーブンスの思いを伝え、グッドウィン大尉にメールをし、生命維持装置が切られる最後の1分をクリスティーナにキスをしながら迎えます。結果、「架空世界」でスティーブンスは現実を変えました。爆破はなく、クリスティーナと未来を生きて行くことに。それはショーンとしてですが。
でもあくまでも「架空世界」での話・・・そう思ったいたら、翌朝に出勤したグッドウィン大尉のケータイにスティーブンスが出したメールが受信されます。メールには「プログラム(source code)が作り出すのは8分の過去じゃない。新しい世界だ。そこにスティーブンス大尉がいるはずだ。彼に伝えてくれ。『きっとうまくいく』と」と書いてありました。ここが疑問点!グッドウィン大尉がカレからのメールを読んでいる世界は「架空」?それとも「現実」?私が完全に理解できていない部分です。
この作品が心に残るのは、スティーブンスの感情が伝わるからだと思います。
軍人大尉として、人を救うことに深い任命を感じていること、自分の死を受け入れショーンとして生きて行くことを受け入れたこと・・・。せつないシーンです。
監督は、
デビュー作「月に囚われた男」が評判となったダンカン・ジョーンズです。この作品が、2作目。ダンカン監督はデヴッド・ボウイの息子だそうです。
ジェイク・ギレンホール。カレはいい作品に出ることが多いですね。個人的には可もなく不可もなしですが。
長い感想になりましたが、それだけ楽しめ、疑問が残ったことも不思議と心地よく感じれる作品でした。




 

 

 

 

 
MISSION:IMPOSSIBLE / GHOST PROTOCOL  
+ ミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル +
2011年 / 米
監督:ブラッド・バード
CAST:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ
    ポーラ・パットン、マイケル・ニクビスト

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<STORY>
ロシアのクレムリンで爆破事件が発生し、米国極秘諜報組織IMFのエージェント、イーサン・ハントと、ハントの率いるチームが事件の容疑者にされてしまう。米国政府は「ゴースト・プロトコル」を発令してIMFを抹消。汚名を着せられたハントは、IMFの後ろ盾もえられないままチームの仲間だけを頼りにクレムリン爆破の犯人をつきとめ、さらには事件の黒幕が目論む核弾頭によるテロを防ぐためロシアからドバイ、インドへとわたり、過酷な戦いに身を投じる

<感想> 評価 ★4.5
文句なしでおもしろかったです!! 想像以上の作品でした。
スパイアクションシリーズ4作目にして最高傑作との噂もウソではないと思います。ふつうシリーズものは尻すぼみになりがちですが、本作品はよりスケールアップし、広がりを見せてたように思います。過去作品のようにトム・クルーズ演じるイーサン・ハントだげが突出せず、旧IMFメンバー:ベンジーのお茶目で少々ドジだけどハッカーをさせたら天才的な部分。IMF唯一の女性エージェント:カーターの、知的でセクシーだけど、タフな部分。新メンバーとして加わったものの、謎めいた雰囲気を出す:ブラント4人の魅力を見せつつのアクションシーンが見所のひとつになっていました。
Storyもわかりやすく、ロシア、ドバイ、インド:ムンバイと今、勢いのある国を舞台に展開され、その国独特のものでミッションをこなしていきます。ドバイでは超高層ホテルの窓を割って壁を吸着手袋のみで這い上がって指令をこなしたり、砂嵐の中で戦ったりとおもしろいです。
コンタクトレンズ型カメラが出てきたり、吸盤型手袋が出てきたり小道具もおもしろい。
アクションシーンでは、思わず(うわぁ~)(ひゃぁ~)と声をださずにいられないハラハラシーンも連発で132分、飽きませんでした。
間違いなく上質のアクションエンターテイメント映画です
見る価値あり!デス


 

 

 

 

 
LET ME IN *モールス*
2010年 / 英・米
監督:マット・リーヴス
CAST:クロエ・グレース・モレッツ、コディ・スミット=マクフィー
    リチャード・ジェンキンス、イライアス・コティーズ
    ディラン・ミネット

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<STORY>
1983年、ニューメキシコ州の田舎町。学校でイジメを受け、家では離婚協議中の精神が不安定な母と二人暮らしのオーウェンは孤独だった。ある日、オーウェンの隣の部屋に、アビーという女の子と父親が引っ越してくる。アビーは雪の中を裸足で歩き、変なにおいのする風変わりな女の子だったが、何度か会ううちにふたりは打ち解け、部屋の壁越しにモールス信号でやり取りするようになる。その頃、彼らの暮らす街では、猟奇殺人事件が起こっていた。

<感想> 評価 ★3
スウェーデン映画「ぼくのエリ、200歳の少女」のリメイク版。
ヴァンパイア作品とは一線を引いた作品の「ぼくのエリ」。北欧の閉ざされた冬の風景とStoryがマッチしていて少しゾワッとする怖さがありつつ、切なさもあってここ最近見た作品の中でかなり印象に残っている作品でしたが、「モールス」はその作品のハリウッド版になります。
オーウェンが住む場所がアメリカの田舎町に変わってはいるけれど、冬・雪・閉ざされた雰囲気と言う基本ベースは同じ。Storyもベースは同じでした。あとはどちらが好きかと言う好みの問題かな?と思います。ラストシーンは「モールス」の方がわかりやすく表現しているように思いました。でも私は「ぼくのエリ」に軍配をあげます。


以後、ネタバレあり


こちらの原題は「Let me in」(中に入れて)と訳せるでしょう。「ぼくのエリ」でもこのシーンはありましたが、ヴァンパイアは(受け入れてもらう)と言うことが大切な意味を持つようで、オーウェンがアビーを受け入れるか迷いながらアビーを家に入れるとき、受け入れられずに部屋に入ったアビーから血が流れ出すシーンがありました。
そのあたりの表現は「モールス」の方がわかりやすいかな?
アビーと父親と思われる男との関係の描き方、あきらかにフツウの少女とは思えない不気味さの度合いで行くと「ぼくのエリ」の方が好きです。



 

 

 

 

 
MR.NOBODY  *ミスター・ノーバディ*

2009年 / 仏、独、ベルギー、カナダ
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
CAST:サラ・ポーリー、ジャレッド・レト、ダイアン・クルーガー、
    リン・ダン・ファン、リス・エヴァンス、ナターシャ・リトル

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<STORY>
2092年、人間は細胞の永久再生に成功して不老不死を手に入れ、逆にセックスなどの生殖行為を行わなくなっていた。 118歳のニモは、寿命のある人間としてもはや最後の一人となり、自分の記憶なども失っていた。医者の催眠治療やジャーナリストのインタビューに応じるうちに、自分の一生を少しずつ思い出していくが、その話は混乱したものだった。ニモから語られるのは12通りもの人生の回想だった

<感想> 評価 ★3
観てから随分時間経過してからのレビューになってしまいました。
パラレルワールドの作品ゆえ、観ている時から半分わかって半分理解できなかったのだけど、時間が経ってしまった今、記憶にほとんど残っていないと言う現実。
あかんよね~。
この作品の雰囲気を一言で答えるとするなら、「インセプション」似た世界観です。
完全に理解することはできない作品だと思います。
118歳のニモが現実に体験してきた人生は12通りの中のどれだったのでしょうか?それにも本当の答えはないように思います。人生と言うのは毎日、この瞬間にも”選んでいる”と言うことを思い知らされます。人は過去には戻れません。ツライ時、うまくいかなかった時など、(あの時、あっちを選んでたら・・)(あの時、もう少しこうしておけば・・)などと思うことが多いけれど、思ったところで戻れないから<過去は振り返らない>と前向きに歩こうとします。
そうじゃなきゃ生きていけないのが現実。118歳のニモの12通りの人生を観て、どの人生も幸せと苦しみが混在しているんだと言うことです。
誰の人生が、どの選択が正解と言うものはないのでしょう。


      

 

 

 

 
UP IN THE AIR *マイレージ・マイライフ*

2009年 / 米
監督:ジェイソン・ライトマン
CAST:ジョージ・クルーニー、ベラ・ファーミガ
    アナ・ケンドリック

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<STORY>
ライアン・ビンガムはやり手の解雇通告人。彼は依頼の来た会社に出向き人事担当に変わってリストラを穏便に通告していく。仕事で1年の322日間を出張で過ごすカレにとって、飛行機こそが「マイホーム」。ある日、新入社員のナタリーがビデオチャットで解雇を告げるシステムを会社に提案。出張経費の削減を図ろうとする。これに反対したビンガムに、会社は彼女を実地研修のため出張に同行させるよう命じる。こうして、ビンガムとナタリーの解雇通告の長期出張が始まった。

<感想>
ジョージ・クルーニーが苦手です(←スケベ男にしか見えない私。ごめんっ)
と言う事情で、クルーニー主演作品は基本見ません。当然、この作品も見る気はなかったのですが、案外良い評判を聞いたのでWOWOWで鑑賞。

ひとことで表現するならオトナの映画と言えるでしょう。
1年322日間、バックパック1つ持ってアメリカ全土をビジネスで飛び回り仕事をこなす。
家族なんて必要ない、女も現地調達で十分。これがオレの人生だと謳歌していた男が、ひとりの新入社員:ナタリーと出会い、アレックスと出会い、愛のある違う人生もあることに気づく。人生の分岐点に立った男の話です。
コミカルに笑わせながらも、甘い作品にはなっていません。この辛口なところがこの作品の魅力であり、リアリティーを感じさせるのだと思います。
アレックスについての事実を知った時、やるなと思った私です。


 

 

 

 

 
 MILK *ミルク* 
2008年/米
監督:ガス・ヴァン・サント
CAST:ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ
    ジョシュ・ブローリン、エミール・ハーシュ
     ディエゴ・ルナ 、アリソン・ピル
     ビクター・ガーバー 、デニス・オヘア、ジョセフ・クロス

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<STORY>
1972年のニューヨーク。保険業界で働いていたミルクは、20歳年下のスコットと出会い、恋に落ちる。二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、小さなカメラ店を開店。そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成する事になる。社交的でユーモアにあふれたミルクは、近隣住民の抱える問題に、政治的により関わりを深めていく。


<感想> 評価 ★3.5
ハーヴェー・ミルクが活躍し、暗殺されたのは1978年。(制作年の32年前)
私が小学校高学年~中学にかけての時代。ニュースや新聞記事でカレの事は話題になったんだろうが、私はカレの存在をこの作品で初めて知りました。
この映画は、私のようにゲイが市民権を得るまでの道を教えるためにも意味のある作品と言えると思います。

映像的に冒頭、ゲイカップルのキスシーンやピロートークシーンがあります。
作品としてミルクを描くためには必要なシーンだと思うのですが、その手の映像を見たくはないと思われる場合は少々厳しいかも知れません。
映画のラストに、ミルクとカレを支援してきた周りの人のその後と写真が映るのですが、
どの人も実在の人物にそっくり。リアルにこの映画を撮ったと言う気持ちが伝わる気がしました。

ショーン・ペンは、素晴らしい演技力で見事にゲイのミルクを演じていました。
ミルクの恋人:スコットを演じたジェームズ・フランコ。「スパイダーマン」シリーズ以来カレを観ましたが、とてもいい俳優に成長していました。
 

 

 

 

 

MY BLUEBERRY NIGHTS *マイ・ブルーベリー・ナイツ*
監督:ウォン・カーウァイ
CAST:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ
    レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン

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<STORY>
ニューヨークのとあるカフェ。失恋したエリザベスは、この店のオーナー、ジェレミーが焼くブルーベリー・パイを食べ少しだけ心癒やされる。それでも、なかなか別れた恋人のことが忘れられない彼女は、当てのない旅に出る。カフェやナイトクラブでウエイトレスの仕事をしながらメンフィス、ラスベガスとアメリカを横断していくエリザベス。彼女はその先々で、それぞれに愛を求め愛に傷つく人々と出会い、彼らと束の間の時間を共有していく中で新たな自分を見いだしていく。




<感想> 評価 ★3
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映画のポスター、DVDジャケットにも使われているこのキスシーンが最高にキュートで甘く切いこの映画の魅力はすべてはこのシーンにあると思います。
映画のあらすじは、失恋したエリザベスが傷ついた心を旅をしながらいろんな人たちと出会い、関わることで再生し、新しい自分を見つけていくと言うものだけど、私には旅先の出会いはどうでも良いほどにジュード・ロウ演じるカフェ店長:ジェレミーとの出会いと、互いが惹かれ合っていく毎日の会話が魅力的でした。
作品としては、結局、ウォン・カーウァイ監督の過去作品「恋する惑星」のハリウッド版みたいな印象だし、本業はシンガーのノラを主役にしている時点で映画としての魅力は半減しているワケです。これが2時間短編ドラマと言うのなら相当素晴らしい作品だと思いますが。
モチロン、ノラと関わるバイプレーヤーにナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズなどを起用して質を落とさないようにはしているけれど、映画としてのインパクトは弱い。
ウォン・カーウァイ監督を相手にスゴイ発言をしていると思いますがそれが感想です。

私はジュード・ロウをあまり好きじゃなかったのですが、この作品のカレは魅力的です。
画像のキスシーンは私の中でBEST10には入るシーンです。

ウォン・カーウァイ作品は過去、「花様年華」「2046」を観ています。色の使い方、長回しの風景と人物のショットが印象的な監督です。この作品もウォン・カーウァイ色です。
そして監督が初の英語で挑んだ作品だそうです。

ちょっと疲れた時にお薦めの1本です。

 

 

 

 

 
THE WIND THAT SHAKS THE BARLEY *麦の穂をゆらす風* 
2006年/英・アイルランド
監督:ケン・ローチ
CAST:キリアン・マーフィ、ポードリック・ディレーニー

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<STORY>
1920年アイルランド。英国による圧政からの独立を求める若者たちが義勇軍を結成する。医師を志すデミアンも将来の夢を捨て、過酷な戦いに身を投じていく。激しいゲリラ戦は英国軍を苦しめ停戦、講和条約にこぎつけるものの、条約の内容を巡り、支持派と反対派の対立から同胞同士が戦う内戦へと発展する。
第59回カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞作品


<感想> 評価 ★3
世界史疎く、ましてやアイルランド・イングランド・イギリスとの関係もほとんど理解できていない中で、ナゼか気になってみてしまった1作。
残念ながら本当の意味で理解は出来ていないと思う。
しかし、医者を志し、ロンドンでの就職が決まっていた知的な青年:デミアンでさえ、義勇軍に参加し、ゲリラ戦に参戦。人を殺すという道を選んでいかざるを得ない社会。その全ての理由は「全てはアイルランドの自由のために」
そうして祖国のために戦った末に講和条約が結ばれ、英国軍がアイルランドから撤退する日がやってくる。それを望んでいたのに、今度はその条約を巡り内戦状態となってしまうのである。なんと言う悲劇か。
アイルランドは英国の自治領に留まる「自由軍」と完全独立を望む「共和軍」との内戦状態へ。そしてそれは同胞として英国軍を敵として一緒に戦った兄弟をも敵同士にしてしまう。
ラストは、これ以上の悲劇があるだろうか思うほどのことが起こってしまう。

祖国のために戦うのに、同胞同士が殺し合うなんてナゼ起こるんだろう。
どうしてそうせざるを得なかったのだろう。
淡々と状況を追った作品なだけに余計にむなさしが残った。

歴史に基づいての作品ゆえに、過剰な演出は不要だと思う。とは言え、ここまで一本調子で制作されると眠気に襲われてしまったと言うのが事実。淡々と描くとしても、映画とするのならば、観客の立場に立って、リズムをつけてもらえたら印象も変わったんじゃないかと思う。

 

 

 

 

 

MIRRORS *ミラーズ*
2008年/米
監督:アレクサンドル・アジャ
CAST:キーファー・サザーランド、ポーラ・パットン
    エイミー・スマート

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<STORY>
同僚を誤って射殺し、停職処分になって以来アルコールにおぼれ、妻のエイミーにも見放されている元警官のベン。妹のアンジェラのアパートに寝泊りする彼は、再起するために火災に遭ったデパートの夜警の仕事をはじめる。しかし、夜警の仕事中、鏡に触れたことからベンの周りで不可解な現象が起き始める。

<感想>
韓国映画「ミラー / 鏡の中」のハリウッドリメイク。
「24」のジャック・バウアーでおなじみのK・サザーランドが本作品でも事件を解決すべく活躍します(笑)もうK・サザーランド、ジャックにしか見えないです。
この作品、結局はホラーなんでしょうけど、サスペンスのような雰囲気で始まります。
時々グロテスクな映像があるし、気を抜いていると突然の驚かし(音や映像での)があってビビりますがホラーとしてはソフトな方でしょう。
韓国版を観ていないので比較しようがないけれど、最後まで観たいと思わせる作品ではあるものの、鏡の中の”何か”の存在が明らかになるあたりでガックリきてしまいました。
なんだか米国ホラーはこのパターンに頼りすぎてる気がします。

 

 

 

 

 
THE MIST *ミスト* 
2007年/米
監督:フランク・ダラボン
CAST:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン
    ローリー・ホールデン

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<STORY>
メイン州のとある田舎町をある晩突然嵐が襲う。激しい雷雨と強風で家々は破壊されライフラインも途絶えていた。湖のほとりに住むデヴィッドの家も大きな被害にあった。彼は家の修理用品と食料を買出しに行くため息子ビリーと隣人ノートンを連れてスーパーへ車で向かう。スーパーは町の住人が食料を買いだめしようと混雑していた。3人は必要なものをカートにいれ、レジに並んでいると鼻血を出したダンが必死の形相でスーパーに駆け込んできた。『霧の中に何かがいる!』と叫ぶダン。すると町は見る見る内に濃霧で覆い尽くされ、人々はマーケットに缶詰状態となる。

<感想> 評価 ★3
ホラー小説の第一人者であるスティーブン・キング原作の映画化。
S・キング原作ホラー映画は何作観ただろう?そして何度裏切られただろう?
なのにまた見てしまう私・・・。
ネタバレしないでこの映画の感想を語るとしたら、ホラーではあるけれど、
ホラー的怖さはほとんどなく、むしろ、人間の怖さを追求した作品と言う感想ですね。

 以後 ネタバレあり 

今回もまた、「霧の中の何か」と言う未確認物体は、胡散臭いモンスターと言う結果に。
ほんと、異星人とかモンスターとかこの手の原因にはゲンナリしてしまいます。
しかし、今回はほんとうに恐ろしいのはモンスターじゃなく、「人間だ」と言う部分に重きをおいた作品に仕上げてあるのでそう割り切って見れば視点が変わっておもしろくもあり、怖さもあるかも知れません。
人間がパニックに直面した時の精神状態の変化を描いています。
物事を浅はかに考える人。宗教で人々を扇動する人。信念のない人。ガマンのできない人・・・。人間の精神のモロさを露呈していきます。
つまり、理性を失った人間は霧の中に潜むモンスターより遥かに恐ろしいのだと見せつけられます。なんだかマスコミに扇動されてることの多い現代社会をも風刺しているようでもあります。
そしてラスト。
映画のラストは原作と異なるそうです。
このラストは深いです。
待つことが苦手で何でも早く決着をつけたがる私と言う人間に対する戒めがあったように思いました。


 

 

 

 

 
MIAMI VICE  *マイアミ・バイス* 
2006年/米
監督 :マイケル・マン
CAST:コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー
    ナオミ・ハリス、エリザベス・ロドリゲズ 

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<STORY>
豪邸や別荘が建ち並び、本物のセレブが集うマイアミの街。しかし、南米に近いマイアミは国際的犯罪組織にとって密輸の重大な中継地になっていた。マイアミ警察の特捜課(バイス)刑事、ソニーとリカルドは潜入捜査任務についていた。今回の新たな任務は、南米にある密輸組織の潜入捜査。大がかりな組織の潜入なので危険リスクが高かった。潜入捜査中、ボスの秘書:イザベラとソニーは恋に落ちてしまう。しかし、その許されぬ恋がソニーたちをさらなる危険に導いていく。
<感想> 評価 ★4
アメリカTVシリーズの映画化。予備知識ゼロで見ても十分楽しめる。
TVシリーズでは、ヒットチャートのR&Bがかかり、ナイトクラブシーンが良く出てきて(これぞアメリカ!)と憧れたそうだ。本作品も、そのイメージをベースに現代風にアレンジ。主題歌のジェイZ&リンキンパーク『NUMB/ENCORE』がカッコ良く、観たい気持ちを倍増させてくれた。
刑事ものの潜入捜査はベタな設定。麻薬、密輸、銃撃戦、金、女・・・どの素材も使い古されたものだがそれでも前半1/3を過ぎてからは物語に引き込まれていった。マイアミの青い海をパワーボートが疾走し、広大な空をプライベート・ジェットが飛び、道路を高級車で駆け抜ける。観てるだけでワクワクするような乗り物を乗りこなすコリン・ファレルがカッコいい♪ また、ファレルと恋に落ちる中国系のコン・リーはアジアン・クール・ビューティー。甘い恋愛映画になってしまわずにスタイリッシュな雰囲気を壊さなかったのは、仕事の出来る頭のいい強い女をコン・リーが演じきっていたからだろう。ソニーとリカのペアがウリのマイアミ・バイスも、この作品についてはジェイミー・フォックスの影が薄いのが残念。

ネタバレ 

不満が残るのは、結局、犯罪組織のボスは捕まらず、ソニーとリカを含む潜入捜査官達の動きが密輸組織にバレていると言うリーク元の解明もないまま終わってしまった点だ。これって続編の為のアプローチ?なのだろうか。上映時間2時間45分。時間的に流すしかなかったのかも。  

 

 

 

 
MINORITY REPORT *マイノリティー・リポート*
2002年/米
監督 :スティーブン・スピルバーグ
CAST:トム・クルーズ、コリン・ファレル、
     サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー 

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<STORY>
2054年、ワシントンD.C.。
全ての殺人はプリコグと呼ばれる予知能力者3人により予知されており、ジョン・アンダートン率いる犯罪予防局によって犯行前に犯人は逮捕されるという完璧なシステムにより、犯罪は激減していた。
しかしある日、プリコグの思いも寄らぬ予知により、アンダートンが殺人者になると予知され、逃亡者になるハメに。
それは、36時間後に会ったこともない男を彼が殺害するという予知だった。
<感想> 評価★3.5
[マイノリティ・レポート](少数派の報告)この題名に惑わされてはイケナイ。内容は、マイノリティ・レポートにあんまり関係ない(!?)んだもん。
近未来ものらしく、垂直に走りまわる車、プリコグが予知した情報から犯人を割り出す時の指揮者を思わせる分析方法。そのあたりの設定はカッコイイし、「未来を予知されたって変えられる」って話に持っていくあたり、なかなか良かったんだけど・・・145分もの長時間映画で、最後まで引っ張って締めが「コレ!?」感は否めない。
若干の消化不良が残る映画になっちゃった印象あり!
また、司法省のウイットワー役のコリン・ファレル(2003年の一オチ俳優)が執拗にアンダートン(トム・C)を追う理由が薄いのでせっかくのカレの好演がもったいない気がした。
一応及第点は渡せる作品で、トム・クルーズ ファン、コリン・ファレル ファンは見るべし!  

 

 

 

 
MARVIN'S ROOM *マイ・ルーム*
1996年/米
監督 :ジェリー・ザックス
CAST:レオナルド・ディカプリオ、メリル・ストリープ
    ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ 

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<STORY>
ベッシー(ダイアン・キートン)は、寝たきりの父マーヴィンと、腰の弱いおばルースと共に暮らしていた。
ある日ベッシーは、医者の検査により白血病であることがわかる。
ベッシーは、骨髄移植のドナーになってもらおうと、音信不通であった妹のリー(メリー・ストリープ)に連絡する。
リーは、若いころにベッシーや家族を残して、家を出てしまっていたのだった。
リーには不良息子ハンク(レオ)がいて、家に放火した事で施設に入れられていた。
リーはハンクとその弟チャーリーをつれて、ベッシーのところまで行く。
最初は誰にも心を開かないハンクだったが、次第にベッシーの心を開いていく。
<感想> 評価 ★3.5
若きディカプリオのヒューマン作品。
かなりの感動作品で、家族と見れる。
今や、押しも押されぬ大俳優ばかりが競演してる作品で、その中にいてもなお、レオの演技は光っている。
彼がただものでないことが伺える映画。  

 

 

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Author:nagi
映画blogをつけたくて何だかんだ流れ流れて
ココに戻って来ました。
ずっと自分記録として続けて残したいなと思います♪

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