映画レビューサイト 独断と偏見で映画の紹介と感想を書いています
 

 

 
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LARS AND THE GIRL *ラースと、その彼女*
2008年 / 米
監督:クレイグ・ギレスピー
CAST:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、
    ポール・シュナイダー、パトリシア・クラークソン
    ケリ・ガーナー

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<STORY>
アメリカ中西部の小さな田舎町。ラースは、人々から“ミスター・サンシャイン”と呼ばれる心優しい青年。彼は兄のガスと義姉カリンの家の敷地ガレージでひとり暮らしをしていた。過去の体験からか、人とのかかわりを避けるようになったラースの日々の暮らしは、週一回の教会への参列と会社での同僚とのおしゃべりぐらい。そんなある日、ラースが“彼女を家に招待した”と兄夫婦のもとを訪れる。内気な弟に恋人ができた、と喜んだのも束の間、現れたのはインターネットで購入した等身大のリアルドール。しかし、ラースはその人形を“ビアンカ”と呼び、“彼女”の生い立ちや性格を楽しそうに説明する。弟が完全に正気を失ったと唖然とするガス。カリンはどうしたものかと、医師のダグマーに相談を持ちかけるが、医師は周りの人々がそれを受け止めてて受け入れてあげることが問題解決になるのではないかと助言する。ガスとカリンはラースのために、街の人々にビアンカを受け入れるよう理解を求め、戸惑いを見せながらも町の人々もビアンカの存在を認めていく。

<感想> 評価 ★4
リアルファンタジーと言う感じ。期待していた以上の映画だったので、今、とても心が満たされた気分です。ライアン・ゴズリングをそれほど好きじゃないなんて言いながら、最近カレの作品ばかり観てしまうのは、どの作品にも違うゴズリングが存在し、どの作品も高いクオリティーだから。本作のゴズリングも素晴らしかったです。
過去に観た「ドライヴ」とも「ラブ・アゲイン」とも「ブルー・バレンタイン」ともまったく違うゴズリング。カレの魅力は計り知れない。ラース役は、ゴズリングが演じたからこそ魅力が増し、作品全体に温かで柔らかで繊細な空気を作ることが出来たと思います。

孤独の中に暮らし、自らも孤独の中に生きようとするラース。心優しく気遣いのできるラースを「Mr.サンシャイン」と町の人は呼ぶほどカレは愛されているのだけれど、過去の何かがカレを”孤独の世界”に引き入れて離そうとしない現状。皆はラースを何とかしてあげたいと思い、何だかんだ世話を焼くのだけれど、その思いが理解できるのに応え方がわからなくてまたそれで距離感を作ってしまうと言う悪循環。そしてあるキッカケで自分の世界を作り上げてしまいます。それがリアルドール:ビアンカを恋人にしたこと。リアルドールの恋人を見て兄夫婦をはじめ町の教会の人々は「とうとうラースが精神を病んだ」と心配し、悩みますが、結論ビアンカを受け入れます。バカにしたり冷やかしたりするひとがいない町。温かな空気。それもこれもラースが今まで町の人々にしてきたことと同じなのだろうことがわかります。
映画の中で、ラースの心を覆っている不安の原因がいくつかわかります。それはどれも理解できること。映画を観ながらそれがわかっていく構成が好きです。
温かな人々、兄夫婦に囲まれてラースは自身で再生していきます。その過程が良かったです。とにかく温かな素晴らしい映画でした。
こんなにこの作品が好きになるとは思わなかった私です。
ゴズリング、これからもカレの作品を楽しみにしたいと思います。
 
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LOVE & OTHER Drugs *ラヴ&ドラッグ*
2010年 / 米
監督:エドワード・ズウィック
CAST:ジェイク・ギレンホール、アン・ハサウェイ
    オリヴァー・ブラッド

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<STORY>
自他とも認めるチャラ男のジェイミー。女性問題で解雇されたカレの新しい仕事はMR(医薬情報担当者)。世界最大の製薬会社・ファイザー製薬のMRとして配属されたオクラホマで、医師に媚びを売り、病院の受付嬢を誘惑して便宜を図ってもらって日夜奮闘する。そんなある日、若くて美しいパーキンソン病患者のマギーと出会う。いつものノリで軽く遊ぶつもりのジェイミーだったが、徐々にマギー惹かれていく。しかし、マギーは難病である自分は誰も本気で愛さないと言い放つ。その頃、夢の新薬・バイアグラが開発され、上司に熱望した結果、バイアグラの販売許可担当に。カレは精力的にバイアグラを売りさばき、遂に優秀なセールスマンとなる。マギーとも良い関係を続けていたが、確実にマギーの症状は進んでおり、マギーも苛立ちを隠せなくなりケンカをするようになる・・・。

<感想> 評価 ★3
'90年代の医薬品業界を描いたノンフィクション。ジェイミー・レイディ原作『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた〈バイアグラ〉セールスマン』がベースの実話の映画化でした。
ふ~ん・・。ラブコメかと思っていたので、実話ベースと聞いて少しびっくり。
全体的には、MRとして活躍するジェイミーの話と言うよりも、セフレとして出会ったふたりが真剣な愛へと変わるまでを描いたラブストーリーに受け取れました。
とにかく不必要なほどのセックスシーンが出てくるし、ステキなアン・ハサウェイちゃんは脱ぎまくるし、ジェイク・ギレンホールも鍛えた肉体をさらけまくる。こんなに必要?と言いたい!そりゃキレイで観ていて不愉快じゃないけど・・・ね。
パーキンソン病を抱えるマギーとのラブストーリーをライトに表現したかったからかも知れないけれど、エロティックなシーンの多様は話の焦点をぼかしてるようにも思いました。
と言うワケで、アンとジェイクのファンは必見かも?
 

 

 

 

 
CRAZY,STUPID,LOVE  *ラブ・アゲイン*

2011年 / 米
監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
CAST:スティーヴ・カレル、ジュリアン・ムーア
    ライアン・ゴズリング、アナリー・ティプトン、
    エマ・ストーン、マリア・トメイ、ケヴィン・ベーコン

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<STORY>
真面目な40男・キャルは、妻・エミリーから突然離婚を提案される。なんと、エミリーは同僚と浮気をしたというのだ。ショックを受けたキャルは家を出て、毎日バーに通い、愚痴をこぼしていた。そんなキャルに、いかにもなプレイボーイのジェイコブが声をかけてきて、「男らしさを取り戻す力を貸す」と言う。キャルはファッションや会話術を学び、だんだんと洗練されていく。そして、エミリー以外の女性と初めてベッドを共にするが…。

<感想> 評価 ★3
なんとなく選んで見た作品。ラブコメで軽く楽しく見れました。
中年夫婦が陥る夫婦のズレを上手く表現してたと思います。日本もアメリカも結局倦怠期夫婦は同じってコトですね。
高校で出会った彼女と結婚し、ずっと妻だけを見てきたピュアな男:キャル。この夫を裏切った妻を世間は悪く言うだろうけど、クソまじめで面白くない夫と死ぬまで一緒も女にはツライもの。これから先の未来、女として終わりを迎えるしかなくて、楽しいことが起こらないような絶望感を感じ、自分の人生のために夫と離婚をしたエイミーだけど、少々の時を経て、子どもと楽しい時を持っている瞬間、フッと元夫:キャルを思い出す。素直に電話できない元妻は「給湯器の使い方がわからないの」とウソの理由をつけて元夫に電話するー・・・わかるなって思う同年代の私です(笑)
このあたりの女性の心理をジュリアン・ムーアは丁寧に表現していました。
一方、愛を少し穿ったようにしか見れないイケメンプレイボーイのジェイコブが、天真爛漫でピュアに生きるハンナと出会ったことで愛を知るシーンも良かったです。人と人とが感情を絡み合わせる瞬間ってステキです。
このプレイボーイ役は、最近売れっ子俳優のライアン・ゴズリング。彼はその役柄によって雰囲気が違うとかで怪優と呼ばれてるようだけど・・・そうかな?(^^;)
私の好みじゃないっちゃ~ないので、そう見えるだけかも知れないけど、私には漫才師:ロザンの宇治原に見えてしまうんですけどぉ(遠い目)

この作品もとにかく邦題がイケテません!いつも言うけど、ラブコメをこのような安っぽい題名をつけてますます安っぽくしないでほしいなぁ~@
原題は「イカれてる!バカげてる!愛しい!」。まさにそのままの内容です。
キャルとエイミーの13歳の息子も言ってたけど、人を愛する気持ちは時に狂気じみていて、アホみたいなところもあるけど、それでも人を愛する気持ちは尊い。
いい映画でした。
アラフォー以上の方に見てもらいたいな!!
 

 

 

 

 
PERSONAL EFFECTS *ラブ・クライム*
2009年 米/独
監督:デヴィッド・ホランダー
CAST:ミシェル・ファイファー、アシュトン・カッチャー
    キャッシー・ベイツ、スペンサー・ハドソン

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<STORY>
ウォルターは、アイオワ州のレスリングチームに所属し将来を有望されている選手だった。しかし突然双子の姉を殺害され、実家に戻ることに。何とか日常に戻ろうとする家族を前に、ウォルターは犯人に対して押さえきれない怒りを抱えつつ判決を待つ日々を送っていた。そんなウォルターを見かねた母親は、遺族者が集まるセラピーに同席させる。そこで夫を殺害され苦悩するリンダと出会うのだった。彼女は耳の不自由なひとり息子のクレイと共に生活をしていた。
ある日、裁判所でリンダとウォルターは再会。話をするうちに惹かれ合っていくのだった。

<感想> 評価 ★3
日本未公開作品。
邦題とあらすじを読むと恋愛映画のようですが、違います。だいたい、キャストが年上女性キラーのアシュトンに、50代でもかわいいミシェルときた上、邦題が「ラブ・クライム」(愛・犯罪)とくれば勘違いしてしまいますよね。でも本作、意外に重いテーマを扱ってる作品でした。愛する家族を殺害されてしまった被害者家族の心情、人生の再生を扱っているんです。元々、原題は「PERSONAL EFFECTS」。意味は「身の回り品」です。つまり、犯罪に巻き込まれて失った家族の遺品(パーソナル・エフェクツ)。
娘の遺品を捨てることも見ることもできない悲しみから、立ち上がるためにセラピーを受け、遺品をバザーに出すことを決意した母と、どうしても犯人への憎しみをぬぐい去れない弟の葛藤。同じ被害者家族であるリンダとその息子とのふれ合いを通して、被害者家族の姿、人を赦すことのむずかしさなどを描いています。
つまり、かなり大切で大きなテーマなのですが、どうも人物描写が浅く、被害者家族の感情もどことなく中途半端なために感情移入ができないんですよね。気づいたら、こんな大きなテーマなのにサラッ~っと見てしまってました。
ただ1カ所、映画の中で怒りを感じた場面がありました。それは裁判員に向かって弁護士が容疑者の弁護をするシーンです。弁護のためにとは言え、殺害された被害者である女性の素行の悪さなどを訴えるシーンです。弟のウォルターはその弁護を聴きながら「ウソだ!ウソだ!」と叫びます。当然裁判長に注意をされますが、ウォルターの気持ち、わかりますよね。被害者であるだけで十分なのに、ナゼに弁護のために悪く言われなきゃならないのかと思います。弁護ってなんななんだ?って法廷ドラマや映画を観ると良く思います。
あ、それから。ミシェル・ファイファーを見ると必ずこの曲が頭を巡ります。
ミスチルの「ミシェル・ファイファーの唇が好き~」って曲。
歌詞どおり50代を過ぎてもチャーミングで魅力的。唇もね。
 

 

 

 

 
THE LOVELY BONES *ラブリー・ボーン* 
2009年/米・英・NZ
監督:ピーター・ジャクソン
CAST:マーク・ウォルバーグ、レイチェル・ワイズ
    シアーシャ・ローナン、スーザン・サランドン
    スタンリー・トウッチ

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<STORY>
スージー・サーモンという魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父は犯人探しに明け暮れ、母は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。崩壊していく家族の姿を見てスージーは……。

<感想> 評価 ★3
監督は「ロード・オブ・ザ・リング」で有名になったピーター・ジャクソン。「キング・コング」を駄作と言う人もいるけれど、私はこれも好きだったので本作品も期待しました。
見終わった感想は、一言で言うと焦点がはっきりしないぼやけた映画だったなーと。
幸せな家族にスージーが行方不明になると言う事件が起こり、天国に行けずにさまようスージーと、スージーを捜し続け、スージーの死を受け入れられずに崩壊して行く家族を2つの視点で描いています。
映画の途中でスージーを殺害した犯人がわかります。妹の行動力で犯人を追い詰めるところまで行くけれど、結局犯人が逮捕されることはありません。因果応報として犯人は裁かれますが。なんだかその部分は肩すかしを食らった感じでスッキリしませんでした。ま、これは小説ありきの映画化ですから仕方ないのかもしれませんが。
ヒロイン役のシャーシャ・ローナンは魅力的です。「つぐない」でも印象的な演技をしていましたが、これからの彼女が楽しみです。

   

 

 

 

 
 RAMBLING ROSE *ランブリング・ローズ* 
2001年/米
監督:マーサ・クーリッジ
CAST:ローラ・ダーン、ロバート・デュパル、ダイアン・ラッド

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<STORY>
1935年ジョージア州。ヒリアー家のもとに、ローズがお手伝いとして雇われる。ローズは主人のヒリアー氏にも聴力障害がある夫人とも良い人間関係を築けて新しい人生は順調にスタートしたかに見えた。だが彼女には幼い頃親に捨てられ、青春時代を売春宿で過ごした過去があり、自身でも如何ともしがたい性欲過多の性癖があった。ある日彼女はヒリアー氏の優しさを愛情と勘違いして激しく求愛するが、彼女の過去を知っているヒリアー氏は父親のようにその行動をたしなめる。その日を境に、ローズは週1回の休みの日に挑発的なドレスを着て街へ出かけ男ををあさるようになって行くが・・。

<感想> 評価 ★3
何とも評価しにくい映画でした。いろいろ考えたけれど、感想をかけません。
夫人の深い愛情だけが印象に残っています。
 

 

 

 

 
THE LIFE OF DAVID GALE *ライフ・オブ・デイビット・ゲイル*
2002年/米
監督 :アラン・パーカー
CAST:ケイト・ウィンスレット、ケヴィン・スペイシー、
    ローラー・リニー

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<STORY>
全米の中でも死刑の執行回数が飛び抜けて多いテキサス州。大学の哲学科で教鞭を執る人気教授デビッド・ゲイル(ケヴィン・スペイシー)は、妻と息子を愛する良き父親であり、死刑制度反対運動に熱心に取り組む活動家でもあった。その彼が、今は活動団体の同僚女性をレイプしたうえ殺害した罪で死刑が確定し刑務所の中にいる。デビッドは死刑執行直前になり、突然人気誌の女性記者ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)を指名し、多額の報酬と引き替えに残りの3日間での独占インタビューを許可した。デビッドの有罪を疑っていないビッツィーは彼の話を聞くうち、いつしか冤罪を確信するようになるのだが…。
<感想> 評価 ★3
社会派映画(死刑の是非を問う)か!?と思わせておいて、実際はサスペンス色が濃い映画になっている。
ケイト・ウィンスレットはひとりで行動できる強気の女性記者を演じきっていたし、ケヴィン・スペイシーは相変わらずの演技力でどんな役をやっても魅力十分なので見終わってから、重い内容のようで実のところそうじゃないっと言う軽さは演技力でカバーできている。個人的にはビッツイーの部下・ローラー・リニーがなかなか可愛くて良かった。  

 

 

 

 
LAST TANGO IN PARIS *ラスト・タンゴ・イン・パリ*
1972年/仏
監督 :ベルナルド・ベルリッチ
CAST:マーロン・ブランド、マリア・シュナイダー、
    ジェレ=ピエール・レオ 

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<STORY>
 ある冬の朝、パリのアパートの空室で中年男のポールと若い娘ジャンヌが偶然出会った。2人は衝動的に愛の行為へと突入する。中年のアメリカ人ポールは妻に自殺され絶望的であり、ジャンヌはトムと言う恋人がいるが少し気持ちがすれ違ってる。しかし、ふたりは互いに名前も過去も秘密にしアパートで会いセックス以外存在しないという生活を始める。
 イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチが、31歳の若さで発表し、世界を震撼させた問題作。『ゴッドファーザー』で名演技を見せたばかりのマーロン・ブランドがポールを演じ、フランスの名優ダニエル・ジェランの娘で、弱冠20歳のマリア・シュナイダーがジャンヌを演じている。ニューズウィーク紙が「まぎれもなく、呆然とするような傑作」と評したように、この作品は2人の愛をひたすら見つめる。公開当時、世界各国で上映禁止となり、世相を二分する大論争となった。今ではそれが「歴史」となり、この作品は映画史に輝いている
<感想> 評価 ★3
パリの町、音楽、カット割・・絵画のような映画。
イタリアの巨匠ベルナルド・ベルリッチ監督が31歳の時に発表した問題の名作。無修正版を見たが今の時代じゃ別にワイセツには感じないが、32年以上前は問題作だったろうし修正しなきゃ上映できなかったと思う。
30代の今なら感情を理解できるだろうと思って見たが無理だった。名作って微妙だ。
セックスだけで結びついていると思っていた。そうでありたかったふたりがそうではなくなり最初にジャンヌが苦しみ、受け入れなかったポールから去る決意をした時に、やっとポールがジャンヌを愛していると伝えるシーンは(タイミングの大切さ)と(身体だけでは何度もセックスできないだよな)って事実を見せつけられた気がした。  

 

 

 

 
THE LAST SAMURAI *ラスト・サムライ*
2003年/米
監督 :エドワード・ズウィック
CAST:トム・クルーズ、ティモシー・スポール、渡辺謙、小雪、
     真田広之、原田眞人 

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<STORY>
19世紀末。南北戦争の英雄、オールグレン(トム・クルーズ)は、原住民討伐戦に失望し、酒に溺れる日々を送っていた。そんな彼が、近代化を目指す日本政府に軍隊の教官として招かれる。初めて侍と戦いを交えた日、負傷したオールグレンは捕えられ、勝元(渡辺謙)の村へ運ばれた。勝元は、天皇に忠義を捧げながら、武士の根絶を目論む官軍に反旗を翻していた。異国の村で、侍の生活を目の当たりにしたオールグレンは、やがて、その静かで強い精神に心を動かされていく。
<感想> 評価 ★4
渡辺謙がアカデミー助演男優賞候補になった事で話題になった映画。
世間では渡辺謙の映画・主役は渡辺謙のようだと言われていたが、私はやはりトム・クルーズの映画だと思った。モチロン渡辺謙も素晴らしかったが、トムの「Japanese」の心を理解し敬意を表し演技する姿に惹かれるものがあった。
日本では切腹が美徳とされる。負けを認めるときは自ら逝く。けれど西洋(アメリカ)では生き続けることに意味を求める。その違いを大村との戦いでしっかり描いているところが私はとても好きだ。
また、日本的な愛情(親子愛・夫婦愛など)がハリウッド映画としては丁寧に描かれていたところは評価できると思う。勝元の息子「のぶたか」が政府軍に打たれた時に彼を置いて村へ帰るくだりなどなんと日本的なんだろう。
勝元の最期を見守ったオールグレン。勝元の意思を継ぐために天皇に会うオールグレン。そして、生き延びてタカの元へ帰ったオールグレン。日本的生き様とアメリカ的生き様が丁寧に描かれていたところがいい。確かにおかしなところは多々ある。雪が積もる程の山奥にナゼ椰子の木があるのか?部落のお粗末さは何?とか。
でも難癖つけたって仕方ない。そこはSTORY重視で鑑賞すべき作品として多めにみるしかないだろう。

余談であるが、真田広之のシーンが多々カットされた言う。映画を観て納得。トム・クルーズと背丈・雰囲気が似ているのである。しかし、サムライの所作はトムより真田の方が数枚上手。カットされた理由はこう言うところもあるんじゃないだろうか。
 

 

 

 

 
Fear and Loathing in Las Vegas *ラスベガスをやっつけろ*
1998年/米
監督 :テリー・ギリアム
CAST:ジョニー・デップ、ベネチオ・デル・トロ、
    キャメロン・ディアス、クリスティーナ・リッチ
    トビー・マグワイヤ

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<STORY>
1971年、ジャーナリストのデュークと弁護士ゴンゾーはラスベガスへ向かっていた。
目的はベガスで行われるレースの取材。だが車にあらゆるドラッグを詰め込んだ2人の旅は最初から波乱気味。
取材費で滞在する一流ホテルのスイートでドラッグ三昧、ハイになって部屋を破壊、ヘロヘロ状態で街を徘徊する。
一体彼らの真の目的は?いや、そもそも彼らに目的なんてあるのか…?
<感想> 評価 ★1
ジョニー・デップはハゲ。ベニチオ・デル・トロはデブ。存在感十分のふたりの俳優がヤクでとにかくラリリまくる。
なにがなんだかわからないまま(深夜に観た私は途中寝てしまいつつ・・・)映画を見終わった。出演してる役者はすごいのだ!キャメロン・ディアスまで出演してんだから。
ジョニーの横山やすし風の歩き方も笑えるし、デル・トロちゃんもさすがと言う感じ。
この監督「12モンキーズ」の監督らしい。あぁ~なんかわかる。ラリってるのが好きな監督なんだよね(笑)映像は原色多い。
役作りの為にジョニーは頭の毛を抜き、デル・トロは体重を増やしたと言う役者魂の乾杯!
 

 

 

 

 
LUKCY NUMBER SLEVEN *ラッキーナンバー7*
2005年/米
監督 :ポール・マクギガン
CAST:ジョシュ・ハーネット、ブルース・ウィリス
     ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン
    ベン・キングズレー、スタンリー・トウッチ

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<STORY>
不運続きのスレヴンは、友人を頼ってNYに来た。友人のアパートにいると突然ギャングの訪問を受け、拉致られてしまう。スレヴンは友人と間違われてしまったのだった。スレヴンの不運はどこまで続くのだろう?
<感想> 評価 ★4
予備知識ゼロで鑑賞したのが良かったようで、楽しめた。
2転3転するストーリー、散りばめられる謎のパーツ。それらに心地よく翻弄されているとそれらパーツがが繋がり出しエンディングへ。プロットが良く出来ていると思っていたら、脚本は10年練られたものだと言う。やっぱり映画は脚本だ。
監督は「ホワイト・ライズ」のP・マクギガン。豪華なキャスト陣。見る価値十分!
最近、ジョシュ・ハーネット作品を連続して見ているが、本作のジョシュが1番好き。重いクライムサスペンスの中において、前半は腰バスタオル一丁の姿でコミカルに演じきっている。
ジャケ写の6人の俳優の個性が立っていて、誰もが霞んでいなかったところも魅力。
お薦めの1作。
ちなみに、原題は「LUKCY NUMBER SLEVEN」。綴りを間違っているワケではないです。このワケも映画の中で明らかに!
 

 

 

 

 
LOVE ACTYALLY *ラブ・アクチュアリー*
2003年/英
監督 :リチャード・カーティス
CAST:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、
    トーマス・サングスター、コリン・ファース、
    ローラ・リニー、ロドリゴ・サントロ、キーラ・ナイトレイ
    ローワン・アトキンソン、エマ・トンプソン、
    アラン・リックマン、ハイケ・マカッシュ、
    アンドリュー・リンカーン、ビル・ナイ

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<STORY>
19人が織りなす9つのありふれた愛に関するStory。
12月のロンドン。人々は幸せなクリスマスを迎えようと、ささやかな夢を胸に毎日を過ごしていた。
その1・新しい英国首相(ヒュー・グラント)は秘書ナタリー(マルティン・マカッチョン)に恋をしたらしい・・。
その2・愛する妻を亡くしたダニエル(リーアム・ニーソン)は義理の息子(トーマス・サングスター)との関係に悩み・・。
その3・弟に恋人を獲られた小説家ジェイミー(コリン・ファース)はポルトガル人のメイド・オーレリア(ルシア・モニス)に惹かれ
その4・夫で会社社長のハリー(アラン・リックマン)の浮気に気付き、妻の存在って?と悩む主婦カレン(エマ・トンプソン)。
その5・ヤクで転落した人生の再起をかける老いぼれロックスターのビリー(ビル・ナイ)と彼のマネージャー。
その6・親友ピーターの恋人ジュリエット(キーラ・ナイトレイ)に思いをよせる新進画家マーク(アンドリュー・リンカーン)
その7・ずっと憧れだったカール(ロドリゴ・サントロ)にやっと近づけたサラ(ローラ・リニー)の抱える問題・・・。
その8・イギリスじゃモテない男の起死回生!アメリカに女性を求めて旅出つコリン。
その9・代役男優と代役女優の心の触れ合い
9つの人生がそれぞれクリスマスにクライマックスを迎える。イブの夜、全てのドラマがハッピーエンドに向かって動き始めた
<感想> 評価 ★4.5
すごく良かったし大好きな1作になりました♥
19人と登場人物が多く、9つのStoryがあるので、登場人物の中には親近感が持てる人達がいて、感情移入したり、うれしくなったり、切なくなったりと楽しめました。
リチャード・カーティス監督作品はは私の心をくすぐる作品が多いようです。(フォー・ウェディング/ノッティング・ヒルの恋人/ブリジット・ジョーンズの日記
映画の中には(いいなぁ)と思うような好きなシーンがいくつもあったこもこの作品を好きにさせたファクターです。
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たとえばヒュー・グランドが「Here With Me」に合わせてダンスするシーンや、マークが親友の新婦ジュリエットに気持ちを告白するシーン。
マーク役のアンドリュー・リンカーンはとてもキュート♥でした。(画像、右)

それから小説家のジェイミーとメイドのオーレリアが言葉が通じないのに惹かれあうシーン。


憧れ続けるカールが自分の気があると分かったサラ。パーティがきっかけでやっと心通じ合ったのにサラの抱える問題で彼との関係を諦めるシーン
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(画像、下)。
カール役のロドリゴ・サントロ、これがまた相当なイケメン。「チェーリーズ・エンジェル フルスロットル」にも出演しているがブラジリアンで本当に魅力的

DVDが欲しいなと思ったのは久しぶりで、たまに見てわくわく・どきどき感を感じたい映画です。



 

 

 

 

 
MUSIC AND LYRICE *ラブソングができるまで*
2007年/米
監督 :マーク・ローレンス
CAST:ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ヘイリー・ベネット
    ブラッド・ギャレット、クリスティン・ジョンストン

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<STORY>
80年代に一世を風靡したものの、今ではすっかり忘れられた存在となっていた元ポップスターのアレックス。ある日、彼のもとにカリスマ歌姫コーラから、新曲提供の依頼が舞い込む。またとない復活のチャンスだったが、作詞が大の苦手のアレックスは悪戦苦闘。そんな時、観葉植物の世話係ソフィーの口ずさむフレーズに心打たれたアレックスは、渋るソフィーを強引に曲作りのパートナーにと依頼するが
<感想> 評価 ★3.5
ラブコメを久しぶりに観ました。ヒュー・グラントのラブコメは安心して観れます。46歳を迎える今もカッコ良さと、情けなさと可愛らしさを魅せるヒューの二枚目半ぶりが好き♪
Storyは王道。意表をつくようなこともなく、ひょんなことから出会い、反目しあい、お互いに興味を持ちだし、自分の事を相手に話し、惹かれあい、すれ違い、別れ、後悔し、心からの気持ちを相手に伝えて本物の愛に出会うと言う流れ。わかりきっていても最後まで飽きさせないで見せるあたりは演出のうまさとヒューの魅力か!?
オープニングから「ワム?」と思うような'80年代ブリテッシュロックを彷彿とさせるヒューが登場。
懐かしいやら笑えるやらって感じ。私と近い年代の人には絶対ウケると思う。デュランデュランやカジャ・グーグー、ABCやA-haなんかのティストがぎっしり!
ラストでヒュー演じるアレックスが本心を歌にしてピアノ弾き語りで歌うシーンにはナゼだかた涙が出てしまった。音楽ってやっぱり心に滲みる。
脇を固めるマネージャー役のブラッド・ギャレットも渋くていい味を出していたし、カリスマ歌手のヘイリー・ベネットも魅力的で良かったが、ホンネを言うとドリュー・バリモアがあんまり魅力的でなかったのと、Storyに起承転結のメリハリが少なかったところが残念でした。
 

 

 

 

 
RANDOM HEARTS *ランダム・ハーツ*
1999年/米
監督 :シドニー・フラック
CAST:ハリソン・フォード、クリスティン・スコット・トーマス、
    チャールズ・S・ダットン、デニス・ヘイスバート

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<STORY>
刑事ダッチ(ハリソン・フォード)の妻が出張に出ると言ってマイアミに出かける。
その晩、ダッチは妻が向かった方向の飛行機が事故を起こしたことを知り、航空会社に問い合わせる。
すると、妻は偽名を使って乗っていて、死亡していた。
ダッチは隣に座っており同じく死亡した男性の妻ケイ(クリスティン・スコット・トーマス)の元を訪ねるのだった。
事件がもとで出会った男女の愛を描いた作品。
<感想> 評価 ★3.5
ハリソン・フォードのいつものアクションものと思いきや、全然違って重い内容。
夫婦関係も全く問題なく、信頼していた妻の飛行機事故がきっかけで、妻の不倫を知り、信頼感を根こそぎ覆えされた事に嘆き・苦しみ、追い詰められるハリソン。
夫婦とはないか、恋愛とはないか、結婚しているものの恋愛とは?と言うことを題材とした作品。
映画の中で、ダッチの奥さんの同僚で友人である女性が自分の話をしながら、ダッチに語る言葉に こんなセリフがあります
行きずりの関係でなく
<本当の恋(SEX)、本当のロマンスは生き甲斐を感じさせる人生の歓びだと思うの。
  それを捨てるとは、若さを失うことよ>と。
深い・・・   

 

 

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