映画レビューサイト 独断と偏見で映画の紹介と感想を書いています
 

 

 
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THE DARKKNIGHT RISES  *ダークナイト・ライジング*

2002年 / 米
監督:クリストファー・ノーラン
CAST:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン
     トム・ハーディ、アン・ハサウェイ、マリオン・コティヤール、
     ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン

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<STORY>
ゴッサム・シティを襲撃したジョーカーを倒した後、トゥーフェイスことハービー・デント検事殺害の罪をかぶり、街を離れたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。その8年後、再びゴッサム・シティに戻ってきた彼は、街の破壊をもくろむ新たな強敵ベイン(トム・ハーディ)を前に、バットマンとして対峙する……。

<感想> 評価 ★3.5
クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト三部作」の完結編。
アメコミの映画化でしょ?程度に思っていたバットマンシリーズ。
クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト3部作」(「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」)になって一気に高尚なイメージになった気がしています。
ココでブルース・ウェインとバットマンについて私が理解している範囲でまとまると、
ブルースは少年時代にコウモリの大群に襲われたトラウマがある。その後、両親と観劇中にコウモリの姿にパニックになり、途中退場した時、強盗に両親を殺害されてしまう。ブルースは悪を憎み、両親の死に対する責任も感じている。一方、カレの住むゴッサムシティは悪で支配されており、警察までも汚職に手を染めている状況。過去のトラウマを踏まえ、自らバットマンとなり、町の悪を払拭しはじめるのだが、その行動にさえジレンマを抱えている人間味のあるブルース。
それがクリストファー・ノーラン監督が描くバットマンだと思います。
で、本作は、ゴッサムシティが、ジョーカーとハービー・デントを倒したことで平和になっているところからスタート。ゴッサムシティは平和だけれど、英雄ハービー・デントを殺したのはバットマンだと言う汚名を着せられてしまっていたのです。ブルースは、身体中ケガだらけ。愛する彼女とも死別し、廃人になっています。執事のアルフレッドは、バットマンとしてではなく、ブルース・ウェインとしての幸せを掴んで欲しいと訴えますが、ブルースは引きこもったまま。カレが動きだしたのは、ベイン(悪)が現れたことがきっかけ。病院へ行き、身体を鍛えバットマンスーツを着て、夜の街に繰り出すブルースは、正義の味方と言うより、破滅願望と暴力衝動に突き動かされた男になったよう。
悪がいるからこそカレが輝くようなこの状況・・・・ジレンマですね。
よって本作、「正義のヒーロー」と言うより、悪のベインがいるからこそ出てきたバットマンと言う感じがしました。つまり、ゴッサムシティの市民のためと言うよりも、ブルースがブルースとして生きる姿がバットマンなのかな・・・と。
映画の中にも、ひとりひとりの中にバットマンはいると言うようなセリフがありましたし、正義のヒーローを待つではなく、ひとりひとりが町を良くするため、ひとのために正義を持つことが必要と言いたかったのかな・・と。

このように書くとエラく高尚な映画のようだけど、3時間ほどの長編も飽きさせず、エンタテイメント性のある作品でしたし、「ダークナイト」でヒース・レジャーが演じた強烈なジョーカーを見ただけに、今回の悪役はどうだろう?と思ったけれど、悪役:ベインも不気味な雰囲気を醸し良かったです。

最近、見る映画、見る映画にいい役ところで出演しているマリオン・コティヤール。キレイだよねぇ~。
ま、本作では意外な展開してくれて良かったけど(笑)
ジョセフ・ゴードン=レヴィットも最近売れてる俳優ですね。どっちかと言うとアジアンティストがあるいい俳優です。カレが演じた刑事だけど、一般市民的感覚がこの映画に良いバランスを加えていたと思います。
でも!いくつか(おかしくない?)と思った点が映画の中にありました。私の理解が浅いせいかも知れませんが・・・
ずっと正義感のある警察官として登場しているゴードン。カレは最後までブルース・ウェイン=バットマンと知らないのに、ナゼか警官のブレイク(最終刑事昇格)は知っていると言う不思議・・・・。
何となく、ブレイクが知ってたことで、ラスト、ゴードンがバットマンの正体がわかるシーンの感動が半減した気がしました。残念だな~。
 
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DARK SHADOWS *ダーク・シャドウ* 

2012年 / 米
監督:ティム・バートン
CAST:ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、
    ヘレナ・ボナム・カーター、エヴァ・グリーン
    クロエ・グレース・モレッツ

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<STORY>
1752年、コリンズ夫妻は幼い息子バーナバスと共に新天地を求めイギリスのリバプールを出航した。アメリカに移住し水産業を始めたコリンズ家は大成功収め、城を建築、裕福に暮らしていた。青年になった息子のバーナバスはプレイボーイで使用人のアンジェリークにまで手をだしていたが当然遊び。それを知ったアンジェリークは怒りに燃え、コリンズ夫妻を呪い殺してしまう。実はアンジェリークは魔女だったのだ。そしてバーナバスには死よりも酷い運命に突き落とす。彼をヴァンパイアに変え、生き埋めにしたのだ。それから200年。バーナバスは予期せぬきっかけで掘り起こされる。バーナバスが墓から戻った世界は、劇的な変化を遂げた1972年。
すっかり変わった町に困惑しながらも、屋敷に辿り着いたバーナバスが見たのは、朽ち果て、末裔の彼らは落ちぶれていた。バーナバスは、亡父の「唯一の財産は家族だ」という言葉を胸にコリンズ家の復興を目指すのだが……。

<感想> 評価 ★3
ジョニデ+ティム・バートンのコンビ作品8作目。
「シザーハンズ」に始まって最近では「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・ワンダーランド」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」e.t.cに続く作品です。
この作品、1960~70年代に放映されカルト的人気を誇ったTVシリーズがベース。このシリーズの大ファンだったジョニデがバートンに依頼して制作した映画だそうです。
多くの人が知っているようにジョニデ+バートンとなると個性的なキャラクターが主人公。今回もヴァンパイアと言うだけじゃなく、200年の眠りから覚めた時代錯誤のファニーなヴァンパイアを演じています。
愛人魔女をフッてヴァンパイアにされ、200年ぶりに甦ったので時代についていけず、髪型がヘンで、ヴァンパイアのクセに、サングラスと日傘があれば太陽光もOK。そして家族を誰より愛すると言うヴァンパイア=怖いと言うキャラクターを覆す設定です。
そしてヴァンパイアのバーナバスは、現代でゆっくり眠れる居場所が見つからず、束ねたカーテンに逆さまにぶら下がってみたり、棺桶イメージで段ボールに入ってみたりとお茶目。
キャラ設定はいいのに、ナゼかハマれない作品でした。
ジョニデ+バートンの中では1番おもしろくないかも?
現代の世のコリンズ家の家庭教師としてやってくるヴィクトリアとボナム・カーター演じるホフマン博士が出演する存在意義ってほんとうに意味であったのかな?って。
エヴァ演じる魔女とバーナバスの関係も感情移入できないし中途半端な印象。
まとまりがない個性だけがやけに目立つ作品でした。
 

 

 

 

 
THE DEVIL'S DOUBLE *デビルズ・ダブル ~ある影武者の物語~*
2011年 / ベルギー
監督:リー・タマホリ
CAST:ドミニク・クーパー、リュディヴィーヌ・サニエ

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<STORY>
20世紀末、世界中の国家を敵にまわしたイラクの独裁者:サダム・フセイン。彼にはタブー視されていた息子がいた。”狂気の申し子”と悪名高く(ブラック・プリンス)と呼ばれた長男:ウダイ・フセイン(1964.6.18-2003.7.22)。そのウダイに顔が似ているという理由で選ばれ、家族の命と引き換えにウダイの影武者を引き受けることになった男がいた。男の名はラティフ・ヤヒア。整形手術と付け歯、徹底した所作訓練でウダイに酷似させられたラティフはウダイとして生きることを強いられ、「サダムの息子が前線にいる」と言うパフォーマンスのためにと戦火の地さえも送られた。莫大な資産と全てを思うがままにすることを許される権力、毎夜抱き替える女たち、そして理由なき血への欲求-。ウダイの飽くなき狂気に寄り添い、影武者として傍らで応え続ける日々に自身を容認できなくなったラティフだが、彼には生死を選ぶ自由さえ許されてはいなかった。逃げても執拗に追いかけてくるウダイ、ついに戦うことを決意するラティフ。悪魔と対峙することを決意した彼がどう立ち向かい、何を得、何を失うのか-。


<感想> 評価 ★3
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ドミニク・クーパーの演技力がなければ映画として成立しなかったと言い切れる作品でした。
左の画像はドミニク・クーパーが演じた二役のシーンです。左がラティフ。右がウダイ。
ドミニクは、このふたりの人物を演じ分けていました。目の表現ひとつを取っても、素晴らしかったです。演じ分けは監督の意図するところでもあったようですが、同じ人物が演じているとは思えなかったです。
この作品は、ラティフ・ヤヒア氏が、湾岸戦争前後の1987年~1991年をウダイの影武者として過ごした地獄の日々を自伝として発表、それをベースにラティフ自身も参加し、脚本・撮影されたドキュメンタリータッチの映画になっています。
映画の中で描かれているウダイの日常は狂気に満ちており、残虐シーンもいくつか描かれていましたが、ラティフ氏によると真実がもっと残虐で、映画では事実の30%しか描けなかったとインタビューで語っていました。映画を観たあとにぜひラティフ氏のインタビュー記事を読んでもらいたいです → ココ

これは過去のコトではありますが、私が20歳~24歳の頃の話です。日本がバブルの時期を越え、崩壊したあの頃に、イラクではこんな人間がすることと思えない残虐なことが起こっていたんだって事実。鳥肌が立ちました。しかし、この作品は映画であり、ドキュメンタリーじゃありません。この作品から何がわかるのか?それは、ウダイに似ていると言うだけで自分の未来・人生を取り上げられたラティフと言う人物の事実が描かれているだけです。
そう思うと、ドミニク・クーパーの演技力がなかったら、見るに堪えない作品でしかなかったと思うのです。
独裁者の一端を見た作品でした。


 

 

 

 

 
NO STRINGS ATTACHED *抱きたいカンケイ*
2011年/米
監督:アイバン・ライトマン
CAST:ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー
    ケヴィン・クライン
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<STORY>
14歳のときに出会ったエマとアダムは、その後何度も偶然の出会いをしたが友だち以上にならずにいた。エマは激務をこなす医師で恋愛を楽しむ時間もないし恋愛で傷つくのはイヤだと言う理由で恋愛を避けていた。そんなエマはひょんなコトがきっかけでアダムと一線を越えてしまう。すっかり恋愛モードのアダムだがエマが提案したのは「抱きたい時にメールで呼び出すセックス・フレンド」だった。エマを好きになっているアダムはその提案に同意。デートも恋愛感情も一切ない気楽な関係をはじめることに。

<感想> 評価 ★3
ラブコメディです。世間的に良い評価を聴かなかった作品ですが、アシュトン・カッチャーが好きな私は楽しんで見ました。”アシュトン・カッチャー好き”ありきの作品ではあります。
アシュトン作品はコレで9作品目だけど、その約半分がこの手のラブコメなワケで、アシュトンの王道です。アシュトンは、アホっぽいとかどの役をやっても同じとか、私生活お騒がせオトコだとかハリウッドでもいろんなゴシップで書き立てられていますが憎めないセクシーさを感じてしまう私です。
この作品の”アダム”も私の周りにいたとして本気で好きになることはないだろキャラではあるんだけど、(これぐらい大事にして欲しいなぁ)ってアダムの優しさに心を動かされちゃうところがあるんですね。
ネタバレになっちゃいますが、ラブコメなので当然ハッピーエンドです。
この作品の人気のなさの理由に、エマがセフレと割り切る気持ちがわからないと言うのが多いようですがそこに違和感は感じませんでした。医師として自信を持って激務に耐えながら自分の道を生きているエマにとって、「恋愛に全力投球」はできないし、したいと思わないワケです。おシャレしてデートしてそれに重きを置いていないんですよね。そして人を愛することで傷つくのが怖いし、感情のコントロールを失うことが怖いワケです。だけど、自分を理解して話を聞いてくれて、楽しい時間を過ごせて優しいセックスをしてくれる人が欲しいとは思うのがホンネ。エマがそれを恐れずにひとつ大人になることを描いている作品と言えます。自立してる女性ならある部分共感できる作品だと私は思います。
あと、今回は邦題が良くできています。原題よりも映画の内容や雰囲気になってます。

私の好きなのはイーサン・ホークです。カレには言葉に表現しきれない何かにとても惹かれます。それは表情だったりしぐさだったりなんですけど、胸がきゅんってなります。それと似たようなリンクをアシュトン・カッチャーにも感じるのでカレが好きなんですねー。
アメリカじゃ不人気の口元もなんだか好きな私です。

 

 

 

 

 
Taxi Driver *タクシー・ドライバー*
1976年/米
監督:マーティン・スコセッシ
CAST:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード
    ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル 

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<STORY>
ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。

<感想> 評価 ★3
ロバート・デ・ニーロの代表作は?と言うと必ず出てくるのが「ゴット・ファーザ-」と本作。内に秘めたる狂気を抱えたサイコキラーをロバート・デ・ニーロが熱演しています。
ぶっちゃけ私がハマる作品ではなかったのだけど、ロバート・デ・ニーロファンなら押さえておきたい1作だと思うし、男性は共感できる人が多いんじゃないかと思います。
全編を通じて、トラビスの孤独感や苛立ち、ヒリヒリするほどの枯渇感が伝わる作品でした。


   

 

 

 

 
EAT,PRAY,LOVE  *食べて、祈って、恋をして*
2010年/米
監督:ライアン・マーフィー
CAST:ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム、
    ジェームズ・フランコ、ビリー・クラダップ
    リチャード・ジャンキンス

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<STORY>
NYで作家・ジャーナリストとして活躍するリズ。夫・スティーブンとは結婚8年目、新居も購入し、何不自由ない生活を送っているうようだったが、夫とも心が通わない日々であることがきっかけになりリズは離婚を決意。家を出た彼女は、若い俳優・デイヴィッドと知り合うが上手くいかない。リズは自分を解き放つため、イタリア、インド、バリをめぐる1年間の旅に出ることを決意する。


<感想> 評価 ★3.8
久々に映画館で映画を見ました。
こな美さんと映画なんて何年ぶりやろ?たぶん軽く8年は経過してる。
こな美さんと見るなら、やはりこな美さんの心に”何かしらん”の引っかかりを残せる作品を選びたいと思い、前評判がよくないのは承知の上でジュリア・ロバーツ主演の本作を選びました。

うん、私は2時間半楽しみました。
映画館にいながらイタリアとインドに旅行し、バリ旅行を思い出しました。
この作品は男性には理解できない内容かな。それに若いオンナの子にもわからないと思います。ジュリア・ロバーツと同世代の30~40代がターゲットですね。
この映画には原作があります。映画と同タイトルのエリザベス・ギルバート氏の回想録だそうです。

イタリアで食べ、インドで祈り、バリで恋をするんで(笑)内容が盛りだくさんなため、リズがすべてを停止させ、大切なものを捨て、1年間の旅に出るまでの「きっかけ部分」がかなり端折られています。リズに感情移入して映画を楽しむにはこの導入部分が大切なんでしょうが、端折られてるため「わがままオンナの話」なんて思われてしまうんですよね。もちろん、リズは成功を経験した勝ち組の女性ではあるのだけど、どんな環境にいても自分の人生に納得して進みたいと言う思いで迷ったり、悩んだりはしているもんなんですよ、女性って。リズもその部分で自分を見失いかけて1年間の旅行に出るワケです。
自分を解放させてイタリア人の「人生を楽しむ」と言う感覚を味わい、身振り手振りで自己表現し、自分を「無」にすることができず、祈ることに悩みながら結論を出し、新しい出発のために占い師を頼ってバリで生活をするリズ。彼女の出す結論は迷って悩んで出したものだから失敗したってきっと納得がいくんだろうなー。
アメリカ人には珍しく?(勝手な思い込み?)「調和」を大切にして生きてきたリズが恋によって崩れていくものに恐怖を感じて逃げだそうとするとき、占い師のクトゥは言います。
「顔だけじゃなく肝臓でも笑っているか?恋で乱される調和も調和のひとつだよ」的なこと、こな美さんに捧げます。

世間的評判は良くない映画だったけど、こな美さんにこれをチョイスしたのは当たりだったんじゃないかな?(^o^)
 

 

 

 

 

 
 District 9 *第9地区*
2009年/アメリカ
監督:ニール・ブロムカンプ
制作:ピーター・ジャクソン
CAST:シャルト・コプリー,デヴィッド・ジェームズ,
    ジェイソン・コープ,ヴァネッサ・ハイウッド

第82回アカデミー賞4部門(作品賞、脚色賞、視覚効果賞、編集賞)にノミネート

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<STORY>
1982年、南アフリカ・ヨハネスブルグの上空に巨大宇宙船が現れる。しかし、宇宙船は止まったままで動きを見せなかった。数ヶ月後、人間が突入したところ、船内では多数の宇宙人が飢餓状態に陥っていた。母星に帰ることも出来なくなっているらしい宇宙人達は難民として扱われ、宇宙船真下の居住区“第9地区”に収容される。それから28年後、“エビ”に似た宇宙人達の数は増加を続け、住人からは厄介者として扱われ、第9地区はすっかりスラムと化していた。住人と宇宙人とのトラブルを忌避した政府は宇宙人達を郊外に移送する計画を立てる。移送業務を請け負った超国家機関MNUの責任者・ヴィカスは兵士達と共に第9地区に赴き、宇宙人達に立ち退きを通告していくが…。

<感想> 評価 ★3.5

低予算作品で有名俳優の出演ゼロと言うし、エイリアンものと言う情報からすっかりB級作品かなと思っていたのですが、なかなか面白かったです。しかも見終わって時間が経てば経つほど深みを感じる・・・。底力のある作品でした。
「エイリアンもの」と言うだけで、「プレデター」のように命の危険にさらされ、エイリアンと戦うと言う設定か「E.T」みたく異星人と心を通わせるハートフルものが多いけど、本作はエイリアンを行き場(帰る場所)のない難民の位置とし、人間はエイリアンと共存を拒み一部のエリア(第9地区)に押し込めて管理監視する設定から始まります。つまり、エイリアンを弱者として位置づけて、一部の地域に押し込める設定は南アのアパルトヘイトを彷彿とさせる設定。しかもニール・ブロムカンプ監督は南アのヨハネスブルグ出身だそうです。
低予算作品と言う割にSFX部分などは見応えあります。ま、ツッコミどころが満載だし、主役のヴィカスを襲うアクシデントも想像できる範囲であるにも関わらず、私はおもしろかったです。誰でも楽しめる作品ではないし、グロいシーンも多いのだけど底力を感じられたことで満足しました。

 

 

 

 

 
DEFICIT  *太陽のかけら*
2007年/メキシコ
監督:ガエル・ガルシア・ベルナル
CAST:ガエル・ガルシア・ベルナル、カミラ・ソディ、
    ルス・シプリオタ、テノッチ・ウエルタ

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<STORY>
ある夏の午後、メキシコの有名なエコノミストの息子であるクリストバルは、妹エリサと共に彼らの別荘に互いの友人を招いてパーティーを開いた。クリストバルは友人が連れて来た美しいアルゼンチン人のドロレスにひと目惚れする。パーティーは盛り上がりを見せ、ドロレスとの関係も進展していく一方で、クリストバルと庭師アダンの確執が露わになる。彼らは小さい頃を共にした幼馴染なのだが、今では雇い主と庭師の関係となり、アダンはパーティーに入りたくてもクリストバルはそれを許さなかった。そしてパーティーで予期せぬ事態が起こる。


<感想> 評価 ★3
ご贔屓のラテン俳優、ガエル・ガルシア・ベルナルの初監督・主演作品と言うことで、どれだけ評価が低くても見てしまうのはファンの性。
見終わって、メキシコが抱える貧富の差、学歴社会・・・と若者の置かれている状況はわかったけれど、されとてそれでガエル監督の本当に言いたかったことが伝わった?と聴かれれば「うん」とは言い難く、結局、ガエルありき!の映画です。
つまりは、ガエル・ガルシア・ベルナルが好きじゃないと見れません(きっぱり)
ガエルくんはハリウッドでも評価が高く、多くの監督から出演オファーされても故郷メキシコに居住しメキシコをベースに活動し続けている人です。そのカレが生活するメキシコの中で伝えたかったメキシコの一面なのでしょう。
   

 

 

 

 
TIGERLAND  *タイガーランド*
2002年/米
監督 :ジョエル・シューマカー
CAST:コリン・ファレル、マシュー・ディヴィス、
    クリフトン・コリンズ.Jr、トーマス・グイリー

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<STORY>
1971年、激化するベトナム戦争のために次々と若者が戦地に送り込まれ命を散らしていた頃、ルイジアナ州ポーク基地に戦争に反抗する二等兵がいた。彼の名はボズ。常に人生の責任から逃げてきたボズは、軍隊からも逃げ出したくてたまらない。彼のさまざまな抗議行動は戦争と軍隊の欺まんをさらけだしていくが、同時に隊の若者たちに動揺を与える。潰されかけていく者を、軍規の抜け道を使って次々と除隊させていくボズ。しかし、ボズの努力にもかかわらず、彼らは“タイガーランド”へ送られていく。そこは、ジャングルでの戦闘シュミレーションのために軍が作り上げたベトナム、最後の試練の場所だった。そこでボズは、自分でも予想もできなかった行動に走ることになる。
<感想> 評価 ★3.5
反戦色濃い作品。
ベトナム戦争が背景の映画と言えば、「地獄の黙示録」「プラトーン」などがあるが、この映画は全く違う視点から戦争を描いた作品。
「国の為に命を落とすなんてバカらしい」「人が人を殺すコトの何が正当なんだ」と≪戦争≫そのものに反対を示し、がむしゃらに生きることに執着するボズ。
主役のコリン・ファレル、彼はどの映画を観ても釘付けにされるが、本作品では内面にフクザツな矛盾を抱えている青年を見事に演じており、彼の存在だけで映画に十分引きつけられるものがある。
     

 

 

 

 
TITANIC *タイタニック*
1997年/米
監督 :ジェームズ・キャメロン
CAST:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、
    ビリー・ゼーン、キャッシー・ベイツ、
    ビクター・ガーバー
1997年 アカデミー賞 作品賞、監督賞受賞
1997年 ゴールデングローブ賞 作品賞、監督賞受賞

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<STORY>
1912年4月、豪華客船タイタニックが処女航海に出帆した。
上流階級の船客ローズは政略結婚を苦に自殺を図るが青年ジャックに救われる・・・。
歴史的大惨事を最新SFXと人間ドラマ、そして20世紀最悪の船舶事故の中で知り合った若い二人の、短くも激しく燃えた恋を描いた名作。
<感想> 評価 ★5
誰がなんと言っても私は大好き♪
結婚に出産・・・。映画から離れていた私を映画の世界へカムバックさせてくれた作品です。映画好きの中では映像に問題があるとか(デジタル処理されているのでおかしな点が多いナド)実話で悲劇の大事故を悲恋物語するなど許せないナド・・・いろいろ言われていますが、私は映画作品として「タイタニック」を観たし、主人公のローズの女としての生き方が好きです。映画音楽も素晴らしく、レオこの作品前後3作品が1番美しい時だと思います。映画史に残る名シーンもあるし、ラブロマンスものとして素晴らしい作品でした。  

 

 

 

 
LIVE FREE OR DIE HARD  *ダイハード4.0*
2007年/米
監督 :レン・ワイズマン
CAST:ブルース・ウィルス、ジャスティン・ロング、
    ティモシー・オリファント、マギー・Q、
            クリフ・カーティス 

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<STORY>
独立記念日で沸く全米。娘に毛嫌いされているマクレーン刑事は今日も娘の男関係の心配をしていた。そんな時、警察本部からコンピューターハッカーの青年:ファレルをFBI事務所まで連れて来いと指令がくる。毒づきながらファレル宅へ着くなりファレルの命が狙われる。実はファレル以外にも最近コンピューターハッカーが次々と暗殺されていた。時を同じくしてFBIをはじめとするアメリカ主要機関のコンピューターに異常が発生。サイバーテロ一味の工作によって首都ワシントンの機能が麻痺。マクレーン刑事は、ハッカーの青年と共に事態の収拾のために奔走することになってしまう。
<感想> 評価 ★4
久々に超大作娯楽映画を楽しみました。約2時間の中で次から次へとド派手なアクションが繰り広げられる。
トンネル内でのカーアクション、戦闘機から飛び降りたりの大迫力!これだけド派手な映像とアクションならスクリーンで観たかったと思ったほど。
StoryはUSAの安全がサイバーテロ一味の仕業で危機に陥ると言うものなのに、ぜんぜん危機感なしで見れる(笑) だって最強のおっちゃん、ジョン・マクレーンは絶対にUSAを救ってくれるもん!(笑)

「ダイ・ハード」から20年。ブルース・ウィリスもすっかりおぢちゃんだが「ダイ・ハード」シリーズでお約束の「「マクレーン刑事のぼやき」や「皮肉たっぷりのジョーク」は健在。
サイバーテロなんて全くわからないアナログおじさんの度胸が野性的でほのぼのとしちゃうんだよなぁ。
職場もPCでデータ管理されてるし、今や生活の中で切り離せない存在。ハッカーの存在って実は本当に恐怖だと思う。
あと、B・ウィリス以外の配役も割と良く、ハッカー青年:ジャスティン・ロングくんも映画の終盤からどんどんカッコ良くなってくるし、娘のキャラクターもよかった。FBIのボウマン役のクリフ・カーティスはニュージーランドのオマリ族の俳優で印象に残りました。
この映画、いい評判を聞かないけれど、私は単純に楽しかったです。  

 

 

 

 
A PERFECT MURDER *ダイヤル M*
1998年/米
監督 :アンドリュー・ディヴィス
CAST:マイケル・ダグラス、ヴィネス・パウトロウ、
    ヴィゴ・モーテンセン 

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<STORY>
莫大な財産を持つ実業家スティーブンと、数か国語を操り米国大使館で働く才媛な妻エミリーは、ニューヨークの高級アパートメントで何不自由ない暮らしを送っていた。だが、夫が理解できず夫を愛せなくなったエミリーは、無名の画家 デイビッドと愛し合うようになっていたのだ。しかし、スティーブンは妻の不倫を知りながら、気付かぬふりをしていた。それは妻の愛人を使っての恐ろしい計画を実行するためだった。
<感想> 評価 ★3.5
この映画はヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ」をリメイクした作品。私は「ダイヤルMを廻せ」を見ていないので比べるコトはできないが、ジャンルは「サスペンス」だが驚かされたり意外な展開はない(犯人が最初からわかってるからかな)。
「ダイヤルM」の題名とも反して電話を巧みに使用したトリックよりもむしろ、M・ダグラス演じるスティーブンの切り返しの速さと巧みな言い訳がメインになっている。また、L.O.Rのアラゴルン役ですっかり有名になったヴィゴ・モーテンセンがジゴロを演じている。ヴィゴは色気がありベッドシーンもあり。しかも映画の中で画家を演じているのだが映画の中の絵画はヴィゴの作品らしい。ヴィゴファンは見る価値あるかも・・・。  

 

 

 

 
タイヨウのうた
2006年/日本
監督 :小泉 徳宏
CAST:YUI、塚本高史、麻木久仁子、岸谷五朗

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<STORY>
海辺の街に暮らす16歳の少女、雨音薫。歌が大好きな彼女は太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気のため、昼間眠り、夜になると活動する不自由な毎日を送っていた。そんな彼女は、毎朝サーフボードを抱えて海へと向かう高校生、藤代孝治に恋をする
<感想> 評価 ★3.5
ピュアなラブストーリー、難病モノ。
本来、このタイプの映画は好きでないし、ミュージシャン主演の映画はプロモまがいに感じられて批判的だったが、映画好きの担当美容師さんに強くプッシュされ鑑賞。

予想に反してとても良かった。映画の中に流れる空気感がとても爽やかでピュア。16,7歳の子供でもなく大人でもない中途半端年代の感情をYUIと塚本くんが自然体に見せてくれる。
YUIはけして演技は上手くない。けれど、それが「普通の女の子=薫」を観ているようで薫の世界にすっーっと入れた。また、この作品の軸は「歌」だが、YUIが素晴らしい声音と表現力でグッと気持ちを引き寄せる。これほどまでにYUIがメッセージ性のあるミュージシャンだとは思わなかった。けしてミュージシャンのプロモではない。
孝治役の塚本高史が「一言でいえば、下品で馬鹿」と言われるようなどこの学校・近所にでもいそうな男の子を自然体に演じている。塚本くんの底抜けの明るさが「タイヨウ」のようだ。友達とじゃれ合っている塚本くんの笑顔で学生時代を思い出してきゅん♪としてしまった。
難病ものにありがちな湿っぽさ、泣かせる演出はなく、悲しさよりも、ポジティブに生きる素晴らしさをストレートに表現した作品になっている。
ラストも、薫が亡くなる前後の説明を極力避けて、悲しみを押し殺した塚本高史の表情や薫が残した歌声を力に生きている姿を映像だけで見せる演出が良かった。  

 

 

 

 
DANNY THE DOG *ダニー・ザ・ドッグ*
2004年/仏・米
監督 :ルイ・レテリエ
脚本:リュック・ベッソン
CAST:ジェット・リー、モーガン・フリーマン、
    ボブ・ホスキンス
    ケリー・コンドン、ディラン・ブラウン

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<STORY>
ダニーは悪党バートによって彼の奴隷として犬のように育てられ、借金の取り立てや、アンダーグラウンドの格闘技場で戦うことを仕事とされていた。バートのために金を稼いできた。しかし、ある日、バートが襲撃に遭って、ダニーはひとりぼっちとなる。そんな時、ダニーの前に盲目のピアニストのサムと、彼の優しい娘ヴィクトリアが現れた。ダニーはピアノを習い始め、父娘によって、愛すること、信じること、幸せとは何かを教えてもらい、人間であることに目覚めて行く…。
<感想> 評価 ★3.5
WOWWOWで鑑賞。
ジェット・リーと言えばアクション!だが、本作はアクションだけでなく、闘犬として生きることを強いられたダニーが盲目のサムと出会うことで"人間"として生きることを選び、変わろうとするヒューマンタッチな話もプラスしている。ジェット・リーが、童顔を生かして少年のような初々しい演技を見せる。とてもチャーミング♪もちろんアクションの見せ場もありジェット・リーがわりと好きな私は楽しめた。
Storyは少々無理矢理なところもあるので安っぽい展開に傾きそうになるのを助演のモーガン・フリーマンが重厚な演技で支えている。M・フリーマンの存在感のすごさに改めて感動した。
   

 

 

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