映画レビューサイト 独断と偏見で映画の紹介と感想を書いています
 

 

 
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ALL GOOD THINGS  *幸せの行方*
2010年 / 米
監督:アンドリュー・ジャレッキー
CAST:ライアン・ゴズリング、キルスティン・ダンスト
    フランク・ランジェラ、フィリップ・ベイカー・ホール

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<STORY>
ニューヨークで不動産業を営む富豪一家の御曹司、デイビッドは
偶然出会ったケイティと恋に落ちる。ディビッドの父は、平凡な家庭の出身であるケイティとの結婚には反対だったが、父の反対を押し切り結婚。ニューヨークを離れて自然食品の店を営み、慎ましくも幸せな毎日を送っていた。ところが、父親はそんな息子を強引にニューヨークへと連れ戻し、一族の仕事を手伝わせる。その頃から、デイビッドは、次第に奇妙な行動が目立ち始めていく。

<感想>評価 ★2.5
タイムズ・スクエアなどの建設に携わった不動産王セイモア・ダーストの息子ロバート・ダーストの実話をベースに描いた作品だそうです。結局、この事件は多くの疑惑を抱かせたまま、証拠不十分で無罪評決が出た事件だそうです。
あくまでもモチーフとしての作品なので、主人公等の名前は違う形になってます。

作品の感想ですが、もう~ただただ暗い。作品としても魅力を感じられなかったです。
 
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CITY OF DOGS *シティ・オブ・ドッグス*
2006年 / 米
監督:ディート・モンティエル
CAST:ロバート・ダウニー・Jr、シャイア・ラブーフ
    チャズ・パルミンテリ、ダイアン・ウィースト、ロザリオ・ドーソン

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<STORY>
生まれ故郷を捨て、家族とも疎遠になっていたディートは、病に倒れた父親を入院させるために、久しぶりにNYクイーンズのスラム街に戻る。そして、忘れたくても、忘れられない苦い過去を思い出すことに…。移民の息子として育ったディートは、兄貴分のアントニオや、その弟のジョゼッペたちと毎日のように群れて過ごし、他の不良グループとのいざこざもしょっちゅう起こしていた。しかし、学校にやって来た転校生のマイクと知り合い、外の世界にあこがれるようになったディートは、次第にアントニオたちと距離を置くようになり…。

<感想> 評価 ★3.5
俳優で作家でもあるディート・モンティエルの自伝小説を自身が監督した作品です。

居住者の半分が移民のスラム街であるNY・クイーンズ。そこで生まれ、暮らすディートと家族。頭が良いよりもケンカに強いものが優位に立つスラム街では、ドラッグに溺れるもの、犯罪で刑務所へ行く者、敵対する相手グループに人を殺しかねないケンカをふっかけて日々を暮らす少年たち。そんな街で暮らすことを窮屈に感じている主人公のディート。しかしカレの父親:モンティはこの街を愛している。ディートの父:モンティは不良の悪ガキたちにも愛情を惜しまないため、不良少年たちから慕われており、ディートの友人で、実父から虐待されているアントニオを放っておけず、我が子のように案じていた。しかし、ディートの母、そしてディート自身も、アントニオを慕いながらも、このままではいけない、変えなきゃならないと思っている。そのあたりの閉塞感、焦燥感がストレートに表現されていて、作品に引き込まれた。
ディートがスラム街以外を知っている転校生と出会って、電車に乗って街を出るシーンは印象に残ったし、好きなシーンだ。
私も18歳で干渉気味の田舎から都会へ出てきた。そして、自分が捨てた街に暮らす親のこと。飛び出すように、逃げ出すように田舎を出た時以来会っていない友人との再会など、ずっと目を反らしてきた過去と向かい合わなければならない「時」は必ず来ることを大人になったディートと同じような年齢で体験した。ダウニーJr.味わい深く演じていたと思う。
ノスタルジックな作品だけれど、心に残る作品でした。

 

 

 

 

 
LETTERS TO JULIET *ジュリエットからの手紙*
2010年 / 米
監督:ゲイリー・ウィッニック
CAST:アマンダ・サイフリッド、ガエル・ガルシア・ベルナル
    クリストファー・イーガン、ヴァネッサ・レッドグレイヴ
    フランコ・ネロ

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<STORY>
NYで雑誌の調査員として働くソフィは、婚約者のヴィクターとイタリアのヴェローナに婚前旅行でやって来る。ところが、レストランの開店を予定しているヴィクターはソフィそっちのけで食材探しに夢中。仕方なく、一人で“ジュリエットの家”を訪れたソフィ。偶然にも、壁の中にあった一通の“ジュリエット・レター”を見つける。それは、50年前にイタリアを訪れ、そこで出会った青年ロレンツォと恋に落ちた英国人女性クレアが書いたものだった。その手紙にソフィが返事を書いたところ、それを受け取ったクレアが孫のチャーリーを伴ってはるばるイタリアまでやって来た。ソフィはクレアの話を聞くと、ロレンツォを捜し出そうと提案、こうして3人で50年前の初恋の相手を捜す旅が始まるのだが…。

<感想> 評価 ★4
久々にガエルくんを見たいと思って選んだ作品でしたが、ガエルは脇役で残念だったけど、物語がとてもステキで幸せ気分でレビュー書いてます。
70歳を越えた老女のクレアが、50年前にイタリアで恋に落ちたロレンツォを探す旅はイタリアの風景も楽しめるロードムービーでした。
ロードムービーによくある旅をしている内に自分を見つめ直すとか、旅先での出会いで人生が変わるってなんだかワクワクしますよね。
50年前の恋人に会うなんて人は無謀だとか、相手は覚えていないとか、真実だと思ったのはそのときだけなどと言うだろうけれど、私は若い頃の情熱的なエピソードを持っているひとをステキだと思うのです。きっとその思い出がその人を支えてきたこともあっただろうから。ロレンツォとの恋に走ることが出来ず、英国へ戻ったクレアは結婚し子どもを持ちひとつの人生をちゃんと生きていたけれど、残り少ない自分の人生を考えたとき、偶然届いた50年前の「ジュリエットからの手紙」を運命と思って行動を起こしたのだと思います。
行動を起こさなければそれは良い思い出で終わった恋物語かも知れないけれど、悲劇的な事実を知ることになっても区切りをつけないと先に進めないものってあると思うのです。
クレアの恋は、ワインのように醸されたもの。対比させて若いソフィ、フィアンセのヴィクター、チャーリーの恋愛を見せていきます。
ハッキリ言って先が読める展開ではあります。クレアがロレンツォとどのように会えるのかは読めないけれど、チャーリーとソフィが惹かれ合うのだろうことは容易に想像できちゃいます。だけど、それでもキュンってきちゃうんですよね~。

主役のソフィ役は、マンマ・ミーアでも娘のソフィを演じていたアマンダ・サイフリッドです。チャーミングな彼女の雰囲気にソフィの役柄は合っていました。また、英国青年を演じたクリストファー・イーガンも、英国人!って感じでしたが、プロフィールを見たらオーストラリア出身でした(^^;)
そしてクレア役のヴァネッサ・レッドグレイヴが魅力的でした。大女優って風格バツグン。
落ち込んでいるソフィの部屋を訪れてやさしく髪をといてあげるシーンは、グッとくるものがありました。
そしてロレンツォ役のフランコ・ネロとヴァネッサ・レッドグレイヴは実夫婦だそうです。
このふたりが50年ぶりに出会ったシーンは良かったです。

映像もとってもステキでイタリアを訪れたくなったほど。ヴェローナの古い町並み、ワインのブドウ畑、石畳に赤いミニクーパがとっても似合っていました。

ハッピーエンドだとわかってみても幸せな気持ちにさせてくれる作品でした 

 

 

 

 
最後に恋に勝つルール * A LOT LIKE LOVE *

2005年/米
監督:ナイジェル・コール
CAST:アシュトン・カッチャー、アマンダ・ピート

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<STORY>
L.A.からN.Y.へ向う飛行機で出会い、すぐに意気投合したオリバーとエミリー。しかし2人はニューヨークに着くと次に会う約束もしないまま別れてしまう。それから7年もの間に何度かお互いに、ふと急に会いに行ったり来られたりしながら、友達以上に発展することはなくすれ違いの関係を続ける2人だった。

<感想> 評価 ★3.5
観てからかなり時間が経ってしまいました。
この作品、好きです。
恋愛映画の王道でだけど、ハッピーエンドだから楽しんで観られます。
1番好きなシーンは、アシュトン演じるオリヴァーが、やっとエミリーの大切さに気づき、ギターでBON JOVIの「I'll be there for you」を弾きながら気持ちを伝えるシーン。
「ベガスの恋に勝つルール」なんかよりこっちの方が断然いいのに、日本未公開作品でした。ひとこと言わせてもらうなら、邦題がやっぱりイケてません。
原題の「A LOT LIKE LOVE」(愛のようなもの)の方がこの作品の内容とあっているのに。アシュトンの「ベガスの恋に勝つルール」と合わせたんだろうけど、ソレ失敗ですよって言いたいです。
アシュトンがキライじゃなく、ラブストーリーが観たいなと言うなら、コレお勧めです。






  

 

 

 

 
SALT  *ソルト*

2010年 / 米
監督:フィリップ・ノイス
CAST:アンジェリーナ・ジョリー、リーヴ・シュレイバー
    キウェテル・イジョフォー、ダニエル・オルブリフスキー

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<STORY>
北朝鮮でスパイの嫌疑をかけられた経歴を持つCIAエージェントのイヴリン・ソルト。ある日、ロシアの諜報員オルロフが情報を持っているとCAI送られてくる。オルロフを尋問したソルト。オルロフは、「大統領を暗殺するために、ロシアからスパイが送り込まれる」と告白し、そのスパイの名はイヴリン・ソルトだと言う。ソルトは「これは誰かの罠よ。夫に会わせて!」と懇願するも、同僚であるCIAから追われる身となる。逃亡するソルトは金髪を黒髪に染めて変装しながら厳重な警備の中、アメリカ副大統領の葬儀会場に現れ、ロシアの副大統領を殺害する。が、何かがおかしい・・・。彼女の正体は?そして、真相は?

<感想> 評価 ★3.5
アクション作品だと思います。
Storyの軸がアメリカとロシアのスパイ、国家機密e.t.cなど少々難解な題材なのでそれを中心に見てしまうと矛盾があるのかも知れませんが、ハリウッドのアクション女優=アンジーの作品として見ると痛いシーンや、少々ハラハラするシーンもあって100分、飽きずに見れます。折しも、アメリカにロシアの美人スパイが潜入していたってニュースもありましたし、リアリティはおかげで出ましたよね。
元々トム・クルーズ主演で書かれた作品と言うことですが、アンジーで良かったように思います。

序盤から中盤は、アンジー演じるイヴリン・ソルトが疑惑どおりのロシアのスパイなのか、それともCAIの職員なのに逃げるから追われているのかがわからないように描かれています。見る側に、ソルトはどっち?と思わせる展開ですね。その後、ロシアのスパイだったと思わせておいて、違う行動を取ったりと二転三転します。ラストでは彼女の正体がわかるのですが、私が最初に怪しいと思った人物がスパイだったりして、(ほらね)などと騙されたり、見破ったりする楽しみがある展開です。
単純なアクション映画というだけでなく、一種のミステリー的な要素もあるかも知れませんね。しかし、現実の社会において、アメリカのみならず、いろんな国の中にスパイとして何十年も潜入し、国のためにスパイ行動をしている人がいるのかと思うと現実は恐ろしいと思いました。

 

 

 

 

 
文字色THE INTERNATIONAL *ザ・バンク 墜ちた虚像*
2009年/米
監督:トム・ティクグア
CAST:クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ

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<STORY>
インターポール捜査官のサリンジャーは、ニューヨーク検事局のエレノアと共に、国際メガバンクのIBBC銀行の捜査を続けていた。内部告発をしようとした銀行幹部との接触のためにベルリンを訪れたサリンジャーだが、検事局員を目の前で殺され、また告発者も事故死に見せかけて殺されてしまう。証言を得るためミラノを訪れたサリンジャーとエレノアは、軍事メーカーの社長から銀行が武器取引に関与していることを聞きだすが…。

<感想> 評価 ★3.5
クライヴ・オーウェンが好きなので予備知識なしで見ました。
冒頭のシーン。
雨が降る中、停車した車の中で男ふたりが運転席と後部座席に分かれて座り、言葉少なに会話をしています。重要機密事項のリークだと言うことが会話から想像できます。ほどなくしてふたりは翌日に会う約束をし、後部座席に座っていた男がクルマから降りて歩き出します。と、突然男が激しく嘔吐しながら倒れこみます。道路の反対車線にいたサリンジャーはその男に駆け寄りますがすでに男は死亡。
この冒頭シーンでつかみはOK。一気に映画の中に引き込まれました。
世界を支配するのは政治家じゃなく巨大銀行であり、それに立ち向かうインターポール捜査官の苦闘を描いた金融サスペンスと言う内容です。正当に真っ正面から立ち向かっていくルイをはじめインターポールの面々は、裏から手を回されたり、工作されたりして追い詰めることができません。やっと追い詰めたと思ったらその相手が暗殺されたりします。
これが現実なんだろうと思うワケです。
想像以上に骨太で良質な作品でした。

 

 

 

 

 
SHELTER  *シェルター*
2009年/米
監督:モンス・モーリンド 、ビョルン・スタイン
CAST:ジュリアン・ムーア、ジョナサン・リス・マイヤーズ、ジェフリー・デマン

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<STORY>
多重人格を否定する精神分析医カーラは、その病気を理由に罪を逃れようとする犯罪者たちの嘘をことごとく見破ってきた。そんなある日、同じ精神分析医の父から、デヴィッドという患者を紹介される。カーラが診察を始めると、さっそく別人格が現われる。最初は愉快犯と確信していたカーラだったが、調べを進めていくうちに、次々と俄には説明のつかない事実が判明していく。次第に確信が揺らぎ、逆に精神的に追いつめられていくカーラ。


<感想> 評価 ★3
本作は、「サイコ・スリラー」or「オカルト・ホラー」に分類されると思います。
前半は「精神分析医vs解離性同一性障害の患者」の構図で心理戦が描かれており、ジュリアン・ムーア演じるカーラがデヴィッドが多重人格者となった経緯を突き止め、カレを治療する方向で展開されていくのですが、ナゼか中盤以降はStoryは一気にオカルト方向へスイッチ。祈祷師の老婆や100年以上前のムーア牧師の話が出てきて一気にグダグダ方向へ。結局、無宗教・無信仰と言うことが話題になると「エクソシスト」方向へ話しが行っちゃうんですよね、米映画って。
で、終わって見れば、ムーア牧師はデヴィッドを殺害したことで「The end」の見えたのに娘のサミーに引き継がれてしまったじゃん(怖)と言うオチつき。
おもしろくなかったですけど、4人以上の人格を使い分けてカーラの前に登場するジョナサン・リース・マイヤーズ演じるアダム(デヴィッド)が良かったので★3と言うことにしておきます。 

 

 

 

 
さまよう刃 
2009年/日本
監督:益子昌一
CAST:寺尾聰、竹野内豊、伊東四朗
    長谷川初範、酒井美紀、岡田亮輔

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<STORY>
ある日、長峰重樹の中学生の娘・絵摩が、未成年の少年グループに理不尽に凌辱された末、荒川の河川敷で無惨な死体となって発見される。妻を亡くし、娘の成長だけを楽しみに生きてきた長峰は打ちのめされる。ある日、長峰宅留守電に「犯人は菅野と伴崎です」と語る匿名の密告電話が入る。長峰は半信半疑で伴野のアパートに無断侵入し、そこで犯行の一部始終を収めたビデオテープを発見してしまう。長峰の怒りは正当な裁きではなく、自らの手で犯罪者を裁く側へと一気に動き出す。

<感想> 評価 ★2.5
原作は東野圭吾です。少年犯罪を題材に、被害者の父親と裁判で裁かれることのない少年犯罪を扱った重い内容です。
が、この作品を観たかぎり、娘を無残な事件で殺され、その犯人が少年であると言う事実に苦しみ、犯罪者へとスイッチングしていく様に厚みを感じられず、何も感じることができないまま見終わってしまいました。
きっと原作を読む方が感じるものがあったんじゃないかと思います。
とにかく私に日本映画は合わないようです。この作品も未成年の犯罪者役に岡田亮輔くんが出演していなかったら鑑賞することもなかったと思います。

 

 

 

 

 
THE TAKING OF PELHAM 123  *サブウェイ123 激突*
2009年/米
監督:トニー・スコット
CAST:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ

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<STORY>
午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバーは、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけ切り離され、停止。後ろの車両は逆走しはじめた。ガーバーが無線連絡すると、ライダーと名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求。
人命は守れるのか?

<感想> 評価 ★4
「デンゼル・ワシントン VS ジョン・トラボルタ」の2大個性派俳優共演ならどんな作品でも魅せるハズ。
この作品、期待通りでした。
悪く評価するなら「予想通り過ぎて意外性はない」と言う部分かな。 
それでもハラハラするところもあるし、俳優の演技力にグイグイ引き込まれて満足できた1時間半でした。時間もコンパクトだし、ムダな話がないし、話もシンプルで良質な作品だと思います。
1972年の「サブウェイ パニック」のリメイクだそうですが前作を知らないのでこの作品だけを観ると、ネットで車内の状況が動画配信されたり、逐一の株価を観たりとハイテクのようで、お金は現金、届けるのは人間に・・・と言うアナログが部分が混在してる。ま、それもありなんかな。観てる時は非常におもしろい。でも見終わったあとは印象の残らない作品とも言えますが。


   

 

 

 

 
Shutter Island   *シャッター・アイランド*
2010年/米
監督:マーティン・スコセッシ
CAST:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ
    ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ

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<STORY>
1954年、ボストン沖にある孤島、シャッター・アイランドには精神を病んだ犯罪者の収容施設があった。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズは、この孤島の怪しさに気付き始める……。

<感想> 評価 ★3
この作品、「謎解き作品」のように宣伝されてますけど、そんなに謎がありました?私にはそれほど難解な作品には思えませんでした。途中でそっち方向のオチだけは勘弁してほしいなぁと思った方向のオチだったんでがっかり感は多少ありますが、謎解きよりも、映像や音響、ディカプリオの表現力を楽しむことができたんで納得はしています。
以下、ネタバレですから要注意ください

(ネタバレ)

私はラストがとても気になりました。
ラスト、医師がテディが正気に戻っているか、また幻想の世界で生き始めているかチェックするんですけど、テディはまた幻想の世界に戻ってしまったような発言をします。それを知った医師は、ほかの医師団に首を振ってみせて(ダメだ。また戻っている)と言うような表現をします。私はそれをテディにロボトミー手術をすることを決定したと理解しました。
その状況下でテディは言います。「どちらがマシかな?」「モンスターのまま生きるのか。善人として死ぬのか」と。私はこの台詞でテディは正気に戻っているのにあえてロボトミー手術を選び、自分を崩壊させる方を選んだんじゃないかと理解しました。
このシーン、印象深いです。

とは言え、「おもしろかった?」と聞かれれば返事には困ります。
ディカプリオが好きで、精神世界を描いた作品は嫌いじゃないと言う人にはお勧めかなと思います。
   

 

 

 

 
THE BLIND SIDE *しあわせの隠れ場所*
2009年/米
監督: ジョン・リー・ハンコック
CAST:サンドラ・ブロック、クィントン・アーロン、ティム・マッグロウ、
    キャシー・ベイツ、リリー・コリンズ、ジェイ・ヘッド

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<STORY>
父親の顔も知らず、母親とは引き離され、家も寝る所もない、ひとりぼっちの黒人少年、マイケル・オアー。凍てつくような真冬の夜、Tシャツと短パン姿で歩いていた彼に、声をかけたひとりの白人女性、リー・アン。彼女はマイケルを放っておけずに邸宅に泊める。最初は、憐れみだけだった。しかし、リー・アンはマイケルの瞳の中に、お金では決して買えない輝きを見つける。初めての自分の部屋、初めての自分のベッド、初めての愛し愛される家族に喜ぶマイケル。リー・アンと家族はマイケルから、すべてに感謝しながら生きる幸せを教えられる。
マイケルの後見人になったリー・アンは、学校の成績が悪い彼の隠れた才能を発見する。
アメリカン・フットボールの選手としてマイケルの持つ能力はぴったりだった。
“家族”の応援のもと、マイケルはたちまち注目の選手となり、あらゆる有名大学からスカウトが訪れる。だが、進路をめぐってマイケルは、リー・アンが自分を引き取った理由に疑問を抱き、言い争いの末に家を出ていってしまう。果たして彼らは、本当の家族になれるのか、それとも──?

<感想> 評価 ★4
2009年にプロアメリカンフットボールリーグのNFLのボルチモア・レイブンズに1順目23位で入団したオフェンスタックル、マイケル・オアーの高校時代を描いた実話だそうです。
この作品でサンドラ・ブロックは2010年アカデミー主演女優賞を受賞しました。

この作品が実話だと言うところが本当に素晴らしいと思います。人種を越え、貧富を越え、アメリカ社会では、子どもを社会が守ったり、後見人となり援助したりするシステムが出来上がっているんですよね。今の日本では考えられないことだけれど。
サンドラ・ブロックが演じた女性、リー・アンを私は尊敬するし、彼女のような「ママ」になりたいと思う気持ちもあります。「愛溢れるママでありたい願望」かな。
「愛はすべてを救う」ってほんとう?と思う時もありますが、マイケルとリー・アン家族を見ていると、愛を与えるものも、与えられるものもすべてがそれを望み、互いを慈しみ合えば可能なことなんだと思うのです。
この作品のサンドラ・ブロック、いいです。好きだな。彼女に適任の役だったと思います。エンディングロールで流れる本当のリー・アンと家族、マイケル・オファーの写真がどのキャストとも似ていて、今も実在している人たちを描くために雰囲気の近い人たちをキャスティングしたのかも知れませんね。
若い頃のサンドラ・ブロックはあまり好きじゃなかったのだけど、最近のS・ブロックには注目しています。
 
 

 

 

 

 
 Jacob's Ladder  *ジェイコブス・ラダー* 
1990年/米
監督:ブライアン・ライン
CAST:ティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャ、
    マコーレー・カルキン

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<STORY>
ある日のこと、突然地下鉄の車内でかつてのベトナムでの体験が蘇り、何者かに刺される夢を見た時から、ジェイコブ・シンガーの日常には奇妙な幻覚が交錯するようになる。

<感想> 評価 ★2.5
職場の映画好きSくんのお薦めで鑑賞。公開当時(20年以上前)は、斬新な映像とストーリー、ハッキリ示さない結末に話題となった作品だそうです。私の記憶の中にこの作品はなかったので早速鑑賞しましたが、感想は(ん~・・・・)。
ラダー(Ladder)とは、階段の意味ではなく、ベトナム戦争下で戦意を上げるためにアメリカ兵に使用した幻覚を起こす薬品の名前だそうです。そのラダー使用実験の部隊として選ばれたのがジェイコブのいた部隊。そして惨事が起きたワケです。
映像として見せられるものがジェイコブの夢だと言うことは映画の途中で気づきます。
好きな人は熱く語っている作品のようですが、私は最初から最後まで入りきれず、終わってしまいました。



 

 

 

 

 
 SURROGATES *サロゲート*
2009年/米
監督:ジョナサン・モストウ
CAST:ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、
    ロザムンド・パイク、ジェームズ・クロムウェル

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<STORY>
代行ロボット“サロゲート”が活躍する近未来。人間は自宅でサロゲートをリモートコントロール(遠隔操作)するだけで、リアルな世界に身を置かない“超ひきこもり生活”が当たり前となっている社会だった。そんなある日、ひとりのサロゲートが襲われ、破壊されたと同時に遠隔操作していた使用者本人も脳が溶けて死亡する事件が起こる。
FBI捜査官のグリアーは、サロゲートを開発したVSI社と事件とのかかわりを捜査しはじめる。

<感想> 評価 ★3.5
ほとんど話題にも上らず、映画宣伝さえ記憶にない作品だったので期待値ゼロで見たのが良かったのか予想以上に面白かったです。
ハリウッド映画で良く使われるStory「近未来・人間型ロボット社会」が題材ですが、98分間と言うコンパクトな時間で上手くまとめられていたと思います。
こむずかしい説明など省いて、ロボットが当たり前に暮らす社会と、人間の感情にスポットを当ててざっくり描かれていたので抵抗なく近未来、人間型ロボットが中心の世界観に浸れました。
若干、B級作品の香りがしますが、映画のグレードをあげているのはやっぱりブルース・ウィリスの存在感でしょう。
「ダイ・ハード」でB・ウィリスを知って以来、数多くカレの作品を観てきましたが、イケメンじゃないけど深みのあるいい俳優で、その魅力も衰えるどころか役の幅を広げているように思います。
代理人間としてサロゲートが仕事や生活をする社会。それでは人間は何をしているのか?と言うところの見せ方も興味深かったです。
サロゲートと人間を映像で区別させるための工夫として、スタイル抜群の美男美女、シワも毛穴もない完璧な人間にチカラのない目で感情のない醒めたサロゲートを表現。反対に、醜く太ったり、シワやケガの痕が残っている身体に、目の表情を多く使い、悲しみを漂わせて、生身の人間を表現されていました。この対比が上手かったと思います。

またサロゲートのブルース・ウィリスがヅラをかぶっててなかなかいいんですよねぇ~。
暇つぶしに見るには時間も内容もマッチする作品じゃないかと思います。
 

 

 

 

 
SUNSHINE CLEANING *サンシャイン・クリーニング*
2008年/米
監督:クリスティン・ジェフズ
CAST:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント
    アラン・アーキン、スティーブン・ザーン
    クリフトン・コリンズ・JR.

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<STORY>
高校時代はチアリーダーでアイドルだったローズ。30代の今はシングルマザーで仕事はハウスキーパー。かつての恋人と不倫中。ローズの妹・ノラは定職につかずバイトの日々。そのバイトでさえ続かずいまだに父親と同居中。ローズの息子:オスカーは何でも「ナメる」癖がエスカレート、呼び出されたローズは教師とキレて退学することに。何をしてもダメな姉妹に転機が訪れる。それは「大金が儲かる」と言う事件現場のクリーニング。ローズは嫌がるノラを説得し、ふたりで清掃業を興す。その名も「サンシャイン・クリーニング」・・。

<感想> 評価 ★4
「リトル・ミス・サンシャイン」のプロデュースチームが手がけた2作目。
前作と同様に負け組と呼ばれる人々を主人公にしたきもちがほんのり温かくなり、(がんばろっ)て小さくつぶやきたくなるようなハートウォーミングな作品でした。

生きていくために少しでも高級を稼ぐためにはじめた仕事は、不倫相手から紹介された死亡事件後のクリーニングの仕事。ド素人の彼女たちが孤軍奮闘している姿は、死者へのレクイエムではなく、まさしく、今を必死で生きる私たちへの応援歌です。
ヒロインのローズは、高校時代はチアリーダーのアイドル。でも現在は30歳を過ぎたシングルマザー。取り柄もないので安月給のハウスクリーニングの仕事をしギリギリの生活苦。恋人は高校時代の恋人だった警察官で、ずっと不倫中と言う典型的な負け犬人生。
妹も何をやってもうまくいかない状況。
そのふたりが、生き甲斐とか、やりたい仕事とかそんなカッコイイ理由じゃなく、ただただ生きるためにはじめる仕事は、壮絶な事件現場だったりする。それを彼女たちは必死ではじめる。そうなんだよ、必死で生きてるんだよ、みんなって感じさせてくれる。
いわゆる開き直ったポジティブさが痛快。
人生には劇的なことなど何度も起こらない。八方ふさがりなことも多いもの。
必死で生きて、たまにある小さな喜びに笑顔になる。それが人生。何が悪い!ってそう感じさせてくれるいい作品でした。
ぜひ、鑑賞あれ!
   

 

 

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Author:nagi
映画blogをつけたくて何だかんだ流れ流れて
ココに戻って来ました。
ずっと自分記録として続けて残したいなと思います♪

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