映画レビューサイト 独断と偏見で映画の紹介と感想を書いています
 

 

 
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DRAG ME TO HELL *スペル*
2009年/米
監督:サム・ライミ
CAST:アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング
    ローナ・レイヴァー、ディリープ・ラオ

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<STORY>
銀行のローンデスクで働くクリスティンは。昇進を意識していた彼女は、必死に懇願する老婆の不動産ローン延長の申請を拒絶した。するとその夜、仕事を終え駐車場に向かうクリスティンを老婆が婆の待ち伏せ。クリスティンに襲いかかり、不気味な呪文(スペル)を浴びせた。するとて翌日から、恐ろしい怪現象がクリスティンを襲いはじめる。なんと彼女はその老婆によって、悪夢が3日続き、最後には本当の地獄へと引きずり込まれるというあまりにも理不尽な呪いをかけられてしまったのだった。 

<感想> 評価 ★3
原題直訳は「地獄に引き込まれる」なのにナゼに邦題は「スペル」?と思っていたら、「スペル=呪文」と言う意味だったんですね~。
私には本作は監督ありきの作品です。「スパイダーマン」シリーズで一躍名が売れたサム・ライミ監督ですが、元々は「死霊のはらわた」シリーズでヒットを飛ばしたややB級のホラー映画監督です。本作品は、そのイメージを崩さないでオモシロ怖いホラーでした。

20年弱前かな?「死霊のはらわた」を観た時、液体の色や雰囲気、贓物のリアリティ、老婆の皮膚感なんかが結構衝撃だった記憶があります。本作もその感じが満載で懐かしさを感じつつ、気持ち悪さと驚かされる恐怖となんだかシニカルで笑えてそこそこ楽しめました。
クリスティンに襲いかかり呪いをかける老婆、ほんと気持ち悪いです。右目義眼、指が骨ばって長く、爪の色が黄土色に変色し今にも臭ってきそう。こう言う細かい演出ってホラー映画には大切。一気に老婆に怖さを感じさせてくれつつ、なんだか笑えるんですよね。
私は、音で驚かしたり、突然襲われるシーンよりも、1番怖くて気持ち悪かったのが老婆が口から吐きだす黄緑色の液体をクリスティンの口に直接流し混むシーン(何度かある)
もうそれがきもち悪~くて吐き気がしました。・・・が、ナゼか笑えるんですよねー。
クリスティンを演じたアリソン・ローマンの演じ方も良かったのだと思います。

ホラーと言えば最後のオチ。途中でわかっちゃう人もいるかも知れませんが、ホラー作品なんだし、やっぱり終わりはこうだよねーって部分もハズさずでサム・ライミ監督バンザイです。
ホラーが超苦手と言うひともそこそこ安心してを観ることができるB級の香りのする楽しめる作品でした。
   

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SLUMDOG $ MILLIONAIRE *スラムドック$ミリオネア* 
2008年 英/米
監督:ダニー・ボイル
CAST:デブ・パテル、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント
    アニル・カプール、イルファン・カーン
    
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<STORY>
インド、ムンバイ。スラム街で育ち、学校へ行ったことのないジャマールはテレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演。正解を重ね、1000万ドルを獲得。翌日の2000万ドル挑戦権を手にした。しかし、番組終了後、不正を疑われて逮捕される。逮捕の理由はスラム街で育った少年が正解するはずがないと言うもの。ジャマールはナゼこの番組に出演するに至ったのか?そしてナゼ連続正解できたのか?警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。

<感想> 評価 ★4.5
2009年にアカデミー作品賞、ゴールデン・グローブ作品賞を受賞した話題の映画。
なるほど。アカデミー賞で話題をさらっただけの価値のある見応えのある良作でした。

私は<あらすじ>程度の知識で鑑賞しましたが、それが絶対良かったです。
この作品の魅力は、ジャマールを尋問する刑事と同じ目線で、カレの生い立ちを順々に知り、感じていくことにこそ意味があるからです。
映画が始まってすぐ、ムンバイの狭い路地をスラム街の子供達が駆け抜けるシーンがあります。スラム街は不衛生で猥雑。けれどその暮らしを包むのはエネルギッシュ以外の何ものでもない力です。裕福でなく、学校さえ行かせてもらえない最悪の生活環境の中にいても、笑顔弾ける子供たち。逞しくて輝かしい。この感じにたまらなく惹かれます。
たまたま前日に見た邦画の「ALWAYS三丁目の夕日」。30年代の日本にあったような貧しくてもこれから向上していくのだと言う期待感や疾走感が溢れていましたが、「スラムドック$ミリオネア」にも同じような空気が溢れています。

ベースのクイズ番組は、日本でも”みのもんた”司会で有名な「クイズ・ミリオネア」。
本作はこの「クイズ・ミリオネア」と同じ設定です。映画の中でクイズ番組についてはほとんど説明されていませんが同じと思ってOK。
しかし、子供の頃の回想シーンに出てくるインドは、想像を絶する劣悪な環境。思わず、放っておいていいの?と思わずにはいられないほど。リアルなインドを表現することで社会派作品の一面を見せつつも、スラム育ちの青年が、億万長者をまさに今、手にしようとするファンタジー性を加えることでエンタテーメント作品に仕上げています。そしてそこにラティカへの一途な純愛も入れ込む・・・。全部がキレイにバランス良くまとまっていて巧いなぁと唸ってしまいました。

そんなこんなでウワサに違わぬ素晴らしい作品でした。

そしてラストはインド映画を感じさせてくれるダンス付き!
「そうそう!インド映画にはコレだよね!」。
このあたり、インドへのオマージュってとこなんでしょうか?ハリウッド映画に馴れてる人は完全に引いてしまうであろうあのラストにこそインドを感じた私です。
   

 

 

 

 
SWEET NOBEMBER *スイート・ノベンバー*
2001年/米
監督 :バット・オコナー
CAST:キアヌ・リーブス、シャーリーズ・セロン、
    ジェイソン・アイザック、グレッグ・ジャーマン 

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<STORY>
広告会社で敏腕ぶりを見せ業績を上げることだけに生きている男ネルソン(キアヌ)。免許の更新に訪れた事務所でサラ(チャーリーズ・セロン)と出会う。ネルソンがサラに声をかけた事によってトラブルが起き、サラは免許更新を取り下げられる。翌日からサラはネルソンに「責任とってよ」と彼の家におしかける。しかし、突然サラは「一ヶ月だけ一緒に暮らしましょう」と言う言い出すのだ。
「何をバカなこと言ってるんだ」と取り合わない彼に「あなたは不幸だわ。愛も知らない。あたしが教えてあげる、幸せにしてあげる」と。ネルソンは相手にしていなかったが、同時期に彼は仕事で失態を冒し、会社を首になってしまうのだ。そんな流れからサラの家でネルソンは11月を共に過ごすことになるのだが 。
<感想> 評価 ★2.5
キアヌ・リーブスの久々の恋愛もの。
((こんな設定でフツー始まるかぁ?)) ((それはないやろ?))っと言う出だして始まる突拍子もないロマンス映画で、切ない悲恋で終わるおきまりのパターンで終わる映画である。意表を突いてないし、しごく一般的な形。でも、恋愛映画は主演俳優が好みなら楽しめるもの♪おきまりの事件が起きて愛し合っているはずのふたりがすれ違いや、どうしようもない"運命"に翻弄され苦しむ。
わかっていてもそれを見ているのは切ない。そして別れ・・・・ここまでわかってても切ないし涙がこぼれてしまった私。
キアヌが映画の中で得意!?の歌を見せるシーンはキアヌファンを酔わせるためなのだろうか・・?狙ったようなシーンは全然心に響かないけど愛する人の心の中で永遠に美しいままの自分を思い出として置いて欲しいと言うサラの気持ちは女性として理解できた。  

 

 

 

 
SWEENEY TODD :THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
 * スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師*

2007年/米
監督 :ティム・バートン
CAST:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、
    アラン・リックマン、ティモシー・スポール、
    サシャ・バロン・コーエン、ローラ・ミシェル・ケリー、
    エド・サンダース、ジェイミー・キャンベル・バウアー 

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<STORY>
19世紀のイギリス。タービン判事の愛欲のために無実の罪で投獄され、妻も娘も奪われた男が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。ミセス・ラベットの協力を得て15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、彼は目に狂気を宿らせながら、かつて自分を陥れた男への復讐の時を待っていた。
<感想> 評価 ★4
本作品はブロードウェイの舞台ミュージカルを映画化した作品。だから完全なミュージカル映画です。
ミュージカルだけは絶対ムリと言う方はジョニデだからって見ない方が無難かも。
歌詞の8割は歌です、歌!とは言え、声量と美声を聞かせるのではなく、セリフのように気持ちを乗せて語るように歌われるので「オペラ座の怪人」とは違うタイプに仕上がっています。
映像もT・バートンらしく色彩を退色させたモノトーン風。この色調が薄気味悪さをより増幅。青みがかったその映像の中に血の<赤>だけが鮮明に印象づけられます。その上、怨念に駆られた顔相のトッドとミセス・ラベットが独特の薄気味悪さ。奇妙な空気を作っていきます。
単純なStoryだし、映画のはじめの方で背景が理解できるように説明されているのでその点は問題なし。
ミュージカルとは言え、笑顔が全くないトッドが、シャキーンって感じで客の喉をかっ切る映像は何度出てきても、わかっていても直視できませんでした。噂通り、R15は納得の血しぶきがドビューンと飛び散る。
スプラッターホラーと微妙に違うのは<血>が明らかにまがい物だとわかるリアル感がないことぐらい。この作り物の血とわかる設定が成功してるからミュージカルとして楽しめるんだと思う。
怪優:ジョニデはどっぷりスウィーニー・トッドでした。彼はどの役をやっても過去の作品とはダブらない新鮮なジョニデを見せてくれます。素晴らしい俳優です。
また、今回は全配役がピタッとくる設定、素晴らしい配役です。
妻役のローラ・ミシェル・ケリーは英国で人気の歌手。ミュージカル舞台の経験も持つようです。

見終わってから「なかなか良かったかも」と思う作品でした。
私は、ミュージカル大好き。観劇大好きなんで、この作品を見ながらブロードウェイミュージカルの演出はどうだったんだろ?劇団四季がするとしたらどうなるんだろ?宮本亜門さんが市村正親さんをトッドにして舞台をするけど血の演出はどうするんだろ?とかそんなことばかり考えてました。  

 

 

 

 
SWING GIRLS *スウィング・ガールズ*
2003年/日本
監督 :矢口 史靖
CAST:上野樹里、平岡祐太。竹中直人、白石美帆、
    小日向文世、渡辺えり子、谷啓

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<STORY>
野球部の応援に行った吹奏楽部にお弁当を運んだ補習クラスの女子だったが、炎天下にだらだらと弁当を運んでいたためにお弁当は腐り、吹奏楽部は体調を崩してしまう。ひとりだけお弁当を食べなかった男子・中村は、即席吹奏楽部を作ろうと思いつく。責任をとらせようと補習クラスの女子を誘うが、吹奏楽をやるには人数が足りなかったため、ビッグバンドでジャズをやることに。でも女子たちは楽器などロクにやったことがなかった…。
<感想> 評価 ★3.5
爽やかで温かなキモチになる青春映画。くだらないシーンも高校時代を思い出して楽しめた。話の舞台が東北の高校なので言葉が東北弁と言うのがミソ。「~だず」や「~けろ」が彼女たちの言葉として発せられるたびに生き生きと聞こえる。家族で軽く楽しめる作品。  

 

 

 

 
SCHOOL OF ROCK *スクール・オブ・ロック*
2003年/米
監督 :リチャード・リンクレイター
CAST:ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、
    マイク・ホワイト

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<STORY>
ワイルドで破天荒な行動ぶりから、自分で結成したバンド「ノーヴァンカンシー」からクビにされてしまったロックギタリストのデューイは、居候している親友ネッドの家からも家賃未払いで追い出される寸前。そんな時、ネッドへの一本の電話を受けたデューイは、ネッドになりすまし、家賃返済のために小学校の代用教員の依頼を引き受ける。小5の担任になったデューイは担任のクラスに音楽の才能があることを見つける。彼は子供達にロックを教え込み、バンド・バトルで優勝させて、賞金を手に入れようと考える。
<感想> 評価 ★4
おもしろいし子供とも楽しめる作品だ。ジャック・ブラック最高!と言いたくなる。太ってて超自分勝手で、なりきりやのヘンなヤツのなに見ているうちにカッコよく見えてくるし魅力を感じる男なのだ。子供達の演技も自然だし、堅物校長役のキューザック・ホワイトもチャーミング。音楽も良いし娯楽映画としてはかなりイケル。  

 

 

 

 
THE SKELETON KEY *スケルトン キー*
2005年/米
監督 :イアン・ソフトリー
CAST:ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ、
    ジョン・ハート、ピーター・サースガード 

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<STORY>
ルイジアナ州ニュー・オリンズ。看護師のキャロライン(ケイト・ハドソン)は、住み込みの看護の職を見つけ、片田舎の屋敷へ。広大な敷地を持ち、30部屋以上もあるその大きな屋敷には、老婦人のヴァイオレット(ジーナ・ローランズ)と脳梗塞で全く身動きができなくなってしまった夫のベン(ジョン・ハート)が2人きりで住んでいた。キャロラインはバイオレットから全ての部屋を開けられる合鍵をもらう。ある日、キャロラインは用事で入った2階の部屋の奥に屋根裏部屋を、その奥には合い鍵で開けることのできない小部屋を見つける。不信を抱くキャロラインだが、ヴァイオレットは取り合わない。その後から、キャロラインのまわりで次々と不思議なことが起こり始める。そんな中、ベンは「この家から逃げたい」とキャロラインに密かに助けを求める。ナゼだ?
<感想> 評価 ★3
怖いのを観たいが躊躇する・・・と言う時にお薦めのゴシック系ホラー映画。
幽霊が突然出てきて脅したり、血が吹き出るなどはない。真実を知ってから(怖いっ)と言う「アザース」タイプ。
主演のケイト・ハドソンは「10日間で男を上手にフル方法」で主演したゴールデン・ホーンの娘。とてもチャーミング。
また屋敷の妻役は大女優:ジーナ・ローランズ(「きみの読む物語」「テイキング・ライブス」出演)。今回も迫力の演技を見せている。途中までありがちな話だな・・・と思っていたがラストは違う展開になり前半に散りばめられた謎が解決されていき納得して見終われた。この手の映画は納得できないと不満が残るのでその点では
真夜中のサバナ」でもこの雰囲気を味わったがアメリカ南部の古い屋敷を舞台にした話にはブードゥ教などが出てくる。ニューオーリンズ、黒人、呪術・・独特の世界を味わえる。

ネタバレ ↓

ラストシーンで役柄が入れ替わるが入れ替わったあとに表情が上手い。また、冒頭からの病気の主人の脅えと訴えかける表情の意味が救急車でふたりが見つめ合う時に噛み合って納得。  

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THE SCORE  *スコア*
2001年/米
監督 :フランク・オズ
CAST:ロバート・デ・ニーロ、マーロン・ブラント、
    エドワード・ノートン、アンジェラ・バセット

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<STORY>
世界中をまたにかけ、決して失敗を犯さないプロの金庫破りのニック。ニックはそろそろ泥棒から足を洗い、ダイアンと結婚しようと考えていた。そんな時、彼の盗難ブローカーであり、友人であるマックスが、モントリオールの税関金庫に保管された、フランス王家に伝わる秘宝を盗み出す話しを持ちかける。
マックスは若手のジャックをパートナーにと紹介するが、ニックは長年「パートナーを持たない」「住んでいる町では犯罪を行わない」とルールを決めていたのだ。しかしすべてに妥協するしかなくなる。ジャックと共謀することに決めたもののニックは、攻撃的で向こう見ずなジャックに不信感を抱く。微妙に揺れる3人のバランス。
<感想> 評価 ★3.5
新旧名優の競演。
エドワード・ノートンは演技がうまい。
ロバート・デ・ニーロが金庫やぶりをする訳だが、確実にスタントマン使ってるのがわかっちゃって残念だった。  

 

 

 

 
朱紅文字  *スカーレット・レター*
2004年/韓国 R-15指定
監督 :ビョン・ヒョク
CAST:ハン・ソッキュ、イ・ウンジュ、ソン・ヒョナ、
    オム・ジゥオン

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<STORY>
刑事のギフン(ハン・ソッキュ)は、妊娠中の妻スヒョン(オム・ジウォン)を愛しながら、美しい愛人カヒ(イ・ウンジュ)との情事を楽しむ日々を送っている。 ある日、写真館の主人が頭を割られ殺害される事件が起こり、第一発見者の妻、ギョンヒ(ソン・ヒョンア)を取り調べたギフンは、彼女に言い知れない魅力を感じていく。 捜査が難航するなか、ギフンはカヒに妊娠を告げられた。 冷たい言葉を浴びせながらも、カヒから離れられないギフン。 やがて、完璧だったギフンの生活は均衡を失い始める…。
<感想> 評価 ★3
イ・ウンジュの遺作となった作品。
人生の成功を約束された傲慢なエリート刑事。妻を愛しているが同時にカヒとの情事に溺れる身勝手な男をハン・ソッキュが存在感十分に見せている。そのハン・ソッキュに負けることなくイ・ウンジュも過去作品(「ブラザーフッド」)のような透明感漂う美人と言うだけでなく、どうしようもない関係・どうしようもない男に本能で惹かれる情熱的な女性を好演している。この作品を見て本当にイ・ウンジュの死を残念に思った。この作品が死の原因などと言われているが真意はわからない。でも、「スカーレット・レター」で見せたカヒはイ・ウンジュの代表作の1つと言えるだろう。彼女の渾身の演技が見れる。

↓ 以後、ネタバレ ↓

ジャンルがサスペンスだったので、ギフンのプライベートのイザコザが捜査中の事件とどこかで絡むのか?と期待していたが何も起こらず、ラストは思わぬ方向へ向かってしまった。捜査中の事件は何の意味があったのだろうか?
内容的には女性の方が理解出来るかも知れない。カヒ演じるイ・ウンジュがギフンをどれだけ愛しているのかや、ギフンが身勝手ながらカヒを愛してる気持ちは伝わった。同性愛をはじめ、いろんな愛情にまつわる話が出てくるが、全てはトランクの中のシーンで凝縮されているように思う。エグイシーンやグロテスクなシーンが連発と言うがこの程度は私は問題なし。   

 

 

 

 
STAY  * ステイ *
2006年/米
監督 :マーク・フォースター
CAST:ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、
    ライアン・ゴズリング

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<STORY>
精神科医のサム・フォスターは、若い男性患者ヘンリー・レサムを担当。ヘンリーは3日後に自殺すると予告する。サムには元患者で自殺未遂を起こしたライラというガールフレンドがいる。サムは彼女へ結婚指輪をずっと渡せないままであった。ヘンリーはその指輪に異常な興味を示し、ライラもまた、自殺願望のあるヘンリーに深い関心を持っていた。ある日、ヘンリーが姿を消し、サムは必死にヘンリーを探す。
<感想> 評価 ★3
そのリアルを疑え。現実が消えていく世界で、僕らはどんな愛を知るのか?
時系列をいじる手法。過去と未来だけでなく、それが夢なのか現実なのかさえわからないまま進んでいく。
きっと、むずかしく考えず、単純に不可解な現象や映像・言動を受け入れて映像に浸って見るのが1番だと思う。
その中にはあちこちに散りばめられた様々なパーツや、兆候を見逃さないこと。ラストでその拾ってきたパーツが繋がると・・この映画を楽しめるかと思う。
しかし、それでも疑問は残るしサムの存在、サムの恋人の存在って何だったの?っと頭が(????)がいっぱいつくが、イヤな気持ちだけで終わる作品ではない。ユアンが主人公と言うより、ライアン・ゴズリングの熱演が印象的だった。

以後、ネタバレ ↓ ↓

結局、現実は冒頭とラストだけ(らしい)。
ライアン演じるヘンリーが自動車事故によって愛する家族・恋人を巻き込んで死んでしまう。運転していたのはヘンリー。自分を責め、この世に果てしない悔恨の念が現実か夢かわからない空間を生んだと言う事のようだ。 

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ONE HOUR PHOTO  *ストーカー*
2003年/米
監督 :マーク・ロマネク
CAST:ロビン・ウィリアムズ、コニー・ニールセン、
    ミシェル・ヴァルダン 

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<STORY>
地元のスーパーの写真カウンターに20年以上勤めるサイ・パリッシュ。彼は、地元の顧客が持ち込むネガを1枚1枚丁寧に仕上げている。ヨーキン一家もそんなサイの大切な顧客だった。サイはヨーキンの息子・ジェイクが生まれたときからの写真や彼らの幸福に満ちた家族写真を扱っていた。天涯孤独のサイは数千枚に及ぶその写真を見ているうちにいつしか自分もその家族に憧れるようになり、次第にはこの一家の一員になりたいと思うようになる。やがてその思いはマヤという女性が持ち込んだネガを現像した時に、べつの形になって表れた…。
<感想> 評価 ★2.5
いい人役の多いロビン・ウィリアムズが「インソムニア」に続き、悪役に挑戦した映画。
上記の映画ポスターに、"ストーカー"と言う邦題。「シャイニング」のような襲われる恐怖感バリバリの映画かと思っていたが、それとはまったく違っている。
自宅に飾られた自分とは関係ない他人の数千枚の及ぶスナップ写真を大切にしている姿は「変質者」と言わざるを得ないが、天涯孤独の中年男が温かい家庭を夢見続け、憧れの家庭の秘密を知ったことで思い詰め、道をはずすと言う筋で話しは進む。
ヨーキン家の奥さんに特別な感情があるワケでなく、9歳の息子ジェイクに危害を加えるどころかむしろ愛していている。それは<ストーカー>とは表現できない感覚だと思う。でも私は以前から思っていた。写真屋さんって人のプライベート見てるんだよなぁ~と。家族構成とか家の中の感じとか、場合によっては夫婦関係までわかる可能性を秘めてる。信用して現像に出してるけど怖いなと思ったことがあったので、ソレを映画化されたようで少々キモチ悪かった。
 

 

 

 

 
STORY OF US *ストーリー・オブ・ラブ*
2000年/米
監督 :ロブ・ライナー
CAST:ブルース・ウィルス、ミシェル・ファイファー、
    リタ・ウィルソン、リヴ・タイラー 

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<STORY>
愛に賞味期限はあると思いますか?
恋愛結婚をしたベンとケイティーはジョシュとエリンという2人の子供に恵まれ、傍目には幸せな家庭生活を送っていたが、いつの頃からか夫婦仲はぎくしゃくし出し、結婚15年目を迎える現在では口を開けばケンカばかり。そんなある日、子供がサマーキャンプで留守の間、ふたりで過ごすことが苦痛なふたりは1ヶ月あまりの別居をし、これからのことを考えることにした。お互いの価値観の違いに惹かれ、恋に落ちた2人だったが、夫婦として長い時間を共有する内に、その価値観の違いに苛立ちや疲れを覚えるようになっていた。よりを戻そうとするベンと、正式に別れようとするケイティー。うまく気持ちがかみ合わず、どんどん破局に向かう。
<感想> 評価 ★3
音楽はエリック・クラプトンが流れており、大人の映画にしあがっています。
恋愛結婚した夫婦が特別な理由もなく、どんどん会話が減り、気がついたら『夫婦』よりも『子供の両親』としてしか機能してなかった・・・っと言うお話。
とても現実的な設定。

”夫と惰性のSEXはできても、親密なKissはできないわ・・・”
”何故親密なKissができないのかな?”
”それは・・・結婚生活ってそういうものだからよ。
"子育て・家事・姑との関係・・毎日そんなもので忙殺される、けれども、濡れたタオルは床に落ちる。それを無視して過ごすことはできないでしょ?夫婦の関係より、日常が優先。トイレットペーパーがなくなって、たった30秒で替えられることも、夫はけしてしない。空の筒をそこに置くだけ。 結婚なんて ロマンスの悩殺装置だわ”と。

このセリフにうなづいてしまう私です。  

 

 

 

 

STATE OF GRACE *ステート・オブ・グレース*
1990年/米
監督 :フィル・ジョアノー
CAST:ショーン・ペン、エド・ハリス、ゲイリー・オールドマン
    ロビン・ライト・ペン

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<STORY>
NY・ウエスト・サイドのヘルズ・キッチンは最悪の犯罪都市。テリーはかつてこの街のワルだった。ヤク絡みで殺人事件を起こしてしまった彼はこの街に舞い戻る。彼を迎えたのは、幼な馴じみのジャック。彼の兄・フランクはこの地域一帯を仕切るアイリッシュ・ギャングのボス。ジャックの口添えでテリーはギャングの仲間に加わる。
<感想> 評価 ★3.5
17年前の作品(2007年現在)。
S・ペン、G・オールドマン、E・ハリス3人の共演と言う俳優重視でチョイスしたため予備知識ゼロで見たが逆にそれが良かったようで、少々の意外性と、少々のハラハラ感、ドキドキ感を体感できておもしろかった。
配役も良くG・オールドマンの狂気をはらんだブチキレ具合はさすが!この感じが彼の魅力なんだよなぁ。今回は、優しい故に自分に弱い・脆い役柄。ちゃんと伝わったし。
Storyは良くあるパターンだけど俳優陣の演技力で見応えは十分。

 

 

 

 

 
SNAKE EYES *スネーク・アイズ*
1998年/米
監督 :ブライアン・デ・パルマ
CAST:ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、
    カーラ・グジーノ、スタン・ショー

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<STORY>
刑事のリック(ニコラス・ケイジ)は、かなりの不良刑事。
彼の親友の軍人ダン(ゲイリー・シニーズ)の誘いもあり、ボクシングの試合を観戦するため、アリーナにいる。
ダンは国防長官の護衛として来ていたのである。
試合が始まるが、ダンは試合を見ていないリングサイドの赤毛の女に不信感を持ち調べようとするが
彼女は逃げてしまう。
ダンが彼女を追いかけている時、国防長官が狙撃されてしまう。
近くにいた女性(ジュリア・コステロ)も腕を撃たれるが、その場を逃げてしまう。
リックは護衛をしていた親友の汚点にならないようにと、そのアリーナの調査を始める。
彼は腕を撃たれた女性を見つけ、彼女に話を聞くが、そこで奇妙なことに気付くのだった。
<感想> 評価 ★3
ボクシングの試合中に狙撃事件が起こるというシーンをカットなしの長まわしで撮影したと話題だった映画。
最初に国防長官が狙撃されるまで、話はたんたんと進むが、
のちのちボクシング試合最中の狙撃事件の不可解なことが何点かみつかり、
それをひとつひとつ解明していくのが見ていて小気味いい。
さすがニコラス どんな役でもハマり役です。
また、この映画の音楽担当が、なんと坂本龍一だというのも驚き!!  

 

 

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Author:nagi
映画blogをつけたくて何だかんだ流れ流れて
ココに戻って来ました。
ずっと自分記録として続けて残したいなと思います♪

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阪神タイガース、エアロ、ヨガ
ベリーダンス、PC

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