映画レビューサイト 独断と偏見で映画の紹介と感想を書いています
 

 

 
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MIDNIGHT IN PARIS *ミッドナイト・イン・パリ*

2011年 / 米・スペイン
監督:ウッディ・アレン
CAST:オーウェン・ウィルソン、マリオン・コティヤール、
     キャッシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ
     カーラ・ブルーニ、レイチェル・マクアダムス
     マイケル・シーン、コリー・ストール

2012年アカデミー賞脚本賞受賞作

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<STORY>
ハリウッドで成功した脚本家の地位を捨て、作家として処女小説の執筆に挑んでいるギルは、婚約者のイネズと共にパリ旅行へとやって来る。
ギルはパリに憧れ、住みたいとすら思っているが、イネズはアメリカ以外での生活など考えられないと取り合ってくれない。
偶然出会ったイネズの友人ポールたちと観光名所を巡るものの、ギルには教養人ぶったポールの態度が鼻持ちならず、一人でホテルに帰る事に。
ところが酔ったギルが道に迷い、真夜中の鐘がなると、どこからともなくクラッシックな車が現れて、彼をパーティへと誘う。
訳もわからぬままに、ギルが連れていかれた先は、芸術の花開く1920年代のパリだった。ギルはそこでヘミングウェイやガートルード・スタインと出会い、ピカソの愛人だった美しいアドリアナに心を奪われてしまうのだが・・・

<感想> 評価 ★3美しいパリの景色から映画が始まります。
朝のパリ、昼のパリ、夜のパリ、雨のパリ・・・・一気に気持ちはパリ♪
行ったことがない人は旅行したくなり、滞在したことがある人は、その時のパリを思い出しながら・・・・
こうして映画で見るパリは魅力的ですねぇ。

小説家として行き詰まり、愛しているはずのフィアンセとは埋められない溝を感じているちょっと情けない主人公ギルが、愛してやまない1920年代のパリにタイムスリップし、憧れの芸術家たちと出会い、お酒を飲みかわす・・・と言う作品。タイムスリップものだけど、SFでなくファンタジー系です。
映画に出てくる芸術家は、フィッツジェラルドとヘミングウェイ、ピカソ、ダリ程度しかわからなかった私ですが、1920年代のフランス芸術家に詳しい人ならもっと楽しめる作品かも知れません。
目の前でピアノを弾きながら歌うコール・ポーターを楽しみ、フィッツジェラルドとその妻:ゼルダ、ヘミングウェイと酒を酌み交わし、ジョセフィン・ベーカーの舞台に魅了されガートルード・スタインに小説の評価をしてもらいピカソの愛人:アドリアナの惹かれる・・・タイムスリップした1920年代を満喫するギル。
芸術家がたまに言う「あの頃の時代が良かった」って事をギルは体験するワケです。
そして、良かったとされるあの頃(1920年代)も「あの頃の方が素晴らしい時代だった」と19世紀のベルエポックの時代に憧れている・・・いつの世も自分のいる場所には魅力を感じずに、ないものでなだりする・・・と言う展開です。

前ぶれなくタイムスリップしたのに、前ぶれなくタイムスリップしなくなるのはそれはわかったから?
少々ゴリ押しな展開もあるけれど、芸術を愛するパリを舞台にロマンティックな作品になっていました。


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SOURCE CODE  + ミッション:8ミニッツ + 
2011年 / 米
監督:ダンカン・ジョーンズ
CAST:ジェイク・ギレンホール、ミッシェル・モナハン
    ベラ・ファーミガ

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<STORY>
シカゴで乗客全てが死亡する列車爆破事件が発生。犯人捜索のため政府が遂行する極秘ミッションに米軍大尉のスティーブンスが選ばれる。その任務とは、事故犠牲者:ショーンの事故発生8分前の意識に入り込み、8分のタイムリミットの内に犯人を見つけ出し、第2のテロを防止するという任務「ソース・コード」だった。
スティーブンスは爆弾犯を見つけ出すまで何度も事故発生8分前に戻され、爆破が起こっては狭いコックピット内で覚醒する。それを繰り返すうちに作戦への疑惑を抱きはじめる。その裏にはさらに驚くべき真実が隠されていた。

<感想> 評価 ★3.5
キャッチコピーは「警告:このラスト、映画通ほどダマされる。」

思ってたよりかなり面白かったです。94分とコンパクトにまとまってて映画の世界に一気に入って凝縮して楽しみました。予備知識なしで、むずかしいことを考えず単純に楽しむべき作品だと思います。
そして見終わったあとに、(ん?わからん)(どう言うこと?)って映画を観た人と感想を言い合って2度楽しむとより映画を楽しめると思います。
私の見終わった感想は、「ラスト10分のための前振り80分!」です。
現在の私のアタマん中は、ラストの状況に(?????)。誰か私と語り合って!って感じです。
映画の宣伝を観たとき、タイムトラベルものか?と思いましたが、むしろ「架空世界」「パラレルワールド」モノのです。似てる過去作品としては、「インセプション」「Dr.パルナサスの鏡」に近いです。

以後 ネタバレあり


「ソース・コード」と言うプログラムは、現実と酷似した「架空世界」にスティーブンスの意識を飛ばし、それ以後の現実に起こる第2のテロ事件を阻止するのが目的のプログラムです。つまり、スティーブンスの意識が飛んでいるのは「架空世界」であり、「現実」は変えられません。
けれど、スティーブンスは何度も「架空世界」に飛ぶことで、任務を理解しつつ同時に、列車の乗客を爆発から救えないことに矛盾を感じはじめます。
ここから一気にラスト10分へ・・・・。
スティーブンスはグッドウィン大尉に、「架空世界」だとしても、列車の乗客を救いたい。現実は変えられないかも知れないが、ジャスト8分後に生命維持装置を切ってくれと頼みます。グッドウィン大尉もカレの気持ちを理解し、軍と上司の指示に反して生命維持装置を切ることを決意し、カレを架空世界へ飛ばします。
「架空世界」に飛んだスティーブンスは、8分間で爆破を阻止し、犯人を捕まえ、理解しあえずに後悔している父へショーンを名乗って電話をかけスティーブンスの思いを伝え、グッドウィン大尉にメールをし、生命維持装置が切られる最後の1分をクリスティーナにキスをしながら迎えます。結果、「架空世界」でスティーブンスは現実を変えました。爆破はなく、クリスティーナと未来を生きて行くことに。それはショーンとしてですが。
でもあくまでも「架空世界」での話・・・そう思ったいたら、翌朝に出勤したグッドウィン大尉のケータイにスティーブンスが出したメールが受信されます。メールには「プログラム(source code)が作り出すのは8分の過去じゃない。新しい世界だ。そこにスティーブンス大尉がいるはずだ。彼に伝えてくれ。『きっとうまくいく』と」と書いてありました。ここが疑問点!グッドウィン大尉がカレからのメールを読んでいる世界は「架空」?それとも「現実」?私が完全に理解できていない部分です。
この作品が心に残るのは、スティーブンスの感情が伝わるからだと思います。
軍人大尉として、人を救うことに深い任命を感じていること、自分の死を受け入れショーンとして生きて行くことを受け入れたこと・・・。せつないシーンです。
監督は、
デビュー作「月に囚われた男」が評判となったダンカン・ジョーンズです。この作品が、2作目。ダンカン監督はデヴッド・ボウイの息子だそうです。
ジェイク・ギレンホール。カレはいい作品に出ることが多いですね。個人的には可もなく不可もなしですが。
長い感想になりましたが、それだけ楽しめ、疑問が残ったことも不思議と心地よく感じれる作品でした。




 

 

 

 

 
MISSION:IMPOSSIBLE / GHOST PROTOCOL  
+ ミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル +
2011年 / 米
監督:ブラッド・バード
CAST:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ
    ポーラ・パットン、マイケル・ニクビスト

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<STORY>
ロシアのクレムリンで爆破事件が発生し、米国極秘諜報組織IMFのエージェント、イーサン・ハントと、ハントの率いるチームが事件の容疑者にされてしまう。米国政府は「ゴースト・プロトコル」を発令してIMFを抹消。汚名を着せられたハントは、IMFの後ろ盾もえられないままチームの仲間だけを頼りにクレムリン爆破の犯人をつきとめ、さらには事件の黒幕が目論む核弾頭によるテロを防ぐためロシアからドバイ、インドへとわたり、過酷な戦いに身を投じる

<感想> 評価 ★4.5
文句なしでおもしろかったです!! 想像以上の作品でした。
スパイアクションシリーズ4作目にして最高傑作との噂もウソではないと思います。ふつうシリーズものは尻すぼみになりがちですが、本作品はよりスケールアップし、広がりを見せてたように思います。過去作品のようにトム・クルーズ演じるイーサン・ハントだげが突出せず、旧IMFメンバー:ベンジーのお茶目で少々ドジだけどハッカーをさせたら天才的な部分。IMF唯一の女性エージェント:カーターの、知的でセクシーだけど、タフな部分。新メンバーとして加わったものの、謎めいた雰囲気を出す:ブラント4人の魅力を見せつつのアクションシーンが見所のひとつになっていました。
Storyもわかりやすく、ロシア、ドバイ、インド:ムンバイと今、勢いのある国を舞台に展開され、その国独特のものでミッションをこなしていきます。ドバイでは超高層ホテルの窓を割って壁を吸着手袋のみで這い上がって指令をこなしたり、砂嵐の中で戦ったりとおもしろいです。
コンタクトレンズ型カメラが出てきたり、吸盤型手袋が出てきたり小道具もおもしろい。
アクションシーンでは、思わず(うわぁ~)(ひゃぁ~)と声をださずにいられないハラハラシーンも連発で132分、飽きませんでした。
間違いなく上質のアクションエンターテイメント映画です
見る価値あり!デス


 

 

 

 

 
MR.NOBODY  *ミスター・ノーバディ*

2009年 / 仏、独、ベルギー、カナダ
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
CAST:サラ・ポーリー、ジャレッド・レト、ダイアン・クルーガー、
    リン・ダン・ファン、リス・エヴァンス、ナターシャ・リトル

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<STORY>
2092年、人間は細胞の永久再生に成功して不老不死を手に入れ、逆にセックスなどの生殖行為を行わなくなっていた。 118歳のニモは、寿命のある人間としてもはや最後の一人となり、自分の記憶なども失っていた。医者の催眠治療やジャーナリストのインタビューに応じるうちに、自分の一生を少しずつ思い出していくが、その話は混乱したものだった。ニモから語られるのは12通りもの人生の回想だった

<感想> 評価 ★3
観てから随分時間経過してからのレビューになってしまいました。
パラレルワールドの作品ゆえ、観ている時から半分わかって半分理解できなかったのだけど、時間が経ってしまった今、記憶にほとんど残っていないと言う現実。
あかんよね~。
この作品の雰囲気を一言で答えるとするなら、「インセプション」似た世界観です。
完全に理解することはできない作品だと思います。
118歳のニモが現実に体験してきた人生は12通りの中のどれだったのでしょうか?それにも本当の答えはないように思います。人生と言うのは毎日、この瞬間にも”選んでいる”と言うことを思い知らされます。人は過去には戻れません。ツライ時、うまくいかなかった時など、(あの時、あっちを選んでたら・・)(あの時、もう少しこうしておけば・・)などと思うことが多いけれど、思ったところで戻れないから<過去は振り返らない>と前向きに歩こうとします。
そうじゃなきゃ生きていけないのが現実。118歳のニモの12通りの人生を観て、どの人生も幸せと苦しみが混在しているんだと言うことです。
誰の人生が、どの選択が正解と言うものはないのでしょう。


      

 

 

 

 
 MILK *ミルク* 
2008年/米
監督:ガス・ヴァン・サント
CAST:ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ
    ジョシュ・ブローリン、エミール・ハーシュ
     ディエゴ・ルナ 、アリソン・ピル
     ビクター・ガーバー 、デニス・オヘア、ジョセフ・クロス

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<STORY>
1972年のニューヨーク。保険業界で働いていたミルクは、20歳年下のスコットと出会い、恋に落ちる。二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、小さなカメラ店を開店。そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成する事になる。社交的でユーモアにあふれたミルクは、近隣住民の抱える問題に、政治的により関わりを深めていく。


<感想> 評価 ★3.5
ハーヴェー・ミルクが活躍し、暗殺されたのは1978年。(制作年の32年前)
私が小学校高学年~中学にかけての時代。ニュースや新聞記事でカレの事は話題になったんだろうが、私はカレの存在をこの作品で初めて知りました。
この映画は、私のようにゲイが市民権を得るまでの道を教えるためにも意味のある作品と言えると思います。

映像的に冒頭、ゲイカップルのキスシーンやピロートークシーンがあります。
作品としてミルクを描くためには必要なシーンだと思うのですが、その手の映像を見たくはないと思われる場合は少々厳しいかも知れません。
映画のラストに、ミルクとカレを支援してきた周りの人のその後と写真が映るのですが、
どの人も実在の人物にそっくり。リアルにこの映画を撮ったと言う気持ちが伝わる気がしました。

ショーン・ペンは、素晴らしい演技力で見事にゲイのミルクを演じていました。
ミルクの恋人:スコットを演じたジェームズ・フランコ。「スパイダーマン」シリーズ以来カレを観ましたが、とてもいい俳優に成長していました。
 

 

 

 

 

MIRRORS *ミラーズ*
2008年/米
監督:アレクサンドル・アジャ
CAST:キーファー・サザーランド、ポーラ・パットン
    エイミー・スマート

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<STORY>
同僚を誤って射殺し、停職処分になって以来アルコールにおぼれ、妻のエイミーにも見放されている元警官のベン。妹のアンジェラのアパートに寝泊りする彼は、再起するために火災に遭ったデパートの夜警の仕事をはじめる。しかし、夜警の仕事中、鏡に触れたことからベンの周りで不可解な現象が起き始める。

<感想>
韓国映画「ミラー / 鏡の中」のハリウッドリメイク。
「24」のジャック・バウアーでおなじみのK・サザーランドが本作品でも事件を解決すべく活躍します(笑)もうK・サザーランド、ジャックにしか見えないです。
この作品、結局はホラーなんでしょうけど、サスペンスのような雰囲気で始まります。
時々グロテスクな映像があるし、気を抜いていると突然の驚かし(音や映像での)があってビビりますがホラーとしてはソフトな方でしょう。
韓国版を観ていないので比較しようがないけれど、最後まで観たいと思わせる作品ではあるものの、鏡の中の”何か”の存在が明らかになるあたりでガックリきてしまいました。
なんだか米国ホラーはこのパターンに頼りすぎてる気がします。

 

 

 

 

 
THE MIST *ミスト* 
2007年/米
監督:フランク・ダラボン
CAST:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン
    ローリー・ホールデン

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<STORY>
メイン州のとある田舎町をある晩突然嵐が襲う。激しい雷雨と強風で家々は破壊されライフラインも途絶えていた。湖のほとりに住むデヴィッドの家も大きな被害にあった。彼は家の修理用品と食料を買出しに行くため息子ビリーと隣人ノートンを連れてスーパーへ車で向かう。スーパーは町の住人が食料を買いだめしようと混雑していた。3人は必要なものをカートにいれ、レジに並んでいると鼻血を出したダンが必死の形相でスーパーに駆け込んできた。『霧の中に何かがいる!』と叫ぶダン。すると町は見る見る内に濃霧で覆い尽くされ、人々はマーケットに缶詰状態となる。

<感想> 評価 ★3
ホラー小説の第一人者であるスティーブン・キング原作の映画化。
S・キング原作ホラー映画は何作観ただろう?そして何度裏切られただろう?
なのにまた見てしまう私・・・。
ネタバレしないでこの映画の感想を語るとしたら、ホラーではあるけれど、
ホラー的怖さはほとんどなく、むしろ、人間の怖さを追求した作品と言う感想ですね。

 以後 ネタバレあり 

今回もまた、「霧の中の何か」と言う未確認物体は、胡散臭いモンスターと言う結果に。
ほんと、異星人とかモンスターとかこの手の原因にはゲンナリしてしまいます。
しかし、今回はほんとうに恐ろしいのはモンスターじゃなく、「人間だ」と言う部分に重きをおいた作品に仕上げてあるのでそう割り切って見れば視点が変わっておもしろくもあり、怖さもあるかも知れません。
人間がパニックに直面した時の精神状態の変化を描いています。
物事を浅はかに考える人。宗教で人々を扇動する人。信念のない人。ガマンのできない人・・・。人間の精神のモロさを露呈していきます。
つまり、理性を失った人間は霧の中に潜むモンスターより遥かに恐ろしいのだと見せつけられます。なんだかマスコミに扇動されてることの多い現代社会をも風刺しているようでもあります。
そしてラスト。
映画のラストは原作と異なるそうです。
このラストは深いです。
待つことが苦手で何でも早く決着をつけたがる私と言う人間に対する戒めがあったように思いました。


 

 

 

 

 

MISERY *ミザリー*
1990年/米
監督 :ロブ・ライナー
CAST:ジェイムズ・カーン、キャッシー・ベイツ
第63回 アカデミー・主演女優賞:キャッシー・ベイツ
     ゴールデングローブ・主演女優賞:キャッシー・ベイツ


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<STORY>
『ミザリー』というシリーズ小説で人気作家となったポールは、大雪の中、崖から転落事故を起こすがアニーに救助される。アニーは看護師だった。実はアニーは『ミザリー』の熱狂的ファン。ポールを献身的に看護する一方でアニーは小説のラストを自分の好むように書き直してもらうよう、ポールに強要しはじめる。


<感想> 評価 ★3.5
スティーブン・キング原作の映画化。
亡霊が出てきたり、化け物が襲ってきたりと言うのもホラーだが、これは人間の中に潜む恐怖を炙り出した作品。
とにかくキャッシー・ベイツが素晴らしい。精神的に不安定なアニーを好演・熱演。ウツに陥ったり、攻撃的になったり、かと思えば少女のような愛らしい表情をしたり、キャッシー・ベイツなくしてはここまでの名作にはならなかったのではないかと思う。
「あなたのために私はこれだけの事をしているのに、あなたには感謝の気持ちがない」←この気持ちの押しつけほど恐ろしいものはないと思う。
私の中ではクラッシックホラーの中の1作。「シャイニング」と似た恐怖の描き方。原作者が同じだからかな?

 

 

 

 

 
Mr.&Mrs.Smith *ミスター&ミセス スミス*
2005年/米
監督 :ダグ・リーマン
CAST:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー
    アダム・ブロディ、ケリー・ワシントン、ヴィンス・ヴォーン 

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<STORY>
南米コロンビアの首都で劇的な出会いをしたジョンとジェーン。意気投合したふたりは勢いで結婚するが5~6年後の現在は倦怠期で離婚危機を迎えていた。実は、お互いに重大な秘密を明かしていなかった…。ふたりの正体は別々の組織に所属する超一流の暗殺者だったのだ。たまたま同じターゲットを標的にした2人は、互いの素性を知って愕然とする。正体がバレたからには48時間以内に相手を始末するのがルール。そこで2人は互いを抹殺することに!
<感想> 評価 ★3.5
シンプルなラブコメディ&アクション。人気2大俳優の娯楽大作映画!
深いこと考えずに、ブラピとアンジーの命をかけた夫婦喧嘩を楽しめばOKの映画です。
好みじゃないクセにふとした表情に(かっくいぃ~)と言いたくなるブラピ。スタイル抜群で聡明、なのに超気の強いアンジー。出来過ぎのふたりが互いを抹殺するためにド派手な銃撃戦を繰り広げる。カッコイイ♪なのに、喧嘩のさなかの会話はフツーの夫婦と同じ。「料理がマズイ」「約束を守らない男」e.t.c。日々の暮らしの不満が殺しあってる場面でグチのように出てくるところが笑えます。互いが隠していた事実をバラした時の相手の反応がまたフツーの夫婦と同じ!映画を観ながら結構笑ってしまいました。辻褄が合わないところとか、設定にムリもあるけれど、この映画に関してはALL OKで楽しめばいいんじゃないかなと思います。
文句があるとしたら、映画の宣伝。TVCMで詳細を説明しずぎなんだよね。ふたりが暗殺者だと最初から知らずに映画の中で分かる方がもっと楽しめたのになぁと思います。

 

 

 

 

 
MYSTIC RIVER *ミスティック・リバー*
2003年/米
監督 :クリント・イーストウッド
CAST:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、
    ローレンス・フィッシュバーン
アカデミー賞第76回 作品賞 、主演男優賞(ショーン・ペン) 、
          助演男優賞(ティム・ロビンス)
ゴールデングローブ賞第61回 助演男優賞(ティム・ロビンス)

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<STORY>
それは25年前。当時11歳のジミー、デイブ、ショーンの3人がボストンの貧困地区の路上でボール遊びをしていると、不審な車が3人の傍に停まり、中から出てきた警察のような2人組の男がデイブだけを連れ去った。数日後、デイブは無残な姿で発見される…。それから25年の年月が過ぎた頃、同地区でとある殺人事件が起こった。そして、そのひとつの惨殺事件が幼馴染みを再び呼び合わせることになる。被害者の女性の父・ジミーと、今では刑事となったショーン、そして捜査線上浮かんだ男性、デイブ。殺された娘の父親と、刑事、そして容疑者。3人にとって、それはあまりにも過酷な再会だった…。
<感想> 評価 ★4
― もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった ―
キャッチコピーが上手いから見る気にさせるが、ソレは違う。スタンド・バイ・ミーの面影はないし、雑誌やいろんな評論家が言うような感動号泣映画じゃない。と、少なくとも私は思う。原作・脚本共に斬新ではない。むしろ俳優の演技力で見せる映画に仕上げている。実際、アカデミー賞助演男優賞を獲ったティム・ロビンスをはじめ、ケビン・ベーコン・ショーン・ペンだからこその演技力を見せつけてくれる。
評価が分かれる映画になっているようだが、私は認めるし展開・ラストどれを取っても納得はしている。人生の重さを重厚に描いた完成度の高い作品だろう。 
 

 

 

 

 
MISS POTER *ミス・ポター*
2006年/米
監督 :クリス・ヌーナン
CAST:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー
    エミリー・ワトソン、ビル・パターソン

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<STORY>
1902年、封建的な風潮が残る英国。身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、ビアトリクス・ポターは幼少期に出会った大好きな動物たちをモデルに、「ピーターラビットとその仲間たちの物語」を描く。32歳になったポターは、「ピーター・ラビットの物語」を何とか出版したいと願い原稿をウォーン商会に持ち込む。絵本に一目惚れしたノーマンが編集担当者となり出版することに。やがて、ノーマンと恋におちるが・・・。ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの半生を描く。
<感想> 評価 ★3.5
映画全体に英国が漂い、ピュアで一生懸命なポターに、彼女の幸せを自然に応援したくなるような作品でした。
この作品、キャストでほぼ8割が成功している印象です。
R・ゼルウィガーのポターは、チャーミングでピュア。彼女の笑顔でほんわかな気持ちになり、E・マクレガーのノーマンは、絵本への情熱・ポターに惹かれていく感情を自然に演じておりふたりが愛し合う過程はとても幸せな気分になりました。
こう言う実在の人物の半生作品と言うのは描き方がむずかしいと思います。ある人は、これは事実ではないと言うだろうし。けれど、98分と言う短時間で、ポターがピーターラビットを描くきっかけになった避暑地の自然や、良家の娘としての苦悩、ノーマンとの恋愛をうまくからめてあったと私は思いました。  

 

 

 

 
THE MAN WHO CRIED *耳に残るは君の歌声*
2002年/英・仏
監督 :サリー・ポッター
CAST:クリスティーナ・リッチ、ジョニー・デップ
    ケイト・ブランシェット、ジョン・タトゥーロ
    クローディア・ランダー・デューク 

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<STORY>
1927年、ロシア。貧しい村に住むユダヤの少女フィゲレは母を亡くし父と祖母と暮らしていた。ある日父は出稼ぎのために渡米。しかし、その直後にフィゲレの住む村が暴動に巻き込まれ焼き払われてしまう。何とか戦火を逃れたィゲレはイギリスへと流れ着く。フィゲレは孤児としてスージーと名付けられキリスト教の家庭に預けられる。言葉が通じず孤立するスージーはある日、ジプシーの一団を目にしたとき、その口から美しい歌声を発した。10年後、成長したスージーは父を探す旅に出る。スージーは旅費を稼ぐためパリでコーラス・ガールとして働く。
<感想> 評価 ★3.5
映画全体、色味を抑えた色調で揃え、言葉による解説を一切使わずに会話と情景だけで読みとらせる構成なので、「静寂」と「オペラ」のコントラストが際だって素晴らしい映画だった。
それぞれのオペラ楽曲が場面にマッチしていて心の響いた。ただ、解説がない分、知識を持っていないと理解しにくい部分はある。たとえば、フィゲレ一家がユダヤであること。村の様子や名前で気づいておかないと、のちにスージーと出会うユダヤを隠して生活している人々との出会い(アパルトマンの管理人やオペラ座の支配人など)へと繋がるところを理解できないだろうし、ジョニデ演じる「ジプシー」と言う存在。ジプシーに対する人々の嫌悪感の度合いなど知識が十分にないとすっーと流してしまいがちになる部分が出てきてしまうだろう。
映画としての評価は★3.5ぐらいしかつけれないがオペラ好きは楽しめる作品である。  

 

 

 

 
MUNICH *ミュンヘン*
2005年/米
監督 :スティーブン・スピルバーグ
CAST:エリック・バナ、ダニエル・クレイブ、
       ジェフェリー・ラッシュ、モアラン・ハイズ
    マチュー・カソヴィッツ、ハンス・ジシュラー

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<STORY>
1972年9月、ミュンヘンオリンピックにて傷ましい事件が起きる。パレスチナゲリラ「黒い九月(ブラック・セプテンバー)」によるイスラエル選手団襲撃事件が起きたのだ。この事件によりイスラエルの11人のアスリートが命を落とすこととなる。イスラエル政府は「目には目を、歯には歯を」とばかりにこのゲリラに対し報復することを決める。政府はイスラエル機密情報機関"モサド"に命じてチームを編成。そして各地に潜むブラック・セプテンバーの実行犯を一人一人暗殺するよう指示した。チームのリーダーに選ばれたのはアフナー(エリック・バナ)。妊娠中の妻を残し長い長い国家を挙げた復讐の旅に出る。
<感想> 評価 ★3
重い映画だった。
イスラエル×パレスチナ問題は現代でも尚、解決の糸口さえ見つからない紛争である。この紛争が25年以上も前からあり、ミュンヘンオリンピックでこんな大事件を起こしていたなんて恥ずかしいが初めて知った。中東問題、ことにイスラエル×パレスチナ問題は日本人に理解しがたい紛争の1つだと思う。映画の中ほどで、パレスチナ人がドイツ人と思いこんでいるアヴナー対し、イスラエルの土地をどれだけ愛しているか、土地をパレスチナのものに出来るためなら命さえいとわないと話すシーンがある。<我が国>と言う土地への慕情は人間にとって、とても深いものなのだと言う事実を突きつけられた気がして印象に深く残った。結局、イスラエルの選手がパレスチナに襲撃されたのは、イスラエルを建国するためにパレスチナからの土地の簒奪した報復だったのだろう。ではどうしたらパレスチナ問題が解決するのだろうか?見当がつかない。私が望むのは、ただただ暴力の連鎖を止め、これ以上互いの国を冒涜しあうことをやめ、失われた命の鎮魂を願うことだけだ。
戦争も、テロも、テロの復讐をする行為も(これもテロだ)みんな国家のためにと行われるけれど、個人になんのプラスがあるのだろう?満たされるのは愛国心だけじゃないのか?その愛国心でさえ、死と隣り合わせで生きていくスパイ生活、殺めた人への人間的感情・・・そんなもので精神を衰弱させていくだけ・・・エリック・バナが演じるアヴナーの生き様でそれを感じた。  

 

 

 

 
MILLION DOLLAR BABY  *ミリオンダラー・ベイビー*
2004年/米
監督 :クリント・イーストウッド
CAST:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、
    モーガン・フリーマン
第77回アカデミー賞 監督・作品賞 クリント・イーストウッド
           主演女優賞 ヒラリー・スワンク
           助演男優賞 モーガン・フリーマン
 

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<STORY>
ボクシングジムの経営者兼任のトレーナ・フランキー(クリント・イーストウッド)の元に、31歳のボクサー志望の女性:マギー(ヒラリー・スワンク)がやってくる。弟子入りを志願するが、フランキーは女性ボクサーを育てる気などなく、全く取り合わなかった。しかし、彼女の不遇な境遇とボクシングへの真剣な思いを感じたフランキーは、マギーのトレーナーを引き受ける。フランキーの指導のもと、マギーはボクサーとして実力をつけ連戦連勝。チャンピオンの座を狙うまで成長する。1年半後、100万ドルのファイト・マネーを賭けたタイトル・マッチの日がやってきた。だが二人は知らなかった。その先に、どんな過酷な運命が待ち受けているのかを…。
<感想> 評価 ★3.5
事前に情報を入れずに観た。観るまでボクシングのスポ根映画だと思っていたが見事に裏切られた。観る価値はあると断言できる。
クリント・イーストウッドは何を演じてもイーストウッドだがそれでも彼の放つ雰囲気に必ず引き込まれる。モーガン・フリーマンはいぶし銀の存在感で魅せ、主演のヒラリー・スワンクも熱演。リングシーンも迫力があり貧困で無学な31歳の女性がボクシングへの情熱だけでのし上がっていく姿に引き込まれて行った。(冒頭から漂う排他的な雰囲気は何かが起こりそうな予感をさせるが)。ところで、イーストウッドはアイリッシュアメリカンなのだろうか?アイリッシュの原語(ゲール語)が出てきたり、タイトル戦は相手がイギリス人だったり。バックに歴史が見える。アイリッシュ系アメリカ人にはまた違う意味のある映画なのだろう。この映画を見たいと思っている人はここまで。以後は読まないことを勧めます。

以後、ネタバレ ↓ 


中盤以降はボクシングから一転。「生きると言うこと」に焦点が変わる。マギーのボクサーの愛称をフランキーが名付ける。ニックネームは「モ・クシュラ」(Mo Cuishle)この意味がラストにとても大きな意味を持った。「Mo cuishle means "my darling,my blood.”」(私の最愛の人、君は私の血)意味を知った瞬間、胸が詰まった。しかし、職業柄「安楽死」については否定せざるを得ない。「尊厳死」と「安楽死」は違う。ラストの展開は私としては避けて欲しかった。しかし映画としての評価はあるだろう。  

 

 

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