映画レビューサイト 独断と偏見で映画の紹介と感想を書いています
 

 

 
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TRESPASS  *ブレイクアウト*
2011年 / 米
監督:ジョエル・シューマカー
CAST:ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマン、
    ベル・メンデルソーン、カム・ジガンデイ
    リアナ・リベラト、ダッシュ・ミホク

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<STORY>
ダイヤモンドディーラーのカイルは妻のサラ、反抗期だが愛らしい娘エイヴィリーと3人で豪邸に住み不自由ない生活を送っていた。ある夜、警備会社の訪問を装い自宅に侵入した覆面武装の4人組は宣告する。「おまえの持っているものをすべていただく」ダイヤモンドの入っている金庫を開けろとサラを人質に取られて脅されるもカイルは金庫を開けようとしなかったナゼなのか・・・。サラにも打ち明けられない秘密とは・・・家族の運命はいかに

<感想> 評価 ★3
贅沢にハリウッド俳優のニコラスとニコール2大俳優を主演にして作った割に、B級感漂う作品でした。サスペンスと言うけどハラハラ感はないし、騙しダマされ的な部分はあるものの、意表を突くようなとこまでいかない。ま、あらすじを知らずとも、観ているうちに理解していけるし、相関図も見えてくるのでその部分では構成が上手いとは言えますが。
そう言うワケでStoryについてはあまりコメントすることがありません。
ニコール、あまり好きな女優ではないのだけれど、キレイなんだな~コレが。
そしてこの作品の中で1番うれしかったのが映画「バーレスク」のジャック(バーテン役)だったカム・ジガンディが強盗のひとりとして出演していたこと!ひさしぶりに観たけれど、カムくん、カッコイイ♪
ところで!毎回言うけれど、邦題の「ブレイクアウト」ってなに?って感じ。よほど原題:Trespass(不法侵入)の方が内容と合ってます。ほんといらない邦題をつけないで欲しいもんです。
 
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Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides
 *パイレーツ・オブ・カリビアン ー生命(いのち)の泉ー*

2011年/米 アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
CAST:ジョニー・デップ,ジェフリー・ラッシュ,ぺネロぺ・クルス,
    イアン・マクシェーン,ケヴィン・マクナリー

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<STORY>
ジャック・スパローは、ロンドンで自分の名前を語り、乗組員を集めていると言う噂を聴き、自分の偽者と対決するためにロンドンへ。しかし、そこにいたのはかつて愛し捨てた女海賊のアンジェリカだった。
結局、アンジェリカにハメられ、誰もが恐れる最強の海賊=黒ひげの船に囚われたジャックは、永遠の生命をもたらすという、“生命の泉”への水先案内を命じられる。一方、黒ひげにブラック・パール号を沈められたバルボッサも、英国王に取り入って船を手に入れると、復讐のために黒ひげを追って動き出していた。

<感想> 評価 ★3
3エピソードで終わる噂だったこのシリーズ。メイン所のウィル(オーランド・ブルーム)&エリザベス(キーラ・ナイトレイ)が降板したのに続けようって言うんだから、過去3作品とは全く違うものです。割り切って、ジャックのスピンオフ作品として観るのが楽しむコツだと思います。
おもしろさでは過去の作品を越えることはないけれど、ジャックの魅力は健在だし、バルボッサも変わらず味があってそれを観るだけでも楽しい気分になります。また、本作で新登場のペネロペ演じるアンジェリカも良かったです。
今まで、ハチャメチャで常識破りなジャックやバルボッサと対する誠実である「正」の位置にいるのがウィルでしたが、カレが去った本作では、宣教師=フィリップがその役どころです。その宣教師は人魚シレーナと恋をするんですが、このエピソード、「人魚姫」の話とは繋がるのかな?って期待したけど、そこは薄いエピで終わってしまったので残念でした。
他に私がおもしろい!って思ったのは「人魚」のところ。船乗りを誘惑する魔性の生き物と言いながら、今までは美しくてか弱いモノとして登場することが多かった人魚。この映画では、目が光り、小さな牙を持ち人を襲うものとして描かれてます。獣のように暴れるところになんだかワクワクしてしまいました。
そんなワケでやはりDisny、及第点な作品でありました。さてこのままこのシリーズ、続くんでしょうか?最後にジャックは愛してやまない「ブラック・パール号」を取り戻しました。
どうなるのかな?もうこのままでいいよって気もする私です。
 

 

 

 

 
BIUTIFUL *ビューティフル*

2011年 / スペイン・メキシコ合作
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
CAST:ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、
    エドゥアルド・フェルナンデス

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<STORY>
大都会バルセロナ。ウスバルは、不法移民への仕事斡旋や警察への仲介などで生計を立てながら子供2人を育てていた。ある日、体調を崩し訪れた病院で突然ガンと宣告される。家族にも告げられず日一日と迫る「死」への恐怖、残してゆく子どもたちへの思いを抱えウスバルは苦悩する。

<感想> 評価 ★4
ずっと観たかった作品。
大好きなスペイン映画、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品。好きなハビエル・バルデム主演となれば絶対にハズせません。

とにかくシビアな作品で、賛否分かれる作品ではないかと思いますが、私は心に何かを残してくれる作品で好きだと思いました。

スペインは私にとって「いつか訪れたい地」です。本作品は、その憧れのバルセロナの違う面を背景としています。貧困にあえぎ高い失業率と中国やアフリカからの不法移民が社会問題となっているバルセロナ。主人公のウスバルもギリギリで生活。そのカレが、余命2ヶ月を宣告されるところから話がはじまります。自分の余命と向き合って、残されたすべての時間を愛する子供たちのために捧げようとする姿は胸に迫るものがありました。
原題になっている「BIUTIFUL」は娘のアナから綴りを聴かれ「耳で聞いたとおりだよ」と教えた綴りです。これがウスバルの学力であり、彼らの生活の理由のようで、現在の日本の現状と重なるところがあって考えさせられました。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品が好きで何作か観てきましたが、いつもカレは複数の場所、複数の登場人物が織りなす群像劇スタイルでしたが、この作品は、ひとりの場所でひとりの男性を中心として撮った作品になっています。
本作も、今まで観てきたイニャリトゥ監督作品の全部に流れる悲壮感の中にある一筋の温かなものを感じる作品でした。






 

 

 

 

 
PRINCE OF PERSIA : THE SANDS OF TIME
 *プリンス・オブ・ペルシャ:時間の砂* 
2010年 / 米
監督:マイク・ニューウェル
CAST:ジェイク・ギレンホール、ベン・キングスレー
    アルフレッド・モリーナ、リース・リッチー
    ジェマ・アータートン


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<STORY>
孤児ながら、ペルシャの王:シャラマンに勇敢さを見込まれ養子となったダスタンは第3王子として成長。兄たちと共に”コシュカーン征服”への遠征に従軍していた。その遠征の途中、叔父ニザムのスパイが”聖なる都アラムート”の裏切りを報告したため、長兄:タス王子はアラムートに攻め込むことを決断。ダスタンはアラムートの騎士と戦った時に水晶の柄の内側に「時間の砂」を詰めた短剣を手にいれる。しかし、アラムートを制圧したことをシャラマン王は非難し、認めようとしなかった。タスは父親に戦利品としてアラームのローブを贈り、取りなしてくれるようダスタンに頼む。しかしそのローブには何者かの手で猛毒が塗り込められており、国王は衆人の見守る中で毒殺されてしまう。一気に王殺害犯となったダスタンは不利な状況に逃亡するしかなくなる。逃げるダスタンに道を教えるから連れて行って欲しいとタミーナ。しかし、タミーナがついてきた理由はダスタンが手に入れた”短剣”にあった。短剣には不思議な能力があったのだ。タミーナはダスタンを出し抜き短剣を奪って逃げるつもりだったが、ダスタンに短剣の能力を知られてしまい・・・。

<感想> 評価 ★3.5
プロデューサーはジェリー・ブラッカイマー。ドラマシリーズ「CSI」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ナショナル・トレジャー」e.t.c・・意に反してカレの手がける作品にハマってしまっている昨今。本作も単純におもしろかったです。
Story展開なんて見えてて、都合良く進むこともわかってるのに(あっ!)って声が出たり(あぶない!)ってハラハラさせるのってやっぱ企画力が良いからでしょう。と言いながらも見終わったあとには何も残らない感は否めません。結局、気楽に歴史ロマンを感じながらアクションを楽しむDisny作品で、子どもから大人まで楽しめる娯楽大作ですね。
主人公のダスタンをジェイク・ギレンホールが演じてます。過去、カレの出演作品をいくつか見ましたが、アクション俳優の印象がなかっただけに、このキャスティングは意外でしたが違和感なかったです。なかなかいいカラダをしてるんですよね~。ジェイクくん。ヒロイン:タミーナ役は英国女優のジェマ・アータートン。ボンドガール役で有名になった彼女ですが、エキゾチックな雰囲気がペルシャ設定のStoryに合っていたと思います。
ペルシャのお話なのでベリーダンスが見れるのか?って少々期待したけれど、それはなかったので残念でした。


 

 

 

 

 
LET THE RIGHT ON IN *ぼくのエリ 200歳の少女*
2008年 / スウェーデン
監督:トーマス・アルフレッドソン
CAST:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデジョン

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<STORY>
ストックホルム郊外の小さな町。集合住宅に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー。同級生のイジメに苦しみながらも、誰にも助けを求めることが出来ず、ただ復讐を夢想する毎日だった。そんなある晩、彼はひとりの謎めいた少女と出会う。彼女は家の隣に父親と引越してきたばかりの少女エリ。エリと仲良くなりたいオスカーは壁越しに会話できるようにとエリに”モールス信号”を教える。壁越しのモールス信号で毎晩のように言葉を交わし心通わすふたり。その頃、町では奇妙な事件やおぞましい殺人事件が立て続けに起こりはじめ、住民の間に不安が広がっていた。

<感想> 評価 ★4
ホラージャンルですが、音響や残虐シーン、激しい血しぶきなどで恐怖を煽る作品ではなく、ゾクッとさせ、切なくさせる上質な作品でした。

「ぼくのエリ 200歳の少女」はヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー『モールス』を原作者自ら脚色、映画化した作品です。スウェーデン発のヴァンパイア作品である点や、衝撃的な展開、映像のボカシ部分の謎、邦題への不満などなどいろんな部分で話題になっていました。
情報によると、原作では映画の中でハッキリ表現されなかった部分。たとえばエリの父親と思しき男の正体や、エリが繰り返し言う「女の子じゃない」の意味なども丁寧に描かれているそうですが、今回は原作ではなく、予備知識なしに観た映画としての感想をレビューしたいと思います。

寒々とした雪一色の景色。シーンと静まりかえった雰囲気が北欧を感じさせます。言葉で人物像や背景の説明は一切ありません。ちょっとした会話や雰囲気で背景などを想像させて映画を観させるあたり、映画の力を感じてうれしくなります。
真冬のストックホルム。冬の陰鬱な毎日の中で行われるオスカーへのイジメ。離婚しているらしいオスカーの両親。孤独を抱えたオスカーはエリと出会います。そしてイジメられている事実を初めて打ち明けた相手がエリです。エリとの関係の中で、どことなくひ弱だったオスカーが強く変わろうとするところは青春作品のようです。しかし、エリの励ましはオスカーをイジメから救うためだけのものでしょうか?そう言う言葉の裏にある「怖さ」を感じさせる作品です。
一方エリは、父親とふたり暮らし。この町に引越ししてきます。しかし映画を観ていくと、この男は父親なの?と言う疑問を持たせる表現をします。しかしこれも映画では何の説明もありません。入院している男の元にエリが行ったとき、自分の身をエリに捧げるシーンにはグッとこみ上げるものを感じました。
このような愛を感じさせる人間社会と、ヴァンパイアであるエリの現実。
エリは父親らしき男のように、庇護されて暮らしていくしかないヴァンパイアなのです。それ故にエリがオスカーに(イジメた相手をやり返すのよ)と助言した言葉の本当の意味は?と映画を見終わったあとに考え、エリの打算?とフッと思った瞬間、背筋がゾクッとしました。
日本ではヴァンパイア伝説は一般的でありません。なのでヴァンパイア伝説に基づくエピソードは理解しきれないものもあります。たとえば、映画の英語題である「Let the right one in」ですが、直訳すると「受け入れて」と言う意味になります。これはオスカーの家にエリを入れる、入れないのシーンで使われた言葉です。このシーンでのエリの反応はヴァンパイア伝説によるもののようです。
男、女、それがヴァンパイアであっても純粋に愛すると言う純愛作品にも取れるし、庇護者を持たなければ生きていけないヴァンパイアのしたたかさにオスカーがハマっていく様を描いた作品と言えばそうも取れます。何とも奥の深い作品だと思いました。
ぜひ原作を読んでみたいです。
この映画は早速ハリウッドで「モールス」と言う作品でリメイクされました。そちらを見ていないので、比べることはできませんが、見るまでもなくオリジナルを超えることはないのでは?と思わせるクオリティーを持った作品でした。
興味を持たれたらぜひ観て下さい。そして感想を聞かせて下さい。




 

 

 

 

 
BLACK SWAN *ブラック・スワン*
2010年 / 米
監督:ダーレン・アロノフスキー
CAST:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル
    ウィノナ・ライダー、バーバラ・ハーシー、
    ミラ・クニス
2010年アカデミー主演女優賞:ナタリー・ポートマン

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<STORY>
ニナはバレエ団のソリスト。次シーズンの演目「白鳥の湖」のプリマ(主役)オーディションに合格したニナは念願のプリマの座を射止める。しかし、彼女は優等生の完璧主義者であるが故に感情を表に出した演技が苦手。オデット(白鳥)の演技は出来てもオディール(黒鳥)の表現に問題があると監督のトマに厳しく指導される。悩みだし、不安になりはじめたニナの周りで不思議な事が起き始める。

<感想> 評価 ★4
ナタリー・ポートマンが2010年(83回)アカデミー主演女優賞を受賞した作品です。
彼女の力量ありきの作品と言えるでしょう。
Storyはシンプル。
優等生であるニナは、プリマ(主役のコト)を獲りたい野心があるものの、いつも控えめに感情を抑えています。そんなある日、新しい公演の主役:スワン・クイーンに抜擢されます。喜こんだのもつかの間、難役の黒鳥(オディール)の表現に悩み、精神的に追い詰められいくと言う精神世界を映像化した作品です。
結局、ニナの体験する初体験やニナが感情のままにする行動のほとんどは自作自演と言う自分で自分を追い詰めドツボにハマるさまを描いています。
追い詰められていくニナを見ると(身の丈に合ったことをして生きることが幸せなのかも)と思ってしまうほどの追い詰められ状態です。
鏡に突然恐ろしい顔の誰かが映りこんだり、イヤな音や、影が見えたり、絵画の目が動いたりとホラーちっくな演出をされていますが、これはミステリーでもホラーでもないと私は思います。
とにかくコレと言って何も起こらず、ひとり錯乱していくニナを見続けるワケですから2/3ほどは映画に入り込めない感がややありましたが、舞台の初日に、ベビーフェイスでいつもおどおどしているニナが、オディール(黒鳥)になった瞬間、目を血走らせ、妖艶にほほえみ踊り出すあたりはナタリー・ポートマンに釘付けになりました。
さすが、魅せてくれます。
幼い時にバレエをやっていただけと言うナタリーは10ヶ月に及ぶ猛特訓の末、ほとんどのバレエシーンを彼女自身が踊りきったと言います。バレエシーン、すばらしかったです。
しかし、主演女優賞を獲ってから「ほとんどのシーンは私が踊ったんです」ってバレエシーン代役のプロのバレエダンサーが言い出したって話しです。良くあるリークですけど、このニュースにはあまりガッカリしませんでした。そりゃナタリーがすべてやってるならすごいけれど、そうじゃなくてもこの感動は同じだなとも思います。つまりバレエ映画ではないと言うことですね。
踊りきったあと、恍惚とした表情でニナが発する言葉。それが彼女の追い求めていることなんだなと思いました。


 

 

 

 

 

BURLESQUE *バーレスク*
2010年 / 米
監督:スティーヴ・アンティン
CAST:シェール、クリスティーナ・アギレラ
    スタンリー・トゥッチ、クリスティン・ベル
    キャム・ギガデッド、エリック・ディン
    カム・ジガンデイ

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<STORY>
片道切符を握りしめ、歌手になる夢を追いかけてロサンゼルスに来たアリ。そこで彼女の心を奪ったのは、経営難に喘ぎながらも歌手兼オーナーのテス(シェール)が手がけるゴージャスなショーで毎夜観客を魅了するクラブ「バーレスク」だった。ここで働きたいと願うアリを最初は認めなかったテスだが、アリの情熱に負けダンサーとしてステージに立たせる。そしてある夜、ステージで起きた音響トラブルを奇跡のアカペラで乗り切ったアリはバーレスク・クラブの看板スターにのし上がっていく。かくして活況となるバーレスクだったが、借金の返済が滞っており立退きの期限が迫っていた。そんな時、アリは大物エージェントのマーカスから引き抜きの誘いを受ける。クラブの危機を救うのか?己の夢をさらにステップアップさせるのか?帰路に起たされたアリの選んだ道とは―。

<感想> 評価 ★4
自他共に認めるミュージカル好きの私。「バーレスク」はハズすワケがありません。しかし、DISCASレンタルのまま初の3ヶ月放置をしてしまいました
そして先日やっと鑑賞。
感想は、うん!すき!もっと早く観れば良かった~って感じです。

Storyはよくある田舎娘がスターダムにのし上がっていくサクセスもの。想像通りの展開で驚き1つも起こりませんが、そんなモンはこの作品の意図しているところじゃないんですよね。この作品の魅力その1は、アメリカのポップス界でトップアイドルの座にいるクリスティーナ・アギレラが、映画初出演にして初主演と言う話題。その2は、シェールが久々に映画に出演。その3はそれがミュージカル作品であると言うところです。
バーレスクの設定が、往年のヒット曲を口パクでマネながらダンスするパフォーマンスが売りなだけに、アクシデントの中、クリスティーナ演じるアリがアカペラで歌い出すシーンは鳥肌が立ちました。やっぱ歌声って力を持っているんですよね。そのアリを演じたはクリスティーナの歌声は掛け値なしにすばらしいし、ダンスも見応え十分でした。
シェール演じるテスの存在感はこの作品に重みを出しています。
アリとLAで最初の友だちになるジャックを演じたキャム・ギガンデットはすごくチャーミング。(あ、好み)って思ったあとに気づいたんですけど、若いころのイーサン・ホークに似てるんですよねー。あと、ニッキを演じたアリのライバルであるクリスティン・ベルは杉本彩に似てる~と思う私です。
脇を固めるのはスタンリー・トゥッチ。「プラダを着た悪魔」でも同じようなおネェ系を演じていましたが上手いんですよねー。おネェ系のひとがハッキリ意見を言っても角が立たないのは日本と同じなのかな。

ミュージカル好き、クリスティーナ・アギレラが好きって人、久々にシェールみたいなって方にはかなりお勧めの作品です。
ミュージカルが好きじゃなくても、この映画をきっかけに全米でヒットしたクリスティーナの「NOT MTSELF TONIGHT」が気に入ってるならどうぞ楽しんでって言う1作です。

 

 

 

 

 
HANGOVER *ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い*

2009年 / 米
監督:トッド・フィリップス
CSAT:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ
    ザック・ガリフィアナキス、ヘザー・グラハム
    ジャスティン・バーサ、ジェフリー・タンバー
第67回ゴールデングローブ賞 コメディ・ミュージカル部門作品賞受賞

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<STORY>
結婚式を2日後に控えたダグは、悪友2人と新婦の弟を連れ、独身最後の夜を満喫するバチュラーパーティーのためにラスベガスへと向かう。翌日、酒やギャンブルでバカ騒ぎをした4人はひどい二日酔いで目覚めるが前夜の記憶はすっぽりと抜けていた。そしてさらにホテルの部屋にダグの姿はなく、代わりに1匹の虎と乳児がいた……。

<感想> 評価 ★4
面白いよ!と勧められ鑑賞。
うん!単純にバカ笑いしながら気楽に見れました。一応、花ムコであるダグが行方不明になるので若干のミステリーを含んでいますが(笑)たいした理由じゃありません。
ココまでメチャクチャ、ハチャメチャにできれば楽しいだろうなあ!
ま、当の本人はクスリのせいで覚えていないのだからクスリって怖い、怖い。
とにかく私のツボに入ったのはダグの義弟:アランを演じているザック・ガリフィナーキス。とにかく行動も小さな動きも発言も全部マヌケなんだけど、愛らしくてホント笑えるんです。主役はフィルのブラッドリー・クーパーらしいけど、ザック・ガリフィナーキスの存在ありきの作品ですね。
調べたところザック・ガリフィナーキスをキャスティングして「デュー・デート」と言う映画を作成したらしい。こっちも気になる~。

 

 

 

 

 
PRECIOUS:
BASED OF THE NOVEL PUSH BY SAP
* プレシャス *

2009年/米
監督:リー・ダニエルズ
CAST:ガボレイ・シディベ、モニーク、マライア・キャリー
    レニー・クラヴィッツ、 ポーラ・パットン
2009年アカデミー賞 助演女優・脚本賞受賞

プレシャス

<STORY>
1987年、アメリカのハーレム。クリアリース・"プレシャス"・ジョーンズは
16歳で二人目の子どもを身ごもっている。父親は自分の父。
家庭では母から虐待を受けて育ち、文字の読み書きもできない。
悲惨で不遇な家庭環境の中、フリースクールに通い始めたことをきっかけに
プレシャスは「学ぶ喜び」「人を愛し、愛される喜び」を知っていく。
それは今まで考えたこともないことだった。
人生の喜びを自分で見つけるため、プレシャスは勇気ある一歩を踏み出そうとする。
<感想> 評価 ★3.5
貧困、親からの虐待にレイプ、中学生で2度の妊娠・出産、肥満・・・劣悪な環境の中にいながらも前向きに生きたいと願うプレシャス。学ぶことのすばらしさ。知識が自分を助けることがあるのだと思い知らさせる。内容はとにかく重い。けれどもプレシャスを演じたガボレイの自然体で愛らしい性格がこの映画を観たいと言う思いに変えてくれる。
アメリカの抱える「負」の社会が描かれているのだけれど、もうアメリカの話じゃない気がした。最近の日本もプレシャスに近い環境の中にいる子どもが増えているだろう。親からの虐待、あるいはネグレクト(放置)状態に置かれている子ども。
ある程度の環境下に暮らしても、学ぶことに幸せを感じられず、勉強をしない中高生。薬物を手に入れることも簡単。セックスに無知識で無防備な彼らの行く末はプレシャスの環境と全く違うとも言えないような気がする。
この作品をぜひ中学・高校の映画鑑賞会で見てもらいたい。そして自分のいる環境へ感謝し、学ぶことの喜びを知って欲しいと思うのだ。

キャストは素人オーディションで選ばれたと言うガボレイの自然体が良かったし、虫ずが走り殺意さえ感じるほどの母親役をモニークが見事に演じていた。
この作品には思わぬ役でふたりのミュージシャンが登場してくる。福祉士を演じるマライア・キャリー。瞬間、マライアと思わないぐらいオーラを消していたし、プレシャスが出産する病院の男性看護師も見たことあるな~と思ったらレニー・クラヴィッツ!こちらも演技は?だけど、いつものイメージと違ってオーラを消しての出演でした 

 

 

 

 
THE HURT LOKER *ハート・ロッカー*
2009年/米
監督:キャスリン・ビグロー
CAST:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー
    ブライアン・ジェラティ、ガイ・ピアーズ
    レイフ・ファインズ

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<STORY>
戦時下のイラク・バグダッドで爆発物処理に従事する特殊部隊EODの活躍を描く。2004年夏、これまでに870以上の爆発物を解体処理しているジェームズ2等軍曹がEODの新リーダーとして赴任してくる。部下となったサンボーンとエルドリッジはあと39日でEODの任務から外れる予定だったが、恐れ知らずのジェームズにより、これまで以上の危険にさらされることになる。

<感想> 評価 ★4
スゴイ映画でした。映画と言うよりドキュメンタリーのようです。
とにかく圧倒的なリアリティー。イラク戦地の緊迫感と恐怖感が観ている私にもガンガン伝わり、鑑賞中に2度は(この映画、スゲェ・・)とつぶやいてしまいました。そしてコレを女性監督が撮影した言うことに唸ってしまいます。
2時間10分。飽きません。間延びもしません。
今までの戦争映画とこの作品が決定的に違うのは、相手は敵ではなく、イラク市民が米軍へ向けて仕掛けた爆弾テロであると言う点です。イラクの町の至るところにあらゆる方法で爆弾が仕掛けられている恐怖。前も横も後ろにも常に「死の恐怖」がある任務です。
この映画を観てつくづく感じたのは「戦争は喧嘩ではなく、<殺す>ことを目的としたものである」と言う事実。憲法第9条を制定した以降の日本人には理解できないことでしょう。
そして主な登場人物である爆弾処理をするジェームズ二等軍曹、彼を補佐をするサンボーン軍曹と技術兵のエルドリッジ。それぞれが感じている「戦争」に対する考えや恐怖に感じていることが違うと言う部分を対比させながら展開されていきます。
任務が終わったら二度と戦地には赴任しないだろう兵士、そしてジェームズは「戦地でしか生きている意味を見いだせない」兵士なのでしょう。

2009年のアカデミー賞6部門を受賞した作品です。
「アバター」を観た時、アカデミー賞に値する作品だと思ったけれど、こっちを観てしまうと「アバター」はまさにデジタルで作られアートにしか見えなくなってしまうほどに、「ハート・ロッカー」は生々しく、悲惨、現実感しか感じられず、圧倒されました。
アカデミー賞、納得です。

   

 

 

 

 
 FROM PARIS WITH LOVE *パリより愛をこめて* 
2010年/仏
監督:ピエール・モレル
CAST:ジョン・トラボルタ、ジョナサン・リース・マイヤーズ
    カシア・カシア・スムトゥニアク

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<STORY>
パリのアメリカ大使館員・リースには上司にも婚約者にも言えない秘密があった。CIAの見習い捜査官として諜報活動に従事していたのだ。繊細な性格で人を撃った事もない彼は、いつかはエージェントとして華やかな活躍を夢見ていた。そんな彼の元にワックスという相棒が現れる。推理力も腕力もピカイチ、口よりも先に銃を撃つ危険な男だ。彼らの初任務である麻薬密売組織の捜査が終わりに近づいたとき、意外な事実が発覚する…。

<感想> 評価 ★3.5
Storyの展開は最初からわかってしまうほど大味なエンタメ作品ですが、ジョン・トラボルタ演じるワックスの型破りな行動に魅力を感じるし、ドンパチシーンに迫力があり楽しめました。一方、繊細で心優しいイケメン:リースを演じるJ・リース・マイヤーズ。いい味を出していました。ワックスと上手く対比させてて、よくある相棒パターンなんだけど、安心して観られました。
ちょっと感情を度外視した部分を感じたけどエンタメ作品と割り切れば十分日曜洋画劇場で人気のでる作品と言えるでしょう。
トラボルタ、また違う味を出してきたなぁと思います。

 

 

 

 

 
LOS ABRAZOS ROTOS / BROKEBN EMBRACES
*抱擁のかけら*
2009年/スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
CAST:ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、
    ブランカ・ポルティージョ、ホセ・ルイス・ゴメス

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<STORY>
盲目の映画監督のもとに、ある人物の死の報せが届く。同時にある映画の企画が持ち込まれる。それは、監督の過去の恋愛を思い出させるものだった。ある人物の愛人だった彼女を主演女優に抜擢し、そして彼女と情熱的に愛し合った日々。しかしその女と、彼の視力は今や損なわれてしまった…。

<感想> 評価 ★3
スペイン映画が好きです。アルモドバル監督作品、主演はペネロペとなると評判が悪くても観なければと思ってしまいます。
「ボルベール<帰郷>」は大好きな作品だし、「オール・アバウト・マイ・マザー」はスペイン映画を好きになったきっかけの作品。
スペイン映画は切り口とか、考え方が日本でもアメリカでもフランスでもないところに魅力を感じます。
さてこの作品ですが、内容にはコレと言って感想が持てませんでした。共感する部分がなかったからかもしれません。ただただ、スペインの感覚を感じた2時間でした。

   

 

 

 

 
PARABOAMAL ACTIVITY 
 *パラノーマル・アクティビティ*
 
2007年/米
監督:オーレン・ペリ
CAST:ケィティー・フェザーストン、ミカ・スロート
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<STORY>
同棲中のカップル、ミカとケイティの家で、不可解な現象が起こるため、二人は、部屋にビデオを設置して、夜の様子を録画することにする。すると、カメラには、ある現象が映り込んでいた・・・。

<感想> 評価 ゼロ
私、冒頭でも説明されていたようにこの作品は、ミカとケイティとその家族が持ち込んだ映像を編集だけして映画としたと思っていたのですが、違ったようです。フィクションだったんです。
フィクションだってわかった瞬間、「時間返せよ!」と思いました。
実際に録画されたビデオテープの中で起こる現象が、それがウソでもホントでも、その時に録画された映像だと言うことに意味があるワケで、それが作った映像だと言うのならどうとでも出来るワケです。それに怖がった自分のアホさ加減。
フィクションなのだと言うことに気づいたのは、「劇場公開作品」を見たあとでした。
ブルーレイレンタルディスクには、それ以外に「もうひとつのエンディング」と言うVer.も収録されてました。
当然「劇場公開版」から鑑賞しましたが、そのときまでこれは本当にケイティとミカが記録した記録映像を映画化したものだと信じてたんです。
それぐらい俳優たちの演技が自然で上手かったとも言えますが。
で、劇場版を見終わったあとに、「もうひとつのエンディング」を見たワケですが、ホントに最後の最後が違うだけです。でもそれが全てなんです。エンディングが違うと言うことは、怖がらすためにはどんな結末にも作れるワケで、つまりは事実じゃないフィクションなワケですよね?アホらしいです。
もうこう言う作品にコメントする気もおこらないです。
ちなみに、ブルーレイには、2ver.が収録されていましたが、コレが本当に最後の一夜だけが違うだけなのに86分間ガッツリ収録されていると言うムダな特典付です。
バカにしてるぜっ

   

 

 

 

 
THE 4TH KIND *フォース・カインド*
監督:オラントゥンデ・オスサンミ
CAST:ミラ・ジョヴォヴィッチ

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<STORY>
アラスカ州ノーム。何者かに夫を殺害された心理学者のタイラー博士は、夫の遺志を継ぐべくこの町特有の原因不明の不眠に苦しむ住民たちのカウンセリングに当たる。患者たちが一様に同じ症例を訴えることを不審に感じた彼女だったが、ある患者が謎の言語を発するとともに妻子を殺して自殺してしまい……。

<感想> 評価 ★1.5
「信じるのも信じないのもあなた次第です」
作品が始まる前に映画の中でタイラー博士を演じたミラ・ジョヴォヴィッチがこの作品の概要を説明したあとに言うセリフがコレです。
ネタバレなしでこの映画を紹介するのは非常にむずかしいです。
言えることはまさに「信じるも信じないもあなた次第」と言うこと。
信じるならば非常に恐怖を感じるだろうし、(ワケわからんし)と思ってしまえば茶番でしかありません。


 以後ネタバレ 

ぶっちゃけ感想は、(だから何を信じろと言う?)と言う感じ。
タイラー博士によると、彼女の愛娘は宇宙人に連れ去られたと言う。
最近でも大阪で遠足のあとに忽然といなくなった女の子がいて、いまだに見つかっていなくて、コレと言って事件を感じさせるような証拠がないらしい。
こんな風に全く理由がわからず、解決できない事件もあるのだから絶対ないとは言えないけど、リアリティーがあるかと問われると・・ない。
とは言え、アラスカのノームでは、不眠者数300人以上。行方不明者数アラスカ州最多の事件だったらしいんでそこんとこどうなんでしょうか?
結局、冒頭ではタイラー博士が心理学者として追求する未知の現象だったのに、途中からオカルト現象で、宇宙人に子どもをさらわれたとする形での締めくくりで安っぽくなった印象です。
   

 

 

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