デイブレイカー 
DAYBREAKERS *デイブレイカー* 
2010年 / 米・オーストラリア
監督・脚本:ピーター・スプエリッグ、マイケル・スプエリッグ
CAST:イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー、クローディア・カーヴァン
    マイケル・ドーマン、サム・ニール

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<STORY>
2019年、ウィルスの蔓延により、全人口の95%がヴァンパイアと化した世界。ヴァンパイアに必要不可欠な人間の血液も底をつきかけていた。血液研究員のエドワードは人工血を生成するため製薬会社ブロムリー=マークス社で開発を急いでいた。彼もヴァンパイアだが人血を飲む事に罪悪感を覚えいる。ある夜、エドワードはヴァンパイアに追われた人間(レジスタンス)を助ける。彼らレジスタンスは、エドワードの態度と血液研究員であることに注目。作戦のためにエドワードを呼び出す。そこで待っていたのは、ある事故で人間に戻った元ヴァンパイア:ライオネルだった。

<感想> 評価 ★3.5
イーサン・ホークが大好きな私。久々にイーサンの映画が観たいと思いチョイスした作品。
申し訳ないがこの作品、B級作品と言えちゃう作品だけど、想像以上におもしろかったです!
ヴァンパイア映画、最近多くないですか?この作品はヴァンパイものだけど、他の作品とは毛色が明らかに違います。ホラーと言うよりもグロいシーンがあるので軽いスプラッタ・アクションと言う感じ。よくあるヴァンパイアが人間を襲うパターンではなく、ヴァンパイアとして生きるものの社会を描いているところがある意味斬新です。
ウィルス感染によりヴァンパイアとなったものたち。見かけはほとんど人間同様ですが、”永遠のいのち”を手に入れたました。しかし、生きて行くには”人間の血液”が絶対必要。しかし、貴重な血液を持つ人間は残りわずか。代用血液が開発されていないために危機感・飢餓感などで街が荒れ始めている状況。その上、ヴァンパイアを餌食にする”サブサイダー”が増え始めていてヴァンパイアの暮らしも安泰ではないと言うワケ。
予備知識ゼロで見てもわかりやすいStory展開だし、ヴァンパイの定義がとてもおもしろい!ほんと斬新です。
日光(紫外線)に当たると炎上して消えてしまうヴァンパイアの活動は夜。日中活動するときは、シールドを着込んだり、クルマの運転も「日中運転モード」と言う最新のシステム搭載のクルマ。食料が血液の彼らはドリンクスタンドでコーヒーの中に数%の人間の血液混入したものを買って飲む。そして”サブサイダー”と呼ばれる姿形が変わってしまい、特殊能力も身につけてしまったいわゆる「ヴァンパイア」たちがヴァンパイアを襲うところ、それをビビる姿など設定が私にはツボでした。

イーサン・ホーク、すっかりおぢさんになっちゃったけど、変わらずステキ。
「第9地区」を好きだった人は気に入るってコメントを見たけどその意見に賛成です。
なかなか楽しんで見れた作品でした。
ジュリエットからの手紙 
LETTERS TO JULIET *ジュリエットからの手紙*
2010年 / 米
監督:ゲイリー・ウィッニック
CAST:アマンダ・サイフリッド、ガエル・ガルシア・ベルナル
    クリストファー・イーガン、ヴァネッサ・レッドグレイヴ
    フランコ・ネロ

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<STORY>
NYで雑誌の調査員として働くソフィは、婚約者のヴィクターとイタリアのヴェローナに婚前旅行でやって来る。ところが、レストランの開店を予定しているヴィクターはソフィそっちのけで食材探しに夢中。仕方なく、一人で“ジュリエットの家”を訪れたソフィ。偶然にも、壁の中にあった一通の“ジュリエット・レター”を見つける。それは、50年前にイタリアを訪れ、そこで出会った青年ロレンツォと恋に落ちた英国人女性クレアが書いたものだった。その手紙にソフィが返事を書いたところ、それを受け取ったクレアが孫のチャーリーを伴ってはるばるイタリアまでやって来た。ソフィはクレアの話を聞くと、ロレンツォを捜し出そうと提案、こうして3人で50年前の初恋の相手を捜す旅が始まるのだが…。

<感想> 評価 ★4
久々にガエルくんを見たいと思って選んだ作品でしたが、ガエルは脇役で残念だったけど、物語がとてもステキで幸せ気分でレビュー書いてます。
70歳を越えた老女のクレアが、50年前にイタリアで恋に落ちたロレンツォを探す旅はイタリアの風景も楽しめるロードムービーでした。
ロードムービーによくある旅をしている内に自分を見つめ直すとか、旅先での出会いで人生が変わるってなんだかワクワクしますよね。
50年前の恋人に会うなんて人は無謀だとか、相手は覚えていないとか、真実だと思ったのはそのときだけなどと言うだろうけれど、私は若い頃の情熱的なエピソードを持っているひとをステキだと思うのです。きっとその思い出がその人を支えてきたこともあっただろうから。ロレンツォとの恋に走ることが出来ず、英国へ戻ったクレアは結婚し子どもを持ちひとつの人生をちゃんと生きていたけれど、残り少ない自分の人生を考えたとき、偶然届いた50年前の「ジュリエットからの手紙」を運命と思って行動を起こしたのだと思います。
行動を起こさなければそれは良い思い出で終わった恋物語かも知れないけれど、悲劇的な事実を知ることになっても区切りをつけないと先に進めないものってあると思うのです。
クレアの恋は、ワインのように醸されたもの。対比させて若いソフィ、フィアンセのヴィクター、チャーリーの恋愛を見せていきます。
ハッキリ言って先が読める展開ではあります。クレアがロレンツォとどのように会えるのかは読めないけれど、チャーリーとソフィが惹かれ合うのだろうことは容易に想像できちゃいます。だけど、それでもキュンってきちゃうんですよね〜。

主役のソフィ役は、マンマ・ミーアでも娘のソフィを演じていたアマンダ・サイフリッドです。チャーミングな彼女の雰囲気にソフィの役柄は合っていました。また、英国青年を演じたクリストファー・イーガンも、英国人!って感じでしたが、プロフィールを見たらオーストラリア出身でした(^^;)
そしてクレア役のヴァネッサ・レッドグレイヴが魅力的でした。大女優って風格バツグン。
落ち込んでいるソフィの部屋を訪れてやさしく髪をといてあげるシーンは、グッとくるものがありました。
そしてロレンツォ役のフランコ・ネロとヴァネッサ・レッドグレイヴは実夫婦だそうです。
このふたりが50年ぶりに出会ったシーンは良かったです。

映像もとってもステキでイタリアを訪れたくなったほど。ヴェローナの古い町並み、ワインのブドウ畑、石畳に赤いミニクーパがとっても似合っていました。

ハッピーエンドだとわかってみても幸せな気持ちにさせてくれる作品でした
コンティジョン 
CONTAGION *コンティジョン*
2011年 / 米
監督:スティーブン・ソーダバーグ
CAST:マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット
    ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ
    グウィネス・パウトロウ、マリオン・コティヤール

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<STORY>
香港出張からミネソタの自宅に戻ったベス・エムホフは直後から発熱と咳を伴う体調不良を訴える。同時期に同じ症状を伴う患者が香港・ロンドン・東京で見つかり、次々と亡くなりはじめる。その事件に疑惑を抱いたフリー・ジャーナリストのアランは、政府が伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘しはじめる。一方、疾病の報告を受けたWHOは香港へDr.を派遣、ミネソタにもチーヴァー博士の指示でDr.ミアーズが出向、患者及び疑わしい症例に対して隔離を実施しはじめる。カリフォルニア大学の医師が、コウモリと豚のウィルスが混ざった新種のウィルスであることを解明したが、現時点では治療法もワクチンもない。米国全土がウィルス感染の恐怖に支配されはじめ、各地で暴動が勃発。この問題はどう終息するのか、また、ウィルスの発生地点とは……?

<感想> 評価 ★3
ひとりの感染者を発端に全世界へ拡大していく致死性ウィルスの恐怖と社会的混乱を描いたサスペンス大作です。パンデミックですね。
何よりも驚いたのが豪華なキャスト!どの俳優を見ても主役級なのに、作品自体は俳優にあまり焦点が当たっていない内容の作品。ある意味、知らない俳優が演じても見ることはできる作品だと思いました。グウィネス・パウトロウには冒頭からすっぴんの病気顔で登場し、美しいところなくさっさと死んでしまうし、賞取り女優のケイト・ウィンスレットに至っては、ほとんど活躍せずウィルスに感染しビニールの死体袋に入れられてサヨナラしちゃいます。
なんだかもったいない〜。
さて、内容ですが、最近パンデミック作品が多くなってきました。故に目新しい作品ではありません。感染源をラストに明かすと言うほんの少々捻りは入れてありますが、だから?って感じです。現実社会にも世界に蔓延したSARS(サーズ)。数年前に大阪の中高生を大混乱させた新型インフルエンザ大流行が起こっていますしね。そのときのことを思い出すだけで、この映画で起こるパニックの内容(街を出ようと大渋滞・略奪・強奪)は想像ができる範囲のことです。エンタテーメントとして作品を楽しませようとするのなら、もう一歩の恐怖感や、驚きやなどの展開が欲しかったところ。グウィネス演じるベスがシカゴで浮気してたってことをベスが亡くなってから知らされる夫:ミッチ。だけどこのくだりはそれだけの使い方。メインのStoryになんの絡みもしてこない。それなら要りましたか?このエピソードっと思った私です。
3.11の東北大震災に伴う福島原発事故でも問題になりましたが、政府が情報操作していることについては怖さを感じます。パニックを防ぐためだと言うのもわかるけれど、事実を隠される恐怖感ってありますよね。その点では作品にリアリティを感じました。
ミスター・ノーバディ 
MR.NOBODY  *ミスター・ノーバディ*

2009年 / 仏、独、ベルギー、カナダ
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
CAST:サラ・ポーリー、ジャレッド・レト、ダイアン・クルーガー、
    リン・ダン・ファン、リス・エヴァンス、ナターシャ・リトル

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<STORY>
2092年、人間は細胞の永久再生に成功して不老不死を手に入れ、逆にセックスなどの生殖行為を行わなくなっていた。 118歳のニモは、寿命のある人間としてもはや最後の一人となり、自分の記憶なども失っていた。医者の催眠治療やジャーナリストのインタビューに応じるうちに、自分の一生を少しずつ思い出していくが、その話は混乱したものだった。ニモから語られるのは12通りもの人生の回想だった

<感想> 評価 ★3
観てから随分時間経過してからのレビューになってしまいました。
パラレルワールドの作品ゆえ、観ている時から半分わかって半分理解できなかったのだけど、時間が経ってしまった今、記憶にほとんど残っていないと言う現実。
あかんよね〜。
この作品の雰囲気を一言で答えるとするなら、「インセプション」似た世界観です。
完全に理解することはできない作品だと思います。
118歳のニモが現実に体験してきた人生は12通りの中のどれだったのでしょうか?それにも本当の答えはないように思います。人生と言うのは毎日、この瞬間にも”選んでいる”と言うことを思い知らされます。人は過去には戻れません。ツライ時、うまくいかなかった時など、(あの時、あっちを選んでたら・・)(あの時、もう少しこうしておけば・・)などと思うことが多いけれど、思ったところで戻れないから<過去は振り返らない>と前向きに歩こうとします。
そうじゃなきゃ生きていけないのが現実。118歳のニモの12通りの人生を観て、どの人生も幸せと苦しみが混在しているんだと言うことです。
誰の人生が、どの選択が正解と言うものはないのでしょう。


     
パイレーツ・オブ・カリビアン ー生命の泉ー 
Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides
 *パイレーツ・オブ・カリビアン ー生命(いのち)の泉ー*

2011年/米 アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
CAST:ジョニー・デップ,ジェフリー・ラッシュ,ぺネロぺ・クルス,
    イアン・マクシェーン,ケヴィン・マクナリー

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<STORY>
ジャック・スパローは、ロンドンで自分の名前を語り、乗組員を集めていると言う噂を聴き、自分の偽者と対決するためにロンドンへ。しかし、そこにいたのはかつて愛し捨てた女海賊のアンジェリカだった。
結局、アンジェリカにハメられ、誰もが恐れる最強の海賊=黒ひげの船に囚われたジャックは、永遠の生命をもたらすという、“生命の泉”への水先案内を命じられる。一方、黒ひげにブラック・パール号を沈められたバルボッサも、英国王に取り入って船を手に入れると、復讐のために黒ひげを追って動き出していた。

<感想> 評価 ★3
3エピソードで終わる噂だったこのシリーズ。メイン所のウィル(オーランド・ブルーム)&エリザベス(キーラ・ナイトレイ)が降板したのに続けようって言うんだから、過去3作品とは全く違うものです。割り切って、ジャックのスピンオフ作品として観るのが楽しむコツだと思います。
おもしろさでは過去の作品を越えることはないけれど、ジャックの魅力は健在だし、バルボッサも変わらず味があってそれを観るだけでも楽しい気分になります。また、本作で新登場のペネロペ演じるアンジェリカも良かったです。
今まで、ハチャメチャで常識破りなジャックやバルボッサと対する誠実である「正」の位置にいるのがウィルでしたが、カレが去った本作では、宣教師=フィリップがその役どころです。その宣教師は人魚シレーナと恋をするんですが、このエピソード、「人魚姫」の話とは繋がるのかな?って期待したけど、そこは薄いエピで終わってしまったので残念でした。
他に私がおもしろい!って思ったのは「人魚」のところ。船乗りを誘惑する魔性の生き物と言いながら、今までは美しくてか弱いモノとして登場することが多かった人魚。この映画では、目が光り、小さな牙を持ち人を襲うものとして描かれてます。獣のように暴れるところになんだかワクワクしてしまいました。
そんなワケでやはりDisny、及第点な作品でありました。さてこのままこのシリーズ、続くんでしょうか?最後にジャックは愛してやまない「ブラック・パール号」を取り戻しました。
どうなるのかな?もうこのままでいいよって気もする私です。
BIUTIFUL *ビューティフル* 
BIUTIFUL *ビューティフル*

2011年 / スペイン・メキシコ合作
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
CAST:ハビエル・バルデム、マリセル・アルバレス、
    エドゥアルド・フェルナンデス

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<STORY>
大都会バルセロナ。ウスバルは、不法移民への仕事斡旋や警察への仲介などで生計を立てながら子供2人を育てていた。ある日、体調を崩し訪れた病院で突然ガンと宣告される。家族にも告げられず日一日と迫る「死」への恐怖、残してゆく子どもたちへの思いを抱えウスバルは苦悩する。

<感想> 評価 ★4
ずっと観たかった作品。
大好きなスペイン映画、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品。好きなハビエル・バルデム主演となれば絶対にハズせません。

とにかくシビアな作品で、賛否分かれる作品ではないかと思いますが、私は心に何かを残してくれる作品で好きだと思いました。

スペインは私にとって「いつか訪れたい地」です。本作品は、その憧れのバルセロナの違う面を背景としています。貧困にあえぎ高い失業率と中国やアフリカからの不法移民が社会問題となっているバルセロナ。主人公のウスバルもギリギリで生活。そのカレが、余命2ヶ月を宣告されるところから話がはじまります。自分の余命と向き合って、残されたすべての時間を愛する子供たちのために捧げようとする姿は胸に迫るものがありました。
原題になっている「BIUTIFUL」は娘のアナから綴りを聴かれ「耳で聞いたとおりだよ」と教えた綴りです。これがウスバルの学力であり、彼らの生活の理由のようで、現在の日本の現状と重なるところがあって考えさせられました。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品が好きで何作か観てきましたが、いつもカレは複数の場所、複数の登場人物が織りなす群像劇スタイルでしたが、この作品は、ひとりの場所でひとりの男性を中心として撮った作品になっています。
本作も、今まで観てきたイニャリトゥ監督作品の全部に流れる悲壮感の中にある一筋の温かなものを感じる作品でした。






最後の恋に勝つルール 
最後に恋に勝つルール * A LOT LIKE LOVE *

2005年/米
監督:ナイジェル・コール
CAST:アシュトン・カッチャー、アマンダ・ピート

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<STORY>
L.A.からN.Y.へ向う飛行機で出会い、すぐに意気投合したオリバーとエミリー。しかし2人はニューヨークに着くと次に会う約束もしないまま別れてしまう。それから7年もの間に何度かお互いに、ふと急に会いに行ったり来られたりしながら、友達以上に発展することはなくすれ違いの関係を続ける2人だった。

<感想> 評価 ★3.5
観てからかなり時間が経ってしまいました。
この作品、好きです。
恋愛映画の王道でだけど、ハッピーエンドだから楽しんで観られます。
1番好きなシーンは、アシュトン演じるオリヴァーが、やっとエミリーの大切さに気づき、ギターでBON JOVIの「I'll be there for you」を弾きながら気持ちを伝えるシーン。
「ベガスの恋に勝つルール」なんかよりこっちの方が断然いいのに、日本未公開作品でした。ひとこと言わせてもらうなら、邦題がやっぱりイケてません。
原題の「A LOT LIKE LOVE」(愛のようなもの)の方がこの作品の内容とあっているのに。アシュトンの「ベガスの恋に勝つルール」と合わせたんだろうけど、ソレ失敗ですよって言いたいです。
アシュトンがキライじゃなく、ラブストーリーが観たいなと言うなら、コレお勧めです。






 
SAW ソウ ザ・ファイナル 
SAW 3D *ソウ ザ・ファイナル*

監督:ケヴィン・グルタート
CAST:トビン・ベル、ショーン・パトリック・フラナリー、
   ケイリー・エルヴィス、ベッツイー・ラッセル、
   コスタス・マンディロア
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<STORY>
ジグソウの死のゲームから生還した者として今や精神的指導者としてマスコミに注目されているボビー。ボビーとカレのブレーンは同じくジグソウの死のゲームから生還し、いまだに心と身体に深い傷を負う者達と集会を開き、魂の救済をしていた。ある日、その集会に最初のゲームの生還者である医師:ゴードンが姿を現す。ボビーには秘密があったのだ。一方、ホフマン刑事とジグソウの妻ベルはジグソウの後継者をめぐっての戦いは殺すか殺されるかの局面を迎えていた。

<感想> 評価 ★3
見続けましたよ、SAWシリーズ。これがほんとのファイナルだそうで。
今回は痛い、エグいシーンは少々アニメチックな感じがしました。骨が折れ、筋肉が引きちぎられ、血しぶきが飛びまくる・・・このあたりは全く変わらない演出ではありますが、なんだかリアリティーが薄くなったような気が。今回、3D化されたからか?もしくは私がすっかり慣れてしまったからかも知れません。そんなワケで目を背けるシーンも少なめでしたが、過去の登場人物が出てきたり(記憶に当然ありませんケド)過去の殺人兵器が出てきたり(これも記憶ゼロ)でSAWファンをおぉ!って気持ちにはさせてくれます。何よりも忘れられない「1」のゴードン医師が再登場!カレの登場でSAWのStoryにつながりが出来たように思います。と言いつつ・・・ここまでムチャクチャな展開をしてきたSAW。Storyとして楽しむのは「3」まででしょう。もうそのあとからファイナルまでは残酷な殺人シーンに(うゎ)っと叫び、目を背けることがこの映画の本質だと思うので、そのつもりで見るなら見る意味はあるかと思います。



抱きたいカンケイ 
NO STRINGS ATTACHED *抱きたいカンケイ*
2011年/米
監督:アイバン・ライトマン
CAST:ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー
    ケヴィン・クライン
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<STORY>
14歳のときに出会ったエマとアダムは、その後何度も偶然の出会いをしたが友だち以上にならずにいた。エマは激務をこなす医師で恋愛を楽しむ時間もないし恋愛で傷つくのはイヤだと言う理由で恋愛を避けていた。そんなエマはひょんなコトがきっかけでアダムと一線を越えてしまう。すっかり恋愛モードのアダムだがエマが提案したのは「抱きたい時にメールで呼び出すセックス・フレンド」だった。エマを好きになっているアダムはその提案に同意。デートも恋愛感情も一切ない気楽な関係をはじめることに。

<感想> 評価 ★3
ラブコメディです。世間的に良い評価を聴かなかった作品ですが、アシュトン・カッチャーが好きな私は楽しんで見ました。”アシュトン・カッチャー好き”ありきの作品ではあります。
アシュトン作品はコレで9作品目だけど、その約半分がこの手のラブコメなワケで、アシュトンの王道です。アシュトンは、アホっぽいとかどの役をやっても同じとか、私生活お騒がせオトコだとかハリウッドでもいろんなゴシップで書き立てられていますが憎めないセクシーさを感じてしまう私です。
この作品の”アダム”も私の周りにいたとして本気で好きになることはないだろキャラではあるんだけど、(これぐらい大事にして欲しいなぁ)ってアダムの優しさに心を動かされちゃうところがあるんですね。
ネタバレになっちゃいますが、ラブコメなので当然ハッピーエンドです。
この作品の人気のなさの理由に、エマがセフレと割り切る気持ちがわからないと言うのが多いようですがそこに違和感は感じませんでした。医師として自信を持って激務に耐えながら自分の道を生きているエマにとって、「恋愛に全力投球」はできないし、したいと思わないワケです。おシャレしてデートしてそれに重きを置いていないんですよね。そして人を愛することで傷つくのが怖いし、感情のコントロールを失うことが怖いワケです。だけど、自分を理解して話を聞いてくれて、楽しい時間を過ごせて優しいセックスをしてくれる人が欲しいとは思うのがホンネ。エマがそれを恐れずにひとつ大人になることを描いている作品と言えます。自立してる女性ならある部分共感できる作品だと私は思います。
あと、今回は邦題が良くできています。原題よりも映画の内容や雰囲気になってます。

私の好きなのはイーサン・ホークです。カレには言葉に表現しきれない何かにとても惹かれます。それは表情だったりしぐさだったりなんですけど、胸がきゅんってなります。それと似たようなリンクをアシュトン・カッチャーにも感じるのでカレが好きなんですねー。
アメリカじゃ不人気の口元もなんだか好きな私です。

アンノウン 
UNKNOWN *アンノウン*
2011年 米/独
監督:ジャウマ・コレット=セラ
CAST:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー
    ジャニュアリー・ジョーンズ、エイダン・クイン
    ブルーノ・ガンツ
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<STORY>
バイオテクノロジー学会の講演・発表のため妻エリザベスと共にドイツのベルリンを訪れたマーティン・ハリス博士。ふたりはタクシーで滞在ホテルへ到着直後に書類バックを空港に忘れたことに気づき、マーティンだけがタクシーで空港へ引き返す。しかし、その途中で交通事故に遭ったマーティンは4日間の昏睡状態から目覚める。しかし、病院に妻の姿は無い。目覚めてみると妻のエリザベスは自分を知らないといい、別の男が自分の名前を名乗っていた。身分を証明するものは何もなく、異国の地で何者かに命を狙われることになる・・。自分は誰なのか、ナゼ命を狙われるのか?

<感想> 評価 ★4
全然期待してなかっただけに、想像以上におもしろかったです、ハイ!
サスペンスを観たぜ!って感じで内容や疑問を誰か語り合いたと思ったのも久々でした。
いわゆる”巻き込まれ型サスペンス”ですね。意識を失って目覚めたらどえらい状況にあったワケです。なんせ周囲全部が自分を「知らない」と言う敵だらけ。このプロットは過去にも多様されたものではあるけれど、リーアム・ニーソン演じるマーティンがウソを言ってるのか、その逆なのか・・・それが見えなかったので興味を引いたし、事実がわかった時によくある落胆を感じさせることなかったことが高評価に繋がったと思います。
脇を固めるキャストも渋いです。旧東独の秘密警察シュタージの元メンバー:ユルゲン演じるブルーノ・ガンツ。ちょっとした役だけど、重みが必要で存在感がいるこの役はカレしかできないでしょう。
冬のベルリン、ドイツ語・・・パーツが良い方へ効果を出していたと思います。


ネタバレあり


マーティンの正体がわかったあとで、映画の最初のシーン(飛行機の中での夫妻の雰囲気や、ホテルからマーティンひとりが空港に書類ケースを取りに戻るシーンe.t.c)なんかを思い起こし、疑問が浮かんでます。ネタバレしてから見ると少々引っかかる部分もあるものの、(見破れるかぃな?)って思うところもあるワケです。
結局、マーティンは交通事故で頭を強打したことによって、本当の自分がわからなくなったと言うことでしょうか?じゃぁどこでマーティンが入れ替わる話だったんでしょ?リーアム演じるマーティンは何のためので、エイダン・クイン演じるマーティンは何の役だったんでしょ?ツッコミどころがあるような気もします。
プリンス・オブ・ペルシャ : 時間の砂 
PRINCE OF PERSIA : THE SANDS OF TIME
 *プリンス・オブ・ペルシャ:時間の砂* 
2010年 / 米
監督:マイク・ニューウェル
CAST:ジェイク・ギレンホール、ベン・キングスレー
    アルフレッド・モリーナ、リース・リッチー
    ジェマ・アータートン


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<STORY>
孤児ながら、ペルシャの王:シャラマンに勇敢さを見込まれ養子となったダスタンは第3王子として成長。兄たちと共に”コシュカーン征服”への遠征に従軍していた。その遠征の途中、叔父ニザムのスパイが”聖なる都アラムート”の裏切りを報告したため、長兄:タス王子はアラムートに攻め込むことを決断。ダスタンはアラムートの騎士と戦った時に水晶の柄の内側に「時間の砂」を詰めた短剣を手にいれる。しかし、アラムートを制圧したことをシャラマン王は非難し、認めようとしなかった。タスは父親に戦利品としてアラームのローブを贈り、取りなしてくれるようダスタンに頼む。しかしそのローブには何者かの手で猛毒が塗り込められており、国王は衆人の見守る中で毒殺されてしまう。一気に王殺害犯となったダスタンは不利な状況に逃亡するしかなくなる。逃げるダスタンに道を教えるから連れて行って欲しいとタミーナ。しかし、タミーナがついてきた理由はダスタンが手に入れた”短剣”にあった。短剣には不思議な能力があったのだ。タミーナはダスタンを出し抜き短剣を奪って逃げるつもりだったが、ダスタンに短剣の能力を知られてしまい・・・。

<感想> 評価 ★3.5
プロデューサーはジェリー・ブラッカイマー。ドラマシリーズ「CSI」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ナショナル・トレジャー」e.t.c・・意に反してカレの手がける作品にハマってしまっている昨今。本作も単純におもしろかったです。
Story展開なんて見えてて、都合良く進むこともわかってるのに(あっ!)って声が出たり(あぶない!)ってハラハラさせるのってやっぱ企画力が良いからでしょう。と言いながらも見終わったあとには何も残らない感は否めません。結局、気楽に歴史ロマンを感じながらアクションを楽しむDisny作品で、子どもから大人まで楽しめる娯楽大作ですね。
主人公のダスタンをジェイク・ギレンホールが演じてます。過去、カレの出演作品をいくつか見ましたが、アクション俳優の印象がなかっただけに、このキャスティングは意外でしたが違和感なかったです。なかなかいいカラダをしてるんですよね〜。ジェイクくん。ヒロイン:タミーナ役は英国女優のジェマ・アータートン。ボンドガール役で有名になった彼女ですが、エキゾチックな雰囲気がペルシャ設定のStoryに合っていたと思います。
ペルシャのお話なのでベリーダンスが見れるのか?って少々期待したけれど、それはなかったので残念でした。


ぼくのエリ、200歳の少女  
LET THE RIGHT ON IN *ぼくのエリ 200歳の少女*
2008年 / スウェーデン
監督:トーマス・アルフレッドソン
CAST:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデジョン

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<STORY>
ストックホルム郊外の小さな町。集合住宅に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー。同級生のイジメに苦しみながらも、誰にも助けを求めることが出来ず、ただ復讐を夢想する毎日だった。そんなある晩、彼はひとりの謎めいた少女と出会う。彼女は家の隣に父親と引越してきたばかりの少女エリ。エリと仲良くなりたいオスカーは壁越しに会話できるようにとエリに”モールス信号”を教える。壁越しのモールス信号で毎晩のように言葉を交わし心通わすふたり。その頃、町では奇妙な事件やおぞましい殺人事件が立て続けに起こりはじめ、住民の間に不安が広がっていた。

<感想> 評価 ★4
ホラージャンルですが、音響や残虐シーン、激しい血しぶきなどで恐怖を煽る作品ではなく、ゾクッとさせ、切なくさせる上質な作品でした。

「ぼくのエリ 200歳の少女」はヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー『モールス』を原作者自ら脚色、映画化した作品です。スウェーデン発のヴァンパイア作品である点や、衝撃的な展開、映像のボカシ部分の謎、邦題への不満などなどいろんな部分で話題になっていました。
情報によると、原作では映画の中でハッキリ表現されなかった部分。たとえばエリの父親と思しき男の正体や、エリが繰り返し言う「女の子じゃない」の意味なども丁寧に描かれているそうですが、今回は原作ではなく、予備知識なしに観た映画としての感想をレビューしたいと思います。

寒々とした雪一色の景色。シーンと静まりかえった雰囲気が北欧を感じさせます。言葉で人物像や背景の説明は一切ありません。ちょっとした会話や雰囲気で背景などを想像させて映画を観させるあたり、映画の力を感じてうれしくなります。
真冬のストックホルム。冬の陰鬱な毎日の中で行われるオスカーへのイジメ。離婚しているらしいオスカーの両親。孤独を抱えたオスカーはエリと出会います。そしてイジメられている事実を初めて打ち明けた相手がエリです。エリとの関係の中で、どことなくひ弱だったオスカーが強く変わろうとするところは青春作品のようです。しかし、エリの励ましはオスカーをイジメから救うためだけのものでしょうか?そう言う言葉の裏にある「怖さ」を感じさせる作品です。
一方エリは、父親とふたり暮らし。この町に引越ししてきます。しかし映画を観ていくと、この男は父親なの?と言う疑問を持たせる表現をします。しかしこれも映画では何の説明もありません。入院している男の元にエリが行ったとき、自分の身をエリに捧げるシーンにはグッとこみ上げるものを感じました。
このような愛を感じさせる人間社会と、ヴァンパイアであるエリの現実。
エリは父親らしき男のように、庇護されて暮らしていくしかないヴァンパイアなのです。それ故にエリがオスカーに(イジメた相手をやり返すのよ)と助言した言葉の本当の意味は?と映画を見終わったあとに考え、エリの打算?とフッと思った瞬間、背筋がゾクッとしました。
日本ではヴァンパイア伝説は一般的でありません。なのでヴァンパイア伝説に基づくエピソードは理解しきれないものもあります。たとえば、映画の英語題である「Let the right one in」ですが、直訳すると「受け入れて」と言う意味になります。これはオスカーの家にエリを入れる、入れないのシーンで使われた言葉です。このシーンでのエリの反応はヴァンパイア伝説によるもののようです。
男、女、それがヴァンパイアであっても純粋に愛すると言う純愛作品にも取れるし、庇護者を持たなければ生きていけないヴァンパイアのしたたかさにオスカーがハマっていく様を描いた作品と言えばそうも取れます。何とも奥の深い作品だと思いました。
ぜひ原作を読んでみたいです。
この映画は早速ハリウッドで「モールス」と言う作品でリメイクされました。そちらを見ていないので、比べることはできませんが、見るまでもなくオリジナルを超えることはないのでは?と思わせるクオリティーを持った作品でした。
興味を持たれたらぜひ観て下さい。そして感想を聞かせて下さい。




(500日)のサマー 
(500) DAYS OF SUMMER  *500日のサマー*
2009年 / 米
監督:マーク・ウェブ
CAST:ジョセフ・ゴードン=レビット、ズーイー・デシャネル

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<STORY>
グリーティングカードの会社に勤めるライターのトムは、アシスタントとして入社してきたサマーに一目惚れするが自分から彼女に声をかけることができないでいた。そんなある日、偶然にエレベーターが一緒になり、話しかけてくれたサマー。同じ音楽が好きだとわかり仲良くなる。それでも積極的にサマーにアピールできないトム。28日目にようやく友だちの助けを借りてサマーに気持ちを告げるが、「恋人は欲しくないし、誰かの所有物になるのは理解できないから友達でいいなら仲良くなりましよう」と言われる。それでもトムは有頂天になる。友だちなのに毎日デートを重ね、食事もし、セックスもする関係。そんなふたりの関係にトムは戸惑い始めるが・・・。


<感想> 評価 ★3.5
コレは男子向きの作品じゃないでしょうか?恋愛下手な男子はきっとトムの、好きになってもなかなか告白出来ないところや、相手の何気ない言葉に舞い上がったり、落ち込んだりする気持ちは理解できるハズ。映画でよくあるような夢のようなラブロマンスと違って、リアルな恋愛映画だと思います。現実は、そんな劇的な出会いもないしね。
しかし、この作品を女子目線で見ると、サマーの身勝手な発言や態度、行動には少々イラッとします。とは言え、恋愛と結婚は別。気が合って楽しい人と惹かれる人は違う。と言う感覚は女子はあるんですよね。故に、サマーを全否定しかねるところはあります。
ほんとうの恋愛をまだ知らない男子が落ちてしまいがちな小悪魔的女の子をズーイー・デシャネルが好演。彼女のお人形のような顔立ちと雰囲気に多くの男子は自分を知らずに恋しちゃうんでしょうねー。トム役のジョセフ・ゴードン=レビットもキュートです。カレってめちゃくちゃイケメンでもないのに、雰囲気があるのかな?トム役にハマっていました。
映画の冒頭に<この映画は恋愛映画じゃありません>みたいな語りがあるんですけど、その通りです。甘い夢を見させてくれるような作品を見たいならチョィスしちゃダメです。この作品はただただリアルですから。
サマーに目がハートのトム。ここでキスしたら・・、ここは抱きしめないと!って場面をことごとく外します(笑)こんなんじゃ女子の心をきゅんとはさせませんよね。
単純に見れば、サマーは悪い女でトムが可哀想に見えるけれど、恋愛はふたりでするものです。どちらかの気持ちが多くてもダメ。同じだけ相手を好きで、尊敬し求めていることが大切。愛されてるだけでも、気が合うだけでも成立しないもんなんだと思うのです。この作品はその部分を鋭くついていると思います。
互いに影響しあったり、ふたりで高め合うのも恋愛なら、失恋したことによって変わることも恋愛の大切な意味だと今ならわかる私です。ラスト、トムはほんとうにツライ失恋をしたけれど、サマーから”何か”を得たのだと思います。そしてそれはサマーも。互いが別れたことによって選んだ人生を見て、これがリアルな恋愛なんだよなっと思いました。
また、作品としては、過去や現在とあっちこっちに飛ぶ構成、音楽の使い方、IKEAやビートルズなど日常に私たちが接しているものの使い方がユニークで上手かったと思います。

たった98分の作品だけど自分たちの日常と関わり合いが深い内容だからこそ感想も長く濃くなっちゃいます。それが素敵な映画と出会うよろこびでもあります。
見ている時より見終わったあとに良さを感じる作品でした
塔の上のラプンツェル 
*塔の上のラプンツェル*
ディズニーアニメ

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<STORY>
深い森に囲まれた高い塔の上に暮らすラプンツェル。魔法の長い髪を持つ彼女は、18年間一度も塔の外に出たことがなかった。そんな彼女の夢は、自分の誕生日になると夜空いっぱいに現れる“不思議な灯り”の正体を確かめること…。塔に忍び込んだ大泥棒フリンとの出会いをきっかけに、魔法の髪に導かれたラプンツェルの“すべてが初めて”の旅が始まる。
その先には、彼女自身の秘密を解き明かす、思いもよらぬ運命が待ち受けていた…。

<感想> 評価★4.5
原作はグリム童話ですが、この作品はディズニー版の「ラプンツェル」です。
しかし、ディズニー映画はほんとうにすばらしいです。
ミュージカル風なところも大好き。 ワクワクさせてときめかせて、笑わせて・・・どんどん物語の世界に引き込んでくれます。
愛らしい中にもたくましさと芯の強さを兼ね備えた主人公のラプンツェルは魅力的。そしてこの映画のおもしろいところはヒーローポジションにいるフリン・ライダーが盗賊と言うところ。悪者がヒーローです。このフリン、ニヒルで悪者になりきれない男。世間知らずのラプンツェルとのかけ合いが楽しいです。
脇を固めるのはラプンツェルのただひとりの友だちであるカメレオンのパスカルと、お城の馬であるマキシマス。重要な役どころをカメレオンと馬が担ってます。ディズニーは動物を上手に配役させますよね。今回も大切なポジションでした。観て良かったと思える1作です。